語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】春キャベツとアサリ

2017年05月01日 | 医療・保健・福祉・介護
 冬に出回るキャベツは、店先で選ぶときに巻きがしっかりと詰まっていて、持ったときにずっしりと重いものを選ぶといい。しかし、春キャベツは、芯が小さくてふんわり軽いものを選ぶと、柔らかいキャベツに出合える。
 シャキシャキして甘みのある春キャベツは、サラダにしてもいいが、旬のアサリといっしょに蒸し煮にするのもいい。
 キャベツにはビタミンCや食物繊維のほか、ビタミンU(キャベジン)も多く含まれている。この成分は胃や十二指腸などの健康を保つ働きがあるとされる。キャベツの搾り汁から発見されたためキャベジンと名付けられた。水溶性ビタミンなので、ゆでると水に溶け出てしまう。そこでスープ仕立てで煮汁ごと全部食べるのがよい。また、キャベツは外側の葉と芯の近くの葉にビタミンCやカルシウムが多い。春キャベツなら外の葉も芯も柔らかく摂取することができる。
 スープの素を足し、牛乳を加えて春キャベツのクラムチャウダーにしても、滋味満点でおいしい。

□南雲つぐみ(医学ライター)「春キャベツとアサリ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月28日)を引用
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