4月クールドラマ視聴率は、一応、放映開始前の予想通り、
阿部寛主演の『キャスター』が唯一の10%越え。
ようやく平穏なクールを迎えることができるかと思っていたのだが、
永野芽郁、田中圭の不倫疑惑問題が勃発。
『キャスター』では、関わりのあったとされる韓流俳優が
いつのまにか消滅されてしまう事態に。
初回14.2%(関東リサーチ調べ)あった視聴率もその後徐々に低下しており、
この問題による影響が少なからずあったようである(内容もいまいちだっったが)。
それ以外のドラマはいずれもパッとせず、低調だった。
何を伝えたいのか意味不明なドラマが多すぎる。
そんな中、個人的一推しは全く期待していなかったドラマだが、
川栄李奈の『ダメマネ!-ダメなタレント、マネジメントします-』。
視聴率はさえなかったが、単純にコメディ要素だけは楽しめた。
『それでは、このセリフでお願いしますよ』
(日テレ『ダメマネ!-ダメなタレント、マネジメントします-』より)
それでは、次クール・2025年7月ドラマを一通りチェック(随時更新)します。
フジ月9 7/7 ~ 『明日はもっと、いい日になる』 福原遥(主演)、林遣都、生田絵梨花、風間俊介、勝村政信、柳葉敏郎、他
谷碧仁(劇団時間制作)・脚本による完全オリジナルストーリー。児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な面々たちがこどもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親までも救っていく姿が描かれる。海沿いのある街で、そんな爽やかな景色とは対照的に汗をかき、息を切らして走り抜けるのは、主人公・夏井翼(なついつばさ・福原遥)。神奈川県警所轄警察署強行犯係の刑事である翼は、ある日突然、児童相談所への出向を命じられた。刑事の仕事への未練があり異動を受け入れられないままそこで新人児童福祉司として働くことになる。明るく朗らかな性格の翼は心優しい両親にたっぷりの愛情を注がれて育てられたため、彼女自身も愛情深い人間だ。さらに正義感が人一倍強いため目の前で悩み、苦しんでいるこどもがいると放っておけずとことん寄り添おうとする。しかしその性格が裏目に出て思わぬ波紋を起こすことになる。一方、児童相談所で翼の指導係としてバディを組むことになるのが林遣都演じるベテラン児童福祉司の蔵田総介(くらたそうすけ)。普段は無愛想で皮肉ばかり口にするため、とっつきにくい人間と思われがち。いざとなると周りが見えなくなる翼に対し、「一つの家庭に踏み込みすぎてはいけない」と厳しすぎるくらいに指導する。次から次へと押し寄せてくるクライアントからの相談やいたずら電話への対応に追われる日々が始まるが、事件に発展する前に、SOSをうまく伝えられないこどもたちの異変にいち早く気付き助け出すだけでなく、その後も続いていくこどもの未来のために心のケアをし、こどもたちの“翼”のような存在となり、羽ばたいていくための一助となるべく奮闘する。いいお話ではありそうだが、果たして月9がこの題材で視聴率を獲れるか疑問。
フジ(関西テレビ)月10 7/14 ~ 『僕達はまだその星の校則を知らない』 磯村勇斗(主演)、堀田真由、稲垣吾郎、平岩紙、市川実和子、坂井真紀、尾美としのり、木野花、光石研、他
独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な男性が少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣され、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に向き合っていく姿が描かれるオリジナルドラマ(脚本・大森美香)。主人公の白鳥健治(しらとりけんじ・磯村勇斗)は小さな法律事務所で働く弁護士。星や植物、豊かな自然が好きで、幼少期から文字や音に『色』や『匂い』を感じる独特な感性を持っている。感覚が周囲の人間と違うことやマイペースな性格で集団行動になじめず、学校という存在自体に恐怖と不信感を抱え、不登校になった過去がある。その後、見事司法試験に合格したものの大手弁護士事務所では挫折を経験、現在は小さな法律事務所に勤める健治は、ある日恩人でもある事務所の所長・久留島かおる(くるしまかおる・市川実和子)により濱ソラリス高校にスクールロイヤーとして派遣される。しぶしぶ学校での勤務についた健治は、臆病で不器用ながら法律や校則を武器に“生徒の最善の利益”のために奮闘するが、学校という社会は白黒つけられないグレーな問題ばかりだった。十人十色の悩みを抱える生徒や個性的な教師、さらには腹の底が見えない辣腕理事長・尾碕美佐雄(おざきみさお・稲垣吾郎)と関わる中で、健治の個性がいかに発揮されるのか、そして彼自身も自分の過去のトラウマや家族と向き合っていくことになる。スクールロイヤーが主人公のドラマは2018年にNHKで放映された(『土曜ドラマ やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』)が、似たような内容となるのか?磯村くんの健闘を祈りたい。
フジ 火9 7/22~ 『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』 森川葵(主演)、藤井流星、本郷奏多、玉山鉄二、志田彩良、井内悠陽、杉本哲太、他
日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む警視庁内の異端チームの活躍を描く。スティング(sting)には人をだます、おとり捜査で引っかけるという意味がある。闇バイト強盗、なりすまし詐欺、違法薬物売買、フィッシング、反社勢力のステルス化…。現代的な犯罪が蔓延する日本で、これらの犯罪に有用なのは、『だまされたふりをして元締めにたどりつく』『関係者のふりをして一網打尽にする』『仲間のふりをして実態をつかみ黒幕を討つ』といった“おとり捜査”。だが、正体がバレたら失敗どころか、命の危険さえ迫る捜査手法である。警視庁の新設チーム『スティンガース(おとり捜査検証室)』のリーダー・二階堂民子(にかいどうたみこ・森川葵)は、警察庁のエリートとしてFBIで本格的な“スティングオペレーション(=おとり作戦)”を学び帰国したトップキャリアのキレッキレの警視。変装や即興演技、心理操作、トリック構成までを自在に操る捜査のプロフェッショナル