語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】春休みの時差ぼけ

2017年03月30日 | 医療・保健・福祉・介護
 人間は目が覚めて朝日を浴びてから16時間後にまた眠たくなるという睡眠リズムを持っているとされる。これはメラトニンという睡眠ホルモンの分泌によるものだ。
 日本と昼夜が逆の国に行くと、朝、日本をたって9時間後に到着したのに、着いた先ではまだ日中というような時間のズレが生じる。
 このような場合に起こるのが時差ぼけ。体内時計と環境にズレが生じるのが原因だが、同じ場所にいても生活リズムが崩れると、時差ぼけのような睡眠リズムのトラブルが起こりやすくなる。
 夜勤(交代勤務)がある仕事、試験勉強、締め切りなどがある仕事で、夜も昼と同じような緊張状態が続く人は要注意だ。夜遅くまでインターネットや携帯電話での情報のやりとりをしている場合も、眠れない状況になりやすい。その結果、朝も起きられなくなる。
 春休みは学生にとって、昼夜逆転しがちな時期だが、そのまま新学期を迎えると、新年度からいい生活リズムがつかめない。休み中もできるだけ普段と同じ生活リズムで過ごすことが理想なのだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「春休みの時差ぼけ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年3月29日)を引用
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