青山テルマ feat. SoulJa の『そばにいるね』が
2008年シングルCD売り上げでトップに躍り出たらしい。
この曲は、昨年大ヒットした、ラッパー SoulJa の
『ここにいるよ feat. 青山テルマ』の
アンサー・ソング(answer song) として昨年末にリリースされ、
今年に入って大ブレイクしている。
我々オッサンにとっては、元歌が『ここにいるよ…』で
アンサー・ソングが『そばにいるね』と言われても、混乱するばかり。
おまけにオッサンは、その昔カラオケで入れ込んだ
“TUBE” 前田亘輝の『そばにいるよ』の幻影に惑わされ
混迷の度を深めている(バカ)。
ま、そうは言うものの、そこまで売れているというなら、
一度、元歌とその返答歌を検証してみたい。
あ
『ここにいるよ feat. 青山テルマ』 歌詞 ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/view.php?ID=55787
『そばにいるね』 歌詞 ↓
http://www.uta-net.com/user/phplib/view.php?ID=60443
あ
すでに、元歌の『ここにいるよ…』には、
別れの危機に陥った男のぼやきに、彼女の返答があり、
二人のやり取りがおさめられている。
しかもタイトルの「ここにいるよ」は、はっきりと彼女のアンサーだ。
なもんだから、さらにアンサー・ソングが登場してきて
話はややこしくなるばかりなのだ。
ま、それはともかく、この二曲を通じてその歌詞について思ったのは、
ラップの曲でありながら、『言葉遣いが非常に良い』ということだ。
この点はMrK を含め世の中のオジサン、オバサン達に好感を
持たれるのではないだろうか。
『ここにいるよ…』『そばにいるね』ともに、男は自分を『俺』と言うが、
彼女のことは『君』(それぞれ一ヶ所だけ『お前』)。
「マジせつねぇ」「ちくしょう」「Sh●t」「やっぱ」などは出てくるが、
全体に『俺』は誠実な人間であるように思われる。
彼女の方は自分を『あたし』で一ヶ所『わたし』(笑)。
どうやら、『俺』は『ワーキング・プア』か『ニート』で
経済的な問題から身を引こうと考えているようだ。
『俺』には遠く(沖縄?)に住むことになる彼女を引き止めるだけの
自信と勇気はない。
『格差社会』の厳しい現実に直面した『俺』に思わず同情する。
また、『俺』はメールで自分の気持ちをちゃんと伝えたいのに
do●omo の字数制限に引っかかってか、肝心の箇所が
書き切れなかったりする(失笑)。
さらに、『俺』には、メールだけじゃなく、手紙もしたためようとする
奥ゆかしい一面もある。
一方、『あたし』は、『俺』からの電話を待ち続けて、
『ケータイを握りしめながら眠りにつく』ような夜を過ごす。
そのいじらしさにもまた胸が熱くなるのだ。
あ
こんな言葉遣いのいい(←しつこいよ)好感持てる二人には
世のオバサン、オッサン達からの応援も期待できそうだ。
マジメだが、頼りないこの二人が幸せに結ばれてほしいと願うのは、
若い世代の人達だけではないに違いない。
私は、なぜか青山テルマの風貌が気になっています。いえ、真似しようとか思ってるわけじゃないんですけどね。
最近、他の歌でもアンサーソングが出てましたよね。んー・・・・曲が出てこない。
杏里の「悲しみが止まらない」に対しても・・・なんかありましたよね。あれもアンサーソング?それとも単なる続きソングだったかしら?ドリカムもあったような・・・
あー!なんて不鮮明で頼りない記憶!いかにも「~しながら行動」ばかりの私らしいのですが、もう少し、ヒットソングには耳を傾けようと、今現在反省しております(>_<)
独特の風貌とでも?なにせ青山テルマは 1/4 トリニダード・トバゴですからねぇ…ま、決して美人とは言えませんね(コラコラっ!)。
アンサー・ソングってのはいずれも安直な感じがしてどうも好きになれませんね。三木道三の"Lifetime Respect"のアンサー・ソングとして昨年ヒットしたRSPの"Lifetime Respect―女編―"。曲はしょーもなかったが、6人組ユニットRSPの女性陣は美人揃いだったなあ、ってそんなの関係ねぇ(古っ)。