MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

『魂』の歌声

2013-11-27 22:16:24 | デジタル・インターネット

YouTube に投稿された
脳腫瘍で死を目前にした16才の少女の歌が
話題になっているという(投稿動画は後掲してます)。
そしてその少女が今週、穏やかにこの世を去った…

11月26日付 CNN.com

Teen who covered Katy Perry's 'Roar' dies  Katy Perry(ケイティ・ペリー)の “Roar” をカバーした少女が死去

Oliviawise02_4

By Alan Duke, CNN
 手術不能の脳腫瘍によって精神までむしばまれることを拒んだ十代の少女 Olivia Wise が月曜日(11月25日)に死去した。
 Olivia が9月にトロントのスタジオで録音した Katy Perry の歌がネット上でバイラル・ヒットとなり、彼女は 16年の人生の最後の数週間に一躍有名になった。
 『彼女は、家族のこの上ない愛情に包まれて自宅で穏やかに死去しました』CNN に寄せられた家族のメッセージでそう伝えられた。
 自分の葬儀では人に泣いてもらいたくない、きっと自分の人生を称えてくれるはず、とこの少女が語っていたと、CNN への手紙に母親が綴っていた。
 もはや有効な治療がないことを知り、今年 9月に彼女が録音した Perry のヒット曲“Roar”の彼女版は10月に YouTube で発表されると Perry の目に留まった。
『あなたの歌声はすばらしい響きよ。とっても感動したわ』YouTube に投稿されたビデオで Perry は彼女にそう語っている。『愛しているわ。多くの人たちがあなたを愛しているし、だからこそあなたのビデオは私に伝わった。これを見た誰もが感動させられたの』
 そして Perry は次のように締めくくっている:“Keep roaring!(吠え続けて!)”
 世界的注目によって百万人以上の閲覧者が Olivia の歌にひき寄せられ、脳腫瘍研究の支援のために彼女の名前で始まった Liv Wise Fund に77,000ドルの寄付が集まった。
 このビデオではスタジオの真ん中に座る Olivia が映っていて、最初は静かに歌うが時折苦しそうな呼吸をする。
 『Cause I am a champion, and you’re gonna hear me roar.(だって私はチャンピオンだから、私は吠えるわよ)』
 彼女のエネルギーは高まり、そひて微笑みながら歌う『I got the eye of a tiger, a fighter, dancing through the fire.(私は虎の目をもっている、炎の中踊るファイター)』
 『Olivia はファイターであり、炎の中をくぐり抜けてきたわ』彼女のいとこは YouTube のビデオ投稿の下にある投稿メッセージに書いている。『事実、この歌を録音している間も炎の中をくぐっていたけどそのことはみんな知らないでしょう。なぜなら彼女はそこをうまく踊っていたからよ』
 Olivia の死のわずか数日前、彼女の家族は YouTube に別の歌のビデオを投稿した。“Simple Girl”という曲、これは彼女がどのように人生を送りたかったかについて自身が書いた歌だが、それは彼女が11才の時だった。彼女が歌ったのはまさに9月6日、“Roar”を録音した同じセッションだった。
 『色々な意味で Olivia は、短いけれども充実した人生を送りました』母親は CNN への手紙にそう書いている。
 Olivia は2012年1月、けいれん発作を起こしきわめて悪性の脳腫瘍と診断された。
 母親によると彼女は深刻な予後についてめったに泣き言をいわなかったという。『毎日、彼女は治ることを願っており、マイナスな考えに屈することはほとんどありませんでした。』
 『実のところ、彼女の診断が彼女の人格を変えることはありませんでした』と母親は言う。『むしろそれを高めたのです。彼女はその情報を、適正で成熟した責任あるやり方で受け止めていました。最も困難な時であっても、彼女のことを心配するすべての人たちに笑顔と親しみをもたらそうとしていたのです』



実にかわいらしい少女である…
先ごろ死去した島倉千代子さんもそうだが、
辛い身体に鞭打って死の直前まで
歌で伝えようとするものは何だろうか。
そのような苛酷な状況で歌うからこそ
伝えられるものがあるのかもしれない。
その根底にあるのは、おそらく“魂”だろう。
この少女の生き様には、
彼女よりはるかに年上である私たちにも
大いに教えられるところがあると思うのである。

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減り続ける体重の謎

2013-11-26 20:34:59 | 健康・病気

11月のメディカル・ミステリーです。

11月19日 Washington Post 電子版

Why was this high school student losing weight and feeling so sick? このハイ・スクールの生徒の体重が減り体調が悪かった原因は何か?

