語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】口角炎のケア

2017年04月24日 | 医療・保健・福祉・介護
 唇の両端が裂けて、血が出てくる口角炎は、なかなか治りにくいことがある。傷がふさがったと思っても、口を開けただけでまた切れてしまう。痛みも強く、食事をするのもつらいほどだ。
 口角炎のほとんどはカンジダ菌の感染とされている。カンジダ菌はもともと体内にあり、普段は悪影響を及ぼさない常在菌だ。ところが、ストレスや病気で免疫力が下がったり、ビタミンB2、B6、鉄分などの栄養不足が続いたりすると活動が盛んになって、炎症を起こす。
 また、抗生物質などを長期間飲み続けている場合や、女性では化粧品によるかぶれでブドウ球菌や連鎖球菌に感染して起こる場合もあるという。
 口角炎が治りにくいときには、まず清潔にすることが大切だ。いくら薬を塗っても、傷口に食べ物のかすがついたままだったり、指で触ってかさぶたをはがしていれば治りにくい。
 対策は、食後に口の周りを水できれいに洗う。そしてワセリンなどの保湿剤を塗って、触らないようにしておくことが悪化させない秘訣だ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「口角炎のケア ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月5日)を引用
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