おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

襖(ふすま)張り替えます

2017-11-15 16:37:00 | 日記

【今日の 表具師】

2階の息子の部屋のふすまは彼が中高生の頃、ありとあらゆる印刷物を貼っていたので

貼ったところと、貼らなかったところの色が変わっている。

 拡大すると 

写真では分かりにくいかもしれないが相当汚い。

暇だから一念発起して張り替えることにした。

 

まずは古いふすま紙を取らにゃならん。

 これがなかなかの難物

やっとこ剥がれた。江戸時代の浮世絵でも出てこんかいなあ、と期待したが

残念ながら「ふすまの下貼り」は何でもない合板である。

 

  

この上にホームセンターで買ってきた『ふすまでも壁紙でも良いよ』という糊がついている紙を貼る。

紙を裏返してから水をたっぷりとスポンジで塗って・・・・・

紙が水を吸って伸びるまで、大五郎5分待つのだぞ。

♬ シトシトぴっちゃん♪シトぴっちゃん ♬、思わずメロディーが出るなあ。

 

そしてからに、ふすまを裏返して紙に乗せ、そのまま再度裏返す(つまり表にするのね)

 

そして、これからがメインイベント、たわみや皺の出ないように、細心の注意を払いつつ枠いっぱいに紙を押し当てて

よく切れるカッターの刃で余分な紙を切ってゆくのである。

 

「どうしてもやってみたーい」と連れ合いが希望するので「やらせてやった」

 

カッターの刃は常に更新しないとすぐに紙がグズグズになってしまって

枠ピッタシにスパッとならないのだ。分かるかなー

慣用句で「切れがいい切れが悪い」というがこれから来ている言葉である。(ワシの思い付き)

 完全に乾燥すると、施工途中の目立った皺などはきれいさっぱりなくなっている。

これで自信を得たぞ。

次は左側のもう一枚も新しくするか。

と思っていたら、1階の連れ合いの部屋のふすまも「私、自分でやってみようかしら」という

 

まあ、一人でやるより2人のほうが楽だし早い。

急にあんた、DIYに目覚めちゃったのかしら。DIYババアね。

女性の社会進出、結構なことである。