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By Sandra G. Boodman,
 Dorsey Davidge(ドーシー・ダヴィッジ)さんは、14才の娘 Cate Chapin(ケイト・チェイピン)が必死で寝室からトイレに行こうとするのを見ては搔き鳴らされるような不安でほとんど制御できないパニック状態となってしまいそうだった。
 1月の最後の週、この中学2年生は重症のインフルエンザと思われる状態となった。一週間後、医師は彼女が肺炎であると判断したが、この診断はのちに、別の考えらえる疾病へと変わることになる。バージニア州 McLean に住むシングルマザーの Davidge さんは Cate が病気になって間もないころは平静を保っていた。しかし、この上の娘 Cate が、休むために途中で立ち止まるというのではなく10フィートすら歩くことができないのを目にし、数週間のうちに痩せこけて変わっていく様にショックを受けていた。

Kidneyeye02
(家族写真)今や Cate Chapin の病気は正しく診断され、この十代の少女の減った体重はほぼ回復している。

 「私は本当に怖い思いをしたのは初めてです」と Davidge さんは言う。「彼女は信じられないくらい弱っていたので、『あゝ、なんてこと!私の娘は何もしないまま痩せ衰えていくばかり』そう思いました」
 Cate は病気になる前から痩せていて、身長が 5フィート2インチ(158.5cm)で 95ポンド(約43㎏)しかなかったが、そのころには 80ポンド強(約36㎏)まで痩せていた。彼女は食欲がなく、ほとんど何も飲まず、一度にベーグルを4分の1以上摂取することができないほどだった。
 「その日が限界でした」と Davidge さんは思い出す。彼女は Cate の小児科医に電話をかけると、その医師はただちに Northern Virginia hospital に入院する必要があると認めた。
 実際に何が原因なのかが医師らによって明らかにされるまで、それからさらに辛い一ヶ月を要することになる。その間、Cate の体重を回復させるための栄養チューブの挿入や多くの専門医への受診や数えきれないほどの検査が行われた。結局、診断は、彼女が眼科医に回ることになった一見無関係に見える症状を Cate が呈したことで可能となる。
 「初めて彼女を診たとき私はひどく興奮しました。なぜなら『彼女の病気は全く新しいカテゴリーに入る』と考えたからです」と Melanie Buttross(メラニー・バトロス)医師は言う。Cate を治療した他の専門医と同じ様に Buttross 医師は最初、彼女の病気はくすぶり続けている感染症の結果であると考えた。
 しかし、その見解は、Buttross 氏が Cate の目を検査したときに発見したことによりただちに覆されることになる。

Flu aftermath  インフルエンザの影響

 Cate の1月の不調はインフルエンザによると見られる特徴があった:不活発で痛みと熱があり、学校を一週間欠席したが改善の徴候が見られなかったため母親は彼女を小児科医に連れていった。その医師は、彼女には何らかのウイルス感染があるが恐らくすぐに軽快するだろうという意見だった。
 しかし5日経っても Cate に変わりはなかった。2度目の受診のとき、おそらく彼女は肺炎を起こしているとその小児科医は判断した。「数日のうちに学校に行けるようになりますよ」Devidge さんは、肺の感染を叩くための抗生物質を処方したときその医師が彼女にそう告げたことを思い出す。
 その抗生物質は効果なく、2日後 Davidge さんは Cate を近くの緊急室に連れて行った。肺炎の診断を確かめるために胸部X線写真を受けている途中で Cate は気を失った。推定された原因は脱水だった;医師たちは彼女に点滴を行って水分補給し、吐き気止めの薬を処方した。
 その翌週、彼女は小児科医の診察室を再び受診した。胸部X線写真には異常はなかった。その後の血液検査でも Cate の進行する衰弱と顕著な体重減少の原因はわからなかった。
 その小児科医の答えてくれない様子に不満だった Davidge さんは診療所を変更した。新たな小児科医は Cate には感染症の可能性があると考えた。彼女は Cate を小児感染症の専門医に紹介、マイコプラズマが疑われた。
 感染があっても患者はあまり重篤感なく歩き回ることから、かつては“歩く肺炎”と呼ばれていたように、マイコプラズマは一般に軽い感染症で治療が必要ないこともある。しばしばインフルエンザなどの呼吸器疾患の後に発症、数週間続き、ほとんどの場合、乾性咳嗽、咽頭痛、衰弱などを引き起こす。しかし、Cate は多くの若年のマイコプラズマの患者に比べはるかに重症だった。彼女の著明な衰弱と食欲の喪失に加えて徐々に目立ってきた急速な体重減少から、別の原因が考えられた:anorexia(拒食症)である。
 Davidge さんは、その可能性を指摘した医師に対して自分は懐疑的であると告げたという。「彼女には食べ物や摂食について問題になったことは一度もありませんでした」と彼女の母親は言う。
 廊下を歩くのも困難となった問題の日、Cate は Northern Virginia hospital に入院した。消化器科医、精神科医、小児科医からなるそこの専門医チームは何が原因かを解明しようと努めた。彼女は胃内視鏡、大腸内視鏡、およびさらなる消化管の精査を受けたが何も異常は発見されなかった。彼女の腎機能が低下していることがわかったため、腎臓専門医が呼ばれた。兆候からは Fanconi syndrome(ファンコニ症候群)の診断の可能性が示唆された。本症候群は血流によって再吸収されるべきたんぱくや他の物質が尿中に放出されてしまう疾患である。そして、彼女には腎臓間質に炎症が起こるタイプの腎炎があるように思われた。
 しかし、医師らはここでも繰り返し拒食症という結論に戻っていたと Davidge さんは言う。自身による飢餓が腎機能に障害を及ぼしている可能性があり、それによって彼女の衰弱も説明できるからである。
 Cate の入院に影響を与える別の要因もあった。彼女はしばしば腹を立て、非協力的となり、時に治療にひどく抵抗したのである;たとえば、大腸内視鏡に必要な前処置液を飲ませるのに数時間かかったと母親は思い起こす。彼女を治療した小児科医は、彼女が話しかけようとしないので“彼女の思惑が理解できないでいる”と Davidge さんに話したという。
 Cate の体重が80ポンド(約36kg)まで激減したとき、医師らは、彼女に確実な栄養補給がなされるよう経鼻胃管の挿入を勧めた。Davidge さんはこの処置に同意した。2月28日、一週間の入院ののち Cate は自宅に戻った。
 「実際には他に何もできることはないし、うまくいけば栄養の管で体重が増えるだろうと彼らは言いました」Davidge さんは思い出す。訪問看護師が数日毎に訪れる一方、Cate は小児科医を週に数回受診した。
 彼女の体重は増え始めたが数週間後、頭打ちとなった。腎機能は異常なままで、原因が何であるかをつきとめるため腎生検を受ける必要があるかもしれないと腎臓内科医は言った。前月に、医師らは若年性関節リウマチ、ループス、単核球症、癌、およびライム病を除外していた。
 「実に、実に感情的に不安定な時期でした」と母親は言う。「ただ何とかやっていたという感じでした」

