語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】二日酔いの朝に

2017年04月28日 | 医療・保健・福祉・介護
 飲酒による頭痛や吐き気などを和らげるとされる漢方薬に「五苓散」がある。五苓散は体内の水分代謝を正常にするとされ、体内に滞留した水分とともに二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを排出して、症状を改善するという。
 どんな漢方薬も体質によって適合するとは限らない。服用にあたっては医師や薬剤師に相談することも大切だし、二日酔いの場合も常用することは避けたい。
 一方、古くから飲み過ぎた朝にいいといわれているのが、「梅醤番茶」。湯のみに梅肉を入れてしょうゆをたらし、番茶を注いで、かきまぜて熱いうちに飲むだけ。
 梅肉は強力なアルカリ性食品で、クエン酸やリンゴ酸などの成分に解毒作用や胃腸の活性化、疲労回復作用などが期待される。これにお茶のカテキンやしょうゆの大豆サポニンなどの抗酸化作用がプラスされて、飲み過ぎて疲れた内臓を温めて癒やし、体調を整える。有効成分を生かすために梅干しやしょうゆはなるべく添加物を含まない有機食材を使いたい。

□南雲つぐみ(医学ライター)「二日酔いの朝に ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月25日)を引用
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