MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

中秋の十六夜

2007-09-28 21:42:25 | 国際・政治

今夜は十六夜。

満月にくらべ、

じらすように(50分遅れで)登場、

おかげで、のんびりと眺めることができ、

満月ほどまん丸じゃないことから

むしろ(見せかけの?)安心感がただよう、

まるで、どこぞの新総理のような

十六夜の月。

期待していたのだが、

今夜は残念ながら曇空で

拝眉かなわず…

そのおでこの広い新総理、

自らの政治資金収支報告書の領収書の不備に関して

『問題はないが「汗顔の至り」』。

そのほかにも、延々と繰り返し公表される

政治資金収支報告書、寄付にまつわる

政治家の手続きの怠慢、不備の数々…

説明、答弁はいずれも「法律上問題はない」。

「記載もれ」や「領収書の書き換え」や

「禁じられた寄付行為」こそが

「不正」なんですよっ!(怒)

金をちょろまかして自分の懐に入れてさえいなければ

「不正じゃない」って感覚、何とかならないものか?

これって、やっぱ「国民そっちのけ議員」の感覚なんだろう。

件の文科相なんて、なぜか

『力士急死問題』で謝罪に来た北の湖理事長より

30cm以上も低く頭下げてたよ~(違和感)。

って、北の湖の方は頭下げようにも

腹がでっぱってて

あれ以上下がらなかったんだろうけど(冷笑)。

彼も、角界で立て続けに不祥事が勃発し

頭を下げまくらなくっちゃならない立場なんだから、

お腹くらい引っ込めて、頭下がるようにしとけよっ!

なんか、最近、往生際の悪い人たちが多すぎて、

ますます苛立ちを覚えるMrKだが、

これもだらだらと続く『暑い秋』のせい?

このところ『悪い伝統』ばかりが露呈される角界、

ずる休みした朝青龍の方が、まともな人間に

思えてきた。

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キャラが立つのう(脳)

2007-09-24 22:55:06 | デジタル・インターネット

「最近、少々キャラが立ち過ぎで、

古い自民党の方々に

あまり評判の良くない」麻生太郎は、

善戦むなしく落選した。

福田さんと同じように、MrKも

『キャラが立つ』ってどーゆー意味よ?

って思ったが、

むしろ気になったのは、

『古い自民党の方々』って誰よ?

今回、自民党四役(!)に選ばれた方々を

はじめとする派閥のえらい人たちのことかな?

ま、それはさておき、ちまたでは

麻生氏得意の『摑み』の演説にも

登場した『脳内メーカー』なるものに

アクセスが殺到しているそうだ。

なにやら、そのHPに名前を打ち込むだけで

その人の脳内の思考構成?が

たちどころに判明するというのである。

ためしに『MrK』でやってみた ↓

おいおい、『H』と『欲』と『悩み』かい?(呆)

前頭葉が『H』で占められてるのには絶句。

確かに…

これはこれで楽しいのかも知れないが

ちと物足りない気もする。

せめてその結果が、

何問かの性格や思考のテストに答えることで

出てくるのであればねえ。

ついでに、前頭葉とか辺縁系(本能の座)とか

感情の中枢とかを考慮に入れながら、

その人の本性がビシッと

言い当てられたりするのであれば結構ハマるかも?

ま、簡単にできるということで、

何も考えず、憎たらしい政敵の名前でも打ち込んで、

出てきた間抜けな結果に大喜びしたりして

日頃の鬱憤を晴らすことができるわい、とか言いながら

オエラい永田町の先生方も楽しんでおられるそうで、

まだまだニッポンは平和だな~と安堵する

残暑な秋のこの頃なのである。

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罪の重さを何で測るのか?

2007-09-22 01:00:58 | 社会・経済

「天網恢々疎にして漏らさず」

光市母子殺害事件の差し戻し控訴審における

本村洋氏による意見陳述で

氏が被告に対して最後に伝えたいとして

引用した老子の言葉だ。

天の網は広大で目が粗いように見えるが、

悪事を働くものを決して見過ごすことはない、

というような意味だろうが、

むしろ本村氏は、

「人間誰しも悪事を働けば、己の良心が

犯した罪悪を許すことはない。真実を述べて

懺悔しなさい」、と言いたかったのだと思う。

しかし、被告にはその言葉は伝わらなかったようで、

その後、検察官に対して、「なめないでほしい」と言ったという。

(ここで、「言い放った」と書いてしまうと、感情が

入ってしまう)

本村氏の意見陳述を全部読むと、彼の被告に対する

気持ちが痛いほど伝わってくる ↓

http://megalodon.jp/?url=http://fukutomim.iza.ne.jp/blog/entry/306233/&date=20070922002012

最後に

「妻と娘の命を奪った被告人に対し、死刑を望みます。」

司法に疎いMrKが、この公判のこれまでの成り行きについて

とやかく言える資格はないが、

被告の供述内容の大きな変化、弁護団の説得力に欠ける会見、

検察による挑発的な質問の仕方など、

理解に苦しむ点は確かに多い。

極刑が当然のように国民を誘導するマスコミの報道姿勢にも

問題はあろう。

ただ一つ思うこと、それは

「健康な人間の命を奪うことは

簡単にできるものではない」

ということだ。

医療の現場では、ちょっとした過誤、過失が

患者さんの死に直結することは、ままある。

人の命が、こんなにあっけなく失われるものなのかと

呆然とすることもある。

しかし日常の生活において、殺意のない人間が、

果たして、人の命を奪うことができるだろうか?