A revealing new symptom  出現した新たな症状

 退院してから3週間後、Cate が自宅で休んでいたとき突然、左眼に強い鋭い痛みが出現し、ひどい充血も見られた。Davidge さんは、一般には pinkeye(はやり目)と知られる白目部分の感染性炎症である結膜炎、もしくはもっと重症の病気ではないかと考えた。かかりつけの眼科医で友人でもある Buttross 医師に電話をかけ、Cate の眼のケータイ写真を送った。
 眼窩に感染があるかもしれないと心配し、また Cate の最近の入院の件を知った Buttross 医師は Davidge さんに彼女を緊急室に連れて行くよう言った。CT検査では感染は認められなかった;Cate は結膜炎の診断を受け自宅に戻った。
 その翌日、結膜炎でも稀にそういうことがあるものの眼がまだ激しく痛んでいたので、Davidge さんは Cate を Buttross 医師に見せるために連れて行った。
 彼女の眼を検査しながら、その眼科医は、問題は結膜炎でも他の感染症でもないと思うと言った。
 「私は、彼女の眼の前側に白血球、すなわち炎症細胞が浮遊しているのを見たのです」と Buttross 医師は思い出す。それらは、日が照っている部屋に浮遊するホコリの粒子に似ていた。細胞は両眼に存在していたが、Cate の左眼が特に冒されていたと Buttross 医師は言う。
 「これはぶどう膜炎だとわかりました」と彼女は言う。網膜に血流を供給する眼の中間層の炎症であるぶどう膜炎は、外傷、あるいは身体が誤って自身の組織を攻撃する自己免疫反応によって引き起こされる。適正に治療されなければぶどう膜炎から永久的な視力喪失に陥ることもある。
 Buttross 医師はこの眼疾患が Cate のここ最近の医学的問題の手掛かりを与えてくれるかも知れないと考えたが、その機序については確信がなかった。さらに彼女はぶどう膜炎の専門家ではなかったので、Cate をその専門である眼科医に紹介した。
 その数日後、その答えが明らかになった。Cate の先般の病歴の一部、特に腎機能障害を根拠に、そのぶどう膜炎の専門家は、彼女が tubulointerstitial nephritis and uveitis syndrome(TINU)(尿細管間質性腎炎・ぶどう膜炎症候群)というきわめてまれな疾患であると診断した。
 1975年に初めて報告され、まだよくわかっていないこの疾患は一般に思春期の女性にみられ、免疫異常が原因となっている可能性がある。一部の例では感染が先行する。Cate のマイコプラズマ感染がその引き金になった可能性があるが、確実に知る術はない。その他報告された原因として、中国の漢方薬・五苓散の使用があるが Cate はこれを摂取していない。
 TINU の特徴的症候はぶどう膜炎と間質性腎炎である。しばしば腎機能障害がぶどう膜炎に先行する;あるいはぶどう膜炎が最初に起こる例もある。TINU の他の症候に体重減少や衰弱がある。
 治療は一般的にステロイドが用いられる。現在まで、世界中の医学文献でわずかに200例しか報告されておらず、多くの医師はその存在を知らない。
 「それは実際よく知られていない疾患です。聞いたことがあると言いたいところですが、初耳でした」と Buttross 医師は言う。
 Davidge さんにとってその診断は大変な安心感となった。「ついに私たちが取り組んでいる相手がわかったのです」と彼女は言う。
 Cate は最初の受診のとき Buttross 医師が処方してくれたステロイドの点眼を使い始めていた;数週間のうちに彼女の具合は良くなり、急速に体重が増えた。4月2日、92ポンド(約42㎏)に達したとき、栄養チューブが抜去された。彼女の腎機能も改善傾向にあった。
 この疾患はかなり稀なことから Cate はNational Eye Institute に紹介された。在宅教師の支援を受け、彼女は何とか8学年を終了し、現在私立学校の高校1年生として元気に過ごしているが、いまだに疲れやすい。彼女の腎機能は再び正常に機能するようになっている。
 彼女は定期的に Buttross 医師のもとを受診しており、先月、特定の癌の治療に用いられる薬剤である methotrexate(ミトトレキセート)の注射を受け始めた。ステロイド単独ではぶどう膜炎を改善できなかったからである。彼女のステロイド点眼は現在中止が検討されている。
 「治癒について何かと人から言われますが、現実はなんとかコントロールできる慢性疾患とともに生きていくことになります」と Davidge さんは言う。「彼女は今、90%の状態にあると思います」

