語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】ソラマメ ~美味しいのは3日間だけ~

2017年05月17日 | 医療・保健・福祉・介護
 ソラマメはさやの内側が蚕のまゆに似ていることから、漢字で「空豆」と書くことがある。他にも「四月豆」や「五月豆」、「雪割豆」などの呼び名もあるそうだ。
 日本は南北に長いため、桜に開花前線があるように、食べ物の旬も地域によって差がある。どの地域でも、旬の味わいを楽しみにしてきた。
 ソラマメは、マメ科の中でも特に鮮度が落ちやすい。収穫した直後から栄養価が落ち始め、「美味しいのは3日間だけ」ともいわれるそうだ。
 新鮮さを見極めるポイントは、さやが濃い緑色で、茶色い部分がないこと。新鮮なものを見つけたら、その日のうちに食べるのがよい。さやから出すとすぐに豆の外の皮が硬くなって風味が低下するので、調理する直前までさやから出さないのも、おいしさを保つこつになるそうだ。
 大きさの割に火が通りやすいので、ゆで過ぎに注意しよう。ゆでる場合は約2分。さやのままで網焼きにして食べるのもいい。皮にも食物繊維が豊富なので、スープなどにして皮ごと食べるのもおすすめだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「ソラマメ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年5月14日)を引用
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