語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】白酒と甘酒 ~甘酒は栄養豊富~

2017年03月05日 | 医療・保健・福祉・介護
 3月3日はひなまつり。「桃の節句」ともいわれ、祝いのお膳として、桃の花を漬け込んだ桃花酒というものが飲まれていたが、江戸時代ごろから白酒が飲まれるようになったそうだ。童謡「うれしいひなまつり」には「少し白酒 召されたか 赤いお顔の 右大臣」という歌詞がある。これが頭に残っていたのか、私は白酒と甘酒を混同していて、甘酒は大人が酔うほどアルコール度数の強い酒なのかと、長い間勘違いしていた。
 白酒は、みりんや焼酎などに蒸したもち米や米こうじを仕込んで熟成させ、軽くすりつぶして造るそうだ。アルコール分は9%前後で、酒税法ではリキュール類に分類されている。
 一方、甘酒は、ご飯やおかゆに米こうじを混ぜて保温し、米のでんぷんを糖化させたもの。一晩でできることから一夜酒ともいうそうだ。アルコールはほとんど含まないので、ひなまつりに子どもも飲むが、最近は健康飲料として人気がある。別名は「飲む点滴」だ。ビタミンB群やアミノ酸などが豊富で、肌や髪のつやをよくし、疲労回復にも効果があるそうだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「白酒と甘酒 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年月日)を引用
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