尿細管間質性腎炎・ぶどう膜炎(TINU)症候群の
標準的診断基準は未だ確立されていない。
腎機能障害とぶどう膜炎を同時に発症しないことが多く
その診断が遅れるケースが多い。
文献によると26%でぶどう膜炎が先行、
65%で腎炎が先行しており、同時発症はわずかに15%だった。
このため早期診断には内科医・眼科医の連携が重要である。
腎機能障害とぶどう膜炎を合併する疾患は
TINU症候群のほかに
サルコイドーシス、シェーグレン症候群、
全身性エリテマトーデス(SLE)、ウェジェナー肉芽腫症
などがある。
これら疾患との鑑別には腎生検で急性間質性腎炎の
病理所見を確認する必要がある。
TINU 症候群の病因は未だ解明されていないが、
感染、薬剤、自己免疫などとの関連が報告されている。
尿細管とぶどう膜に共通の機能があることから、
一見関係のない両者に病変が起こると考えられている。
ぶどう膜炎の視力予後は良好でありステロイド点眼の
反応性は良好であるが半数の症例で再発が見られる。
一方、尿細管間質性腎炎は、
尿細管とその周囲の組織(間質)の障害により
腎機能低下をきたす。
アレルギー性の薬物反応、感染症の他、様々な要因の
関与が考えられている。
原因薬剤が明らかな場合は早急に中止する。
自己免疫が介在しているケースでは
ステロイドの内服治療を行う。
ステロイドに反応すれば予後は良いが、
腎不全が進行し透析を要する場合もある。

本症例では腎機能障害が判明していたことから
早期に腎生検を行うべきだったかもしれない
(が、この親を説得するのはなかなか…かも)。

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最悪の放射線障害

2013-11-14 10:19:38 | 科学

2004年に死去した
パレスチナ自治政府アラファト議長(当時)の死因について
スイスの研究機関が彼の所持品や身体組織を調査した結果
放射性物質のポロニウム210が相当量検出され、
毒殺だった可能性があることが日本時間の11月8日に発表された。
これについてパレスチナ自治政府の幹部はイスラエルの仕業と
主張しているようだが、イスラエル政府は否定している。
放射性物質を用いた毒殺とは穏やかではないが、
歴史的には類似した手口も見られている。
放射線障害は知れば知るほどその恐ろしさが増してくる。
有名な過去の放射線障害の事例がまとめられた記事を紹介する。