それが、率直な疑問だ。

そこには、法医学的見解との整合性を十分に

吟味する必要性があるだろうが。

今回の裁判を傍観する限り、

素人から見た司法制度の難解性を改めて

実感する。

再来年の裁判員制度の開始を前に、

わかりやすい司法のあり方と

裁判報道の公平性が強く求められる。

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すいばり

2007-09-19 00:24:35 | 健康・病気

今日、手に「すいばり」がたった人が来た。

さっそく、注射針でほじくって取り出そうと試みた。

ここで、「すいばりがたった」って一体どういう意味?

と思われる方も多いだろう。

「すいばり」とは「ささくれた木の小片」のことで、

これが皮膚に刺さることを

「すいばりがたつ」というのだが、

これって、ローカルな言葉らしい(すなわち方言)。

詳しくはこちら ↓

http://www2u.biglobe.ne.jp/~sasak/

広島県人なら誰でも使うし、

これ以上、言い得てる表現はないと思うんだけど…

「とげ」では…うーんどうもピンとこない。

(「すいばり」だと、いかにも痛そっ!なのだが)

上記HPによれば、

「すいばり」は中国地方から九州北部で

使われている言葉のようだが、

もう少し広い地域では

「さくば」「すいばら」「そげ」「しいばり」などの

言葉が用いられているようだ。

自分の皮膚に突き刺さった「すいばり」を

縫い針とか使って自分自身でほじくり出すのは

痛そうで勇気がいる。

今日、人の「すいばり」をほじくりながら思ったのは

やってる自分はちっとも痛くなかったこと(当然か)。

痛くないからこそ思い切ってできることもある(なるほど)。

さて、ここで「心のすいばり(とげ)」のことを思った(飛躍)。

その人の「心の痛み」を理解してあげることも重要だろう。

しかし、自分で抜くことのかなわぬ「とげ」ならば

痛みを感じない立場の人間こそが、

思い切って抜いてあげることが必要なのかも知れないと思う。

(そのためには少し心をほじくる必要があるが…)

「とげぬき地蔵」で有名な東京巣鴨の「高岩寺」。

「病のとげ」だけでなく

「心のとげ」も抜いてくれるというご利益で

大勢のお年寄りが訪れるという。

この町全体のあたたかい雰囲気も

癒しの効果に一役かっているいるのであろう。

…そんなことを考えながら、

ヒトの身体なのをいいことに、傷をグイグイえぐったところ、

難産の末、ようやく黒っぽい小さな木片がポロッと出てきた。

いやぁ、めでたし、めでたし…。

朝青龍氏と安倍氏、お二人の「心のすいばり」も、

一刻も早く取り除かれ、傷が癒えること

お祈りする(強引なオチにて終了)。

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walking political disaster

2007-09-13 23:27:59 | インポート

今回の安倍総理の辞意表明を受け、

米国紙 "Washington Post" 紙(電子版)が

参院選惨敗後の数週間、安倍氏が

「政界の歩くしかばね」であり、

文化人からは「甘やかされた少年」と

揶揄され笑いものとなっていたと、

報じた。(イザ!β版) ↓

http://megalodon.jp/?url=http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/84326/&date=20070913224203

早速、washingtonpost.com を訪ねてみた。

「政界の歩くしかばね」が、

タイトルの "walking political disaster" だ。

disaster はゾンビなのか(唖然)。

一方、「甘やかされた少年」は

"spoiled little boy" だった。

入院中の「病人」に

さらにムチ打たせてもらうなら、

「役立たずのおぼっちゃま」なんてどう?

英国紙からも「サムライらしからぬ臆病な決断」と

批判されている。

確かに、首相就任にあたって、

タイミングや運の悪さがあった点は気の毒だったと思う。

しかし…同情の念も禁じえなかった矢先、

本日付の「安倍内閣メールマガジン」を読んでがっかりした。

「無責任と言われるかもしれません」の一文と、

これまでの支援に対する感謝の意は示されていたものの、

結果的に国会や国政に空白を生じ、

国民に一層の不安感を与えることとなった自らの決断に対して

一切の謝罪の文言はなかった。

ただひたすら、今回の決意に至った言い訳に徹していた。

最後まで、気持ちが国民に向いていなかったのだなぁ、

としみじみ思うのである。

今ごろ、慶応大学病院のVIPルームのベッドの上で、

万華鏡を覗きながら心身を休めておられることを

期待する(なんで?)。

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