語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】夏至 ~6月21日~

2017年06月22日 | 医療・保健・福祉・介護
 夏至は1年で昼間が最も長くなる日。今年は6月21日で、三重県伊勢の二見浦では、夫婦岩の二つの岩の間から上る、一年でもっともエネルギーの強いとされる太陽を拝みながら、みそぎを行う「夏至祭」が行われる。
 太陽から放出されるエネルギー量は季節ごとに変わるわけではないのに、なぜ地球が受ける太陽エネルギーの量は季節ごとに変化するのか。中学校の理科で習ったように、地球が太陽の周りを楕円を描いて公転しているのと、地軸に傾きがあるせいだ。
 夏至のころには、太陽の南中高度が最も高くなり、まさに頭の真上から照りつけているようになる。太陽(焦点)との距離は夏至のすぐ後の7月上旬が最も遠くなり(遠日点)、1月初旬がもっとも近くなる(近日点)。
 また、夏至の時期は、本州では梅雨の真っただ中なので、日照時間は冬至の頃より短い地域もあるようだ。ちなみに夫婦岩に近い鳥羽の6月の平均日照時間は140.5時間(1987~2010年平均・気象庁)で、12月は166.4時間となっている。

□南雲つぐみ(医学ライター)「夏至 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年6月21日)を引用
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