11月7日付 ABC News.com より

10 Worst Cases of Radiation Poisoning 放射線障害、最悪の10大事件
By SUSAN DONALDSON JAMES

 今週、元パレスチナ指導者 Yassar Arafat(ヤーシル・アラファト)の死(2004年に死去)が、放射線被曝によるというニュースが流れた。スイスの科学者たちは、Yasser Arafat の肋骨、骨盤、および彼の腐敗した臓器が染み込んだ土中から正常の18倍の濃度のポロニウムが検出されたことから、彼が毒殺されたものと結論づけられると発表した。
 放射線は19世紀になって初めて発見されたが、その危険性はすぐにはわからなかった。1896年、セルビア系アメリカ人の発明家 Nikola Tesla(ニコラ・テスラ)は意図的に自らの指をX線に被曝させ、やけどが生じたという知見を発表した。
 1927年、アメリカの遺伝学者 Hermann Joseph Muller(ハーマン・J・ミラー)は放射線の遺伝的影響を明らかにした研究を発表し、1946年に彼はノーベル賞を受賞した。
 放射線障害はまれではあるが、致死的となる。ポロニウム‐210(P-210)は138日の放射線半減期を持つ高エネルギーα線放射性物質である。これは体内に摂取された場合のみ有害であるが、それは生物組織においてα粒子の到達距離が低いためである。Journal of Radiologic Protection の2007年のレポートによると、結果的に外部汚染では放射線障害を起こさないという。しかし体内に摂取された場合、この有害物質は一ヶ月以内に致死的となり得る。
 ポロニウムの影響により、“急性放射線症候群”として知られているように、まず嘔気、嘔吐、食欲不振、あるいは下痢が起こる。一定の期間の後、患者には脱毛と骨髄障害が見られ、回復がなければ、数週から数ヶ月以内に死亡する。
 無知や産業災害、あるいは犯意によって引き起こされた放射線障害の恐るべきさらなるケースが歴史により明らかとなっている。

1. Physicist Marie Curie 物理学者 マリー・キュリー

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 ポーランド生まれでフランスに帰化した Marie Curie(マリー・キュリー)はポロニウムとラジウムの発見で2度のノーベル賞を受賞した。20世紀への変わり目、医師や産業界は、ラジウム浣腸や飲料水などを市場に出した。
 Marie Curie は、放射線の人体への影響が十分に理解されていないと警告し、そういった治療に反対した。New York Times の彼女の死亡記事によると、1934年、彼女は放射線被曝によって引き起こされた再生不良性貧血で死亡したという。
 彼女はしばしば、ポケットに放射線同位元素の入った試験管を入れて持ち歩き、机の引き出しにそれらを保管していた。暗闇で放射線が発する青緑色の光を彼女が好んでいたことが伝えらえている。

2. Midori Naka at Hiroshima 広島における Midori Naka(仲みどり)

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 第2次世界大戦中、広島と長崎に落とされた核爆弾でおよそ20万人が死亡した。当時“原爆症 atomic bomb disease”と呼ばれた状態に対して詳細に研究された最初の人物は1945年に広島にいた日本人女優 Midori Naka(仲みどり)だった。

3.Eben Byers イーベン・バイヤーズ

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 ペンシルベニア州ピッツバーグカーネギー図書館によると、鉄鋼業者でゴルフのチャンピオンでもあった 51 才の Eben Byers(イーベン・バイヤーズ)は、当時の治療薬“ラジウム水”を大量に摂取後 1932 年に死亡し、放射線の危険性が注目されることになる。
 彼の理学療法士が、腕の痛みと疲れに対して Radithor(ラジトール)という製剤を勧めた。
 ボトル一本中には、毎食後に飲むよう、ラジウム1マイクログラムとエソトリウム1マイクログラムが3回蒸留した水に含有されていた。
 しかし Byers は体重が減少し、頭痛がみられ、彼の顎の骨は壊死し、数本の歯が抜けた。彼は体重が激減し、激しい頭痛に悩まされた。
 Radithor を製造した会社は、人を惑わす虚偽の広告として取り調べをうけたが、Byers の担当医は彼が痛風で死亡したと主張した。

4. Cecil Kelley セシル・ケリー

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 1958年、ニューメキシコ州 Los Alamos のプルトニウム処理プラントでの労働災害はベテランの化学技師 Cecil Kelley(セシル・ケリー)の命を奪った。
 彼は混合タンクからの致死量の中性子とガンマ線に被曝しひどく苦しんで死亡した。彼が攪拌機のスイッチを入れたとき、液体が渦を巻き、プルトニウムの層が衝撃波として放出されたが、それはわずかに200マイクロ秒間のできごとだった。
 米国科学者連盟によると、Kelly は床に倒れ、「身体が燃えている」と叫んだという。
 当初、彼は心神喪失状態だったが、地元の医療センターに到着したときには意識を取り戻し、嘔吐と過呼吸が始まった。皮膚は赤紫色となり、血液にほとんど酸素が取り込まれていないことを示していた。
 一時的に持ち直したが、その後激しい腹痛、過度の発汗を来たし、不整脈を起こして事故後35時間で Kelly は死亡した。

5. Hisashi Ouchi 大内久

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 日本の最悪の放射線事故は1999年、東海村のウラン再処理施設で起こった。硝酸ウラニル溶液が臨界質量を超え3人の作業員が放射線に被曝した。2008年の著書“Slow Death: 83 Days of Radiation Sickness(被曝治療83日間の記録~東海村臨界事故)”によると、3人の作業員が高線量の放射線に被曝したという。
 そのうちの一人 Hisashi Ouchi(大内久)は東京大学病院救急室に運ばれ2ヶ月半後に死亡した。当初、彼は話すことができたが、放射線活性による細胞内の染色体の崩壊が進むにつれ彼の容態は徐々に悪化していった。

6. Alexander Litvinenko アレキサンドル・リトビネンコ

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 2006年、元KGB職員の Alexander Litvinenko(アレキサンドル・リトビネンコ)が政治的亡命者としてイギリスで生活していたとき、原因不明に体調を崩し、3週間後病院で死亡した。剖検により彼の飲んだ紅茶から致死量のポロニウム‐210が検出された。死の直前彼はその毒殺を首謀しているとしてロシア政府を告発した。
 ニューヨークタイムズ紙によると、彼の死は“冷戦後で最も衝撃的なドラマの一つ”を作り出したという。ロシアとイギリスの関係は悪化し、両国の外交官が追放された。
 イギリス当局はこの殺人を、現在ロシア下院議員となっている元KGB随行員 Andrei K. Lugovoi(アンドレイ・ルゴボイ)の仕業であるとした。
 一方、Lugovoi はイギリスの秘密情報機関 MI6 と亡命中のロシアの大物 Boris A. Berezovski(ボリス・ベレゾフスキー)が今回の殺人を計画したと告発している。

7. Harry K. Daghlian, Jr ハリー・ダリアン
 1945年、ニューメキシコ州 Los Alamos で起こった事故は、最高機密のマンハッタン計画に参加していたアルメニア系アメリカ人物理学者 Harry K. Daghlian, Jr.(ハリー・ダリアン)の命を奪った。彼はプルトニウムの芯の周りにいくつかの炭化タングステンのブロックを手で積み上げることで中性子反射体を作成しようとしていた。最後のブロックを所定の位置に動かしていたとき、中性子カウンターがこのシステムが臨界超過すると警告した。彼は誤ってブロックを落としてしまい核反応を誘発、その過程で彼は致死量の中性子放射を受けた。彼は25日後に死亡した。
 Atomic Heritage Foundationによると、この最高機密のマンハッタン計画では数人の科学者たちの命が奪われたという。
 1944年、技師らのグループが Philadelphia Navy Yard(フィラデルフィア海軍工廠)の実験施設で作業中、何の前触れもなく爆発があり、施設一帯に放射性活性の高い6フッ化ウランの煙が発生した。
 死亡したのは技師の Peter Newport Bragg Jr. で、ウラン濃縮のための熱拡散工程を遂行するための業務の一環としてチューブを詰まりを取り除いていた。彼の協働者 Douglas Meigs も死亡した。彼らの業務は最初の原子爆弾の開発に不可欠だった。

8. Louis P. Slotin ルイス・スローティン

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 1946年、カナダ人科学者 Louis P. Slotin(ルイス・スローティン)はニューメキシコ州 Los Alamos における別のマンハッタン計画の実験で死亡した。彼は青い炎に光った致死的なガンマ線と中性子線に被曝した。Slotin はほぼ1,000ラドの放射線を被曝したが、これは生存できた他の6人の同僚よりはるかに多い量だった。
 彼は重傷の下痢、尿量減少、両手の腫脹、体部の発赤、両上肢の広範な水ぶくれ、腸管の運動麻痺、壊疽、さらには“全身体機能の廃絶”を引き起こし、一週間あまりで病院で死去した。

9. Chernobyl Disaster チェルノブイリ大事故

Radiationpoisoning09

 1986年、旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所で爆発があり、何万人もの死亡を引き起こしたが、その正確な数は完全にはわかっていない。
 公式の死亡者数は急性放射線症候群による31人だが、続発した癌、心疾患、先天奇形などがこの事故と関連づけられている。
 作業員は、電源喪失の事態に陥った際に緊急のディーゼル発電機が作動するまで冷却ポンプの稼働を維持するために十分なエネルギーをタービンが作り出せるかどうかをテストする予定だった。
 安全装置が意図的に止められ、原子炉の出力を下げる必要があった。しかし、Green Peace によると、出力レベルが1%以下に下がったためそれを増大させる必要があったとき、予想外の出力上昇が起こったという。緊急停止は作動せず、激しい爆発が引き起こされた。
 この事故では広島原爆より多くの放射線が放出された。

10. K-19 Submarine K-19 原子力潜水艦

Radiationpoisoning10

 1961年、核弾道ミサイルを搭載する2隻のうちの第一号にあたるソビエトの潜水艦はその原子炉が“狂ってしまう”事態に陥った。その原子炉の冷却システムに漏れが生じ、温度が危険なほど高くなる原因となった。
 船長の Nikolai Vladimirovich Zateyey は艦を救うために英雄的苦闘する中、7人の乗員が死に至った。
 Los Angeles Times の1994年の記事によると、原子炉は爆発しなかったがこれらの男たちは“殺してほしいと乗員仲間に懇願しながら”放射線障害の苦しみの中、死亡したという。
 この潜水艦全体が汚染され、2、3年以内に20人以上が死亡した。
 ソビエト連邦が崩壊し放射線により乗員の多くが死亡したことをプラウダ紙が明らかにするまでこの潜水艦と乗組員たちの悲劇は公表されなかった。
 この事故は2002年の映画“K-19:The Widowmaker”の題材となっている(邦題K-19、The Widowmaker は『未亡人製造艦』の意)。

本稿では強調されていないが、
最悪の放射線障害が広島・長崎原爆であることは
言うまでもない。
ただ現代の原子力利用がこういった多くの犠牲の上に
発展を遂げてきたことは確かである。
この歴史を今後どのように生かすべきか
人類は今一度慎重に考える必要がある。

なお10件中2件に日本人が関わっている。
日本人は放射線の怖さを十分知っているはずである。
Fukushima がこれに入らなくて良かったとは思うが
その被害の甚大さにおいては
これらに十分匹敵する事態といえるだろう。

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右はOK、左は…

2013-11-08 18:52:28 | ペット

いかにも能天気に見えるワンちゃんも
実際には意味深にその尻尾を
左右に振り分けているのだそうである。
果たしてその意味とは?

11月5日付 Washington Post 電子版

Does your dog wag left or right? It matters. あなたの犬は尻尾を左に振る?それとも右?それには意味がある。

Dog_1_4
研究者らによると、他の犬の尻尾の振り方に対する犬の情動的反応を理解することは犬の心地をさらに良くするのに役立ち、恐らく、獣医の診察室でペットを落ち着かせる新たな戦略の開発につながるかもしれないという。

By Megan Gannon,
 尻尾を振ることは、これまでに考えられていたより多くの意味を犬の間で伝えている可能性がある。
 犬は尻尾を振る方向に依存して、仲間に対して異なる情動的反応を持つことが最近の研究で明らかにされた。尻尾を右に振る仲間の犬を見ることは犬を落ち着かせるが、左への振りはストレスを誘発するようであるとこの研究者らは言う。
 この研究のために、研究者グループは様々な種類の飼い犬43匹を対象に用いた。動物たちは心拍数を監視するベストを装着され、左、あるいは右のいずれかに尻尾を振る他の犬のビデオを見せられた。
 研究者らによると、左側に尻尾を振るのを見たペットは不安げに行動し、それらの心拍数は上昇したが、犬が右側に尻尾を振るのを見た犬は平静を保っていたという。さらに後者では画面上の犬に近づき始めたが、これは右側への尻尾振りを親交のシグナルと犬が見なしていることを示唆していると研究者らは述べている。
 しかし研究者らによると左右への尻尾振りは犬の仲間内だけで通じる符牒のようなものではない可能性があるという。尻尾を振る方向、およびそれに対する相手の犬の反応は、犬の脳の別々の半球に根差す自動反応に起因する可能性があると彼らは考えている。
 人間の脳の左右の半球が異なる感情や行動をコントロールしていると考えられているのと同じ様に、尻尾を振る方向が、半球活動にマッチしているのかもしれないと、イタリアの Center for Mind/Brain Schiences of the University of Trento の研究者 Giorgio Vallortigara 氏は説明する。
 「言い換えると、右側に偏った犬の尻尾振りを見て、あたかもある種の前向きな姿勢の反応を経験しているかのように左半球を活性化させた犬は、くつろいだ反応を生ずるということです」と Vallortigara 氏は述べている。
 「これに対して、左側に偏った犬の尻尾振りを見て、あたかもある種の後ろ向きな反応を経験しているかのように右半球を活性化させた犬は、標的化するような不安に満ちた反応を生じるだけでなく、心拍数の増加も起こるのです」と Vallortigara 氏は付け加える。「それは驚くべきことだと私は思います」
 Vallortigara 氏らは、こういった反応を理解することで犬の心地を改善させることに役立ち、さらには恐らく、獣医の診察室で彼らを落ち着かせる新たな戦略の開発にも有用となるかもしれないと言う。

大きく尻尾を振っている犬を目にすれば
その犬はきっと喜んでいるに違いないと思う。
しかし実際には尻尾の振り方に左右の偏りが存在しているという。
実際のビデオ画像↓
http://bcove.me/12k8x3mb
(ちなみに我が家の犬を観察してみたところ、ほぼ左右差なかった…)

このように犬の持つ感情によって
尻尾の振り方に偏りが存在することについては
イタリアの神経科学者や獣医師などからなる研究チームから
2007年に報告がある。
犬はうれしい時には左側の脳が活性化して右側に尻尾を振り、
不安やストレスを感じるときには右側の脳が活性化して
左側に尻尾を振ると考えられているそうである。
今回の研究チームはこれを一歩進めて、
犬が他のイヌの尻尾の動きの方向を読み取り
それに反応することを発見した。
他の犬が左側に尻尾を振っているのを見ると
心拍数が上がりストレスに感じていたというのである。

右半球が優位、あるいは左半球が優位ということが
実際にそこまで感情と関連を持つとはにわかに信じがたいのだが、
左脳が仲間の認識に重要な役割を持ち、
右脳が外界に対して注意を払う役割を担っているというのは
知られた事実である。

近くに犬がいる人は、
是非そんな目で彼らを観察してみられてはいかがだろう?

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“肌は、まだ、まにあう”

2013-11-05 14:38:05 | 健康・病気

喫煙習慣は臓器や血管だけでなく
人の風貌まで劣化させてしまう?
そんな研究が発表されたそうである。

10月29日付 NBCnews.com

Smoking really does make you look older, a twin study confirms  喫煙は実際にあなたを老けて見せる~双子の研究で実証

Melissa Dahl,

Smokingmakesyoulookolder01
この双子、右側は喫煙者、左側は非喫煙者である。

 皆さんは喫煙が、顔に何ら利益をもたらさない、ついでに言えば、肺にも心臓にも、あるいは身体の他のほぼすべての部位に対してもいいことがないのはご承知だろう。今回双子を対象にした新たな研究で、喫煙という習慣で実際よりも老けて見えるようになってしまうというふうなことが示唆された。
 恐らく本研究の最適な要因となっているのは、著者らがオハイオ州ツインズバーグで毎年行われる双子フェスティバル(『世界最大の双子の年次総会!』)を利用して今回の研究に盛り込まれた79組の双子のペアをかき集めたことである。3人の形成外科のレジデントのグループが、双子のうち片方が、もう一方より少なくとも5年以上長く喫煙してきたペアの顔を比較した。
 彼らは喫煙している双子(の一方)の顔に老化が進んでいる2、3の主要な領域を確認した:喫煙者では上まぶたが垂れ下がり、下まぶたはたるんでいた。また彼らは口の周りの皺が増えていた。さらに本研究によると喫煙者らは二重あごになっていることが多いという。この研究は10月29日、Plastic and Reconstructive Surgery 誌に発表された。

Smokingmakesyoulookolder02
両方とも喫煙者である。双子の右側は、左側の兄弟より14年間長く喫煙している。

 喫煙は皮膚への酸素を減らし、さらに血液循環も低下させるため、乾燥した皺の多い老けて見える皮膚にしてしまう可能性があると、オハイオ州 Cleveland の形成外科医 Bahman Guyuron 氏は説明する。彼は本研究の筆頭著者となっている。
 このような研究、および類似した他の研究のロジックはこうである:もし、癌、心臓や肺の疾患の脅威、あるいは二次喫煙(受動喫煙)や三次喫煙(受動喫煙が終わった後も表面上にまだ残る有害物質を吸入すること)の危険性が人々に喫煙を止めさせるのに十分でないなら、本人の虚栄心に訴えてみるのはどう?(同じ戦術は、若い人たちに日焼けを避けるように警告する試みで用いられてきた)
 しかしもしあなたが現在喫煙者なら、この研究の趣意はあなたを不快にさせるものではない。なぜなら今この習慣を止めたり控えたりすることは、顔の皮膚へのダメージを含めたあなたの健康のあらゆる面で違いをもたらし得るからだ。双子の片われよりわずか5年間少なく喫煙した人でさえ、若く見える顔をしていたことを本研究は示している。
 「喫煙をやめると同時に、皮膚だけでなく、肺や心血管に対しても自力での修復が始まるのだということが言えるのです」ニュージャージー州の Hackensack University Medical Center の皮膚外科部長 Robin Schinoff 医師は言う。

Smokingmakesyoulookolder03
双子の左側は非喫煙者、右側は29年間喫煙している。

今回の研究結果からは、
喫煙そのものが皮膚をたるませるのか、それとも
喫煙に向かわせる日頃のストレスが影響しているのか、
はわからないように思われる。
とはいえ、若さを少しでも保ちたいのなら
やはり禁煙した方が良さそうだ。

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