【今日の 観光三昧】
夕べはよく寝たわ、あんな寂しい道の駅で、ワシらの他には誰もいてへん。
まあ、東北へ行った時も山ん中で恐ろしいほどの状況でも一晩を過ごした経験があるから、それに比べりゃいい方だ。
さて、朝一で熊野本宮大社へ行く
いきなりの階段これがきつかった。この時点では
その後つづく「本日の階段責め」を予想できなかったのである。
上がった先に厳かな熊野本宮がある。
参拝の順序が決まっていて、それに従いお参りをする。
熊野本宮の門前町、ここに限らず全国的に門前町は歴史的景観に配慮するようになったが。ここの郵便局はこれを打ち壊すようなベラボウな建物、何か役場に文句あるの?
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新宮に帰る途中に、全国的に名高い「瀞峡めぐり」(どろきょうめぐり)という高速ジェット船で奇岩の立ち並ぶ峡谷を走るツアーがあるが、先日の台風21号で川が荒れたということで営業休止。
それでももったいないので車で上流の「瀞峡」自体を見に行く
瀞峡の船着き場に行くと、個人経営?の船頭がいて「観光?好いですよ」という。
値段は張ったが、ワシら二人を乗せて個人瀞峡ツアー貸切の巻。
払った金に見合うだけの素晴らしい景観を堪能する。
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熊野那智大社
ここもいきなりの階段責め
学校の勉強と同じで一段ずつ登ってゆく
大社は急峻な山の上にあるので本当に大変ですわ。
明日の朝はさぞ足が張るのだろう。
那智の滝も見ましたぞ。
今はどこにいるのかというと(今夜はどこで寝るのかというと)
太地町(たいじちょう)というところの国民宿舎で湯に入り
そこから少し離れた場所にある道の駅でおやすみなさいである。
この町はクジラの町として有名で
ピースボートの連中が「囲い込み漁」の邪魔をしに来るようなところである。
映画にもなった。
クジラを捕るキャッチャーボートが陸に展示されてあるのだ。
ワシの子供のころは「キャッチャーボート」」カッコイイだったのだよ。