語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】足がつったとき ~こむら返り対症療法~

2017年06月19日 | 医療・保健・福祉・介護
 運動中や仕事の途中に足がつるのもつらいが、睡眠中に起こる足のひきつり(こむら返り)も、強い激痛を伴う。
 こむら返りはふくらはぎや土踏まず、足の指などに異常な神経緊張が起こって、筋肉が収縮したまま戻らなくなった状態だ。足が疲れたときや、日頃からの運動不足、冷えで足がむくんでいるときに起こりやすいといわれるが、原因が分からず常態化する場合もある。
 足がつって激痛が走ったときは、まず痛む足のつま先をつかみ、ぐっと反らして、すねのほうに引き上げるといいだろう。ふくらはぎを伸ばすように足先を引き上げると、収縮している筋を逆の方向に引くことになり、収縮と痛みが抑えられる。
 ふくらはぎには承筋(しょうきん)(ふくらはぎの中心線上で、かかととひざの後ろの真ん中)と承山(しょうざん)(ふくらはぎの一番下の筋肉)という二つのツボがある。痛みが落ち着いたらこの部分を中心にやさしくマッサージして血の巡りを良くするといい。こむら返りがクセにならないための一つの方法になるだろう。

□南雲つぐみ(医学ライター)「足がつったとき ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月13日)を引用
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【南雲つぐみ】朝のグーパー体操

2017年06月19日 | 医療・保健・福祉・介護
 朝、目が覚めると手の関節がこわばっていて、上手に指を握れないことはないだろうか。女性では、50歳前後くらいから、このような手のこわばりに悩まされる人が増えるようだ。
 もし1時間以上、こわばりが取れないようなら、関節リウマチの恐れがあるので、ぜひ医療機関を受診してほしい。関節リウマチは女性に多く、患者数は男性の4倍ともいわれる。好発年齢は40代からで、更年期障害が起こる時期と重なるのが特徴だ。
 しばらくして、こわばりが和らぐようならば、更年期に起こりがちな不定愁訴の一つと考えてもいいかもしれない。女性ホルモンのエストロゲン分泌の低下が影響していると考えられる。指や肘、膝などの関節の柔軟性を保つ働きをしているコラーゲンが、エストロゲンの減少とともに減ってしまうのだそうだ。
 このような場合は、目が覚めたら横になったまま5~10回両手の指を動かす“グーパー体操”を日課にしてみよう。動かさないと、血流が悪くなり、ますます動きにくくなってしまう。

□南雲つぐみ(医学ライター)「朝のグーパー体操 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月1日)を引用
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【南雲つぐみ】アイソメトリック・トレーニング ~家の中や職場で手軽に~

2017年06月19日 | 医療・保健・福祉・介護
 あまり運動習慣のない人でも、家の中や職場で手軽にできるのが「アイソメトリック・トレーニング」。「動かない壁を全力で押す」というような静かに行う筋トレだ。
 よく行われているのは、胸の前で両手のひらを合わせて(合掌)、両方の手を思いっきり10秒ほど押し合う方法だ。この運動は大胸筋を鍛える効果がある。また、両手の親指以外の4本の指を組んで、外側に向けて思いっきり引っ張る運動は、広背筋を鍛えることができるという。
 そのほかイスに座って両腕を伸ばした状態で両膝の上に置く。やや下を向いて腕で膝を押し続けると、腹筋に効く。さらに電車の中でつり革につかまって、両腕を引き下ろすと上腕二頭筋を刺激する。
 流し台の縁をしっかりつかんで足を肩幅に広げ、太ももの裏、お尻、背筋に力を入れながら、腰を後方に引くと、大腿や大殿筋を鍛えることになる。
 どれも10秒から15秒、思いっきり力を入れ続けることで、効果が期待できるそうだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「アイソメトリック ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年3月11日)を引用
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【南雲つぐみ】消費期限を守る ~ウイルス性の食中毒から細菌性の食中毒へ~

2017年06月19日 | 医療・保健・福祉・介護
 夜のスーパーや総菜売り場で、30%オフや半額シールが貼られたコロッケや唐揚げ。「一品足りない」というときには、ありがたい助っ人になってくれる。ただし、その日のうちに食べ切ることが前提なので、買い過ぎると無駄遣いになりかねない。
 スーパーの見切り商品を日々の節約のためにもっと活用するためには、豆腐や納豆、牛乳、卵など日配品といわれる商品を狙うのもいい。消費期限までに数日あれば、毎日の献立作りに役立つ。
 日配品の割引商品を買えそうな時間帯は、夜ではなく午前中。なぜなら多くのスーパーでは開店時からその日の品出しを行い、期限の迫った商品を見切り品ワゴンなどに乗せていくからだ。
 これからの季節は、冬の間集団発生することが多かったノロウイルスなどウイルス性の食中毒は減る。一方で、暖かくなると、O157やサルモネラなど細菌性の食中毒は増えてくる。見切り品でも通常の食材でも、消費期限の中で食べきることを心掛けたい。

□南雲つぐみ(医学ライター)「消費期限を守ろう ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月11日)を引用
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【南雲つぐみ】低コレステロール ~痩せ形の女性~

2017年06月19日 | 医療・保健・福祉・介護
 コレステロール値が高いのは、動脈硬化を起こす原因とされるが、コレステロール値が低すぎるのも問題だという。
 コレステロールは脂質の一種であり、体内で細胞膜を作り、体の働きを調節するホルモンの原材料となっている。特に脳細胞には、コレステロールやタンパク質が多く含まれる。そこで、コレステロールが足りないと、イライラやうつ状態、疲れやすいなどの症状が起こりやすいという。
 どのような人に低コレステロールが起こるのかというと、偏食の人やカロリー制限をしている人。つまり、痩せ形の女性に多いのだ。
 総コレステロール値の基準は140~219mg/dlとされるが、食べずにダイエットをしていると、これを下回ってしまう場合がある。するとホルモンが作れなくなり、免疫機能が低下するために病気にかかりやすくなる。女性では無月経も起こる。
 総死亡率の低いコレステロール値は180~200mg/dlで、それ以上でもそれ以下でも総死亡率は高まるともいわれている。

□南雲つぐみ(医学ライター)「低コレステロール ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年3月23日)を引用
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【南雲つぐみ】血糖値スパイクに注意

2017年06月19日 | 医療・保健・福祉・介護
 Aさん(44)は、夕方の2~3時間が苦手だった。体が重く、食事を作るのもだるい。イライラして子どもの行動がやたらと気に障って叱りつける。なぜこんなに感情を抑えられないのか、不思議だったという。
 その後、栄養療法クリニックを受診すると、食後に血糖値が急上昇・急降下しやすい体質だということが分かった。特に、昼食をラーメンや丼ものなど炭水化物を食べたときは顕著で、上がった血糖値が夕方にかけて下がっていく状態になる。これが、疲労感やイライラ、虚脱感などを起こしていたという。
 そこで、昼に炭水化物を取るのをやめると、あまり気分の変動を感じずに落ち着いて過ごすことができた。以来、炭水化物を減らした生活を心掛けているそうだ。
 血糖値の急上昇は、「血糖値スパイク」として、テレビの健康番組にも取り上げられている。こうした急な変動は、食後の強い眠気や集中力の低下をはじめ、Aさんのように夕方に不調を感じることもある。脳梗塞や心筋梗塞のリスクともいわれるので注意が必要だ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「血糖値スパイクに注意 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年3月9日)を引用
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