おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

初宮参り

2015-06-15 19:09:31 | 日記

【今日の 鬼子母神(きしもじん】

えーと、4人目の孫が女の子で、昨日の日曜日に初宮参りにいってきましたぞ。

所は江戸は雑司ヶ谷の「鬼子母神」威光山法明寺

安産と子育ての神様だそうです。

鬼子母神と言う神様は、

その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、王舎城(オウシャジョウ)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。
しかしその性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。

お釈迦様は、その過ちから帝母を救うことを考えられ、その末の子を隠してしまいました。その時の帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、お釈迦様は、
「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。

そこで帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。

こういった由来であるので、初(女)孫の初宮参りにはピッタシ、グーな寺である。

息子の家から歩いて行ける距離だけれど片道30分以上もかかる

あー疲れたがおめでたいこんだから、いいぢゃあないの。

鬼子母神の鬼と言う字は普通頭に点があるが、ここ法明寺の文字は特別。

上の写真を見てみると分るが鬼の頭に点が無い。つまり角(つの)が無いという事だそうだ。

ははー恐れ入りました。これを地口で「恐れ入谷の鬼子母神」という。

この『入谷』にも鬼子母神はあって台東区下谷の真源寺と言う。

 

なんだ神田の大明神とか、あたり前田のクラッカーとか、その手は桑名の焼き蛤とか、とかく地口は面白い。