語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】高齢者の事故防止 ~認知機能検査~

2017年04月21日 | 医療・保健・福祉・介護
 4月10日は内閣府が定めた「交通事故死ゼロを目指す日」。この日を含む4月6日から15日までの10日間は、春の全国交通安全運動の期間となっている。
 高齢者による重大事故が続発していることを受けて、先頃、道路交通法の改正が行われた。改正法では、75歳以上のドライバーに交通違反があった場合には臨時の認知機能検査を行う。
 また、免許更新時に違反の有無に関係なく検査を行い、記憶力、判断力が低くなっていると判断された人には、医師の診断が義務付けられた。最終的に認知症と診断されれば、免許停止か取り消しになるという。
 認知機能検査の対象となる交通違反は18項目。信号無視やUターン禁止道路でのUターン、交差点で徐行せずに右左折、交差点で直進する対向車を妨害しての右折などだ。これらは、認知機能が低下すると行われやすい違反とされている。
 また、「わざとやったわけではない」「他の人もやっていることだ」と開き直るのも、認知機能低下で見られる態度の一つだそうだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「高齢者の事故防止 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月9日)を引用
     ↓クリック、プリーズ。↓
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ  人気ブログランキングへ  blogram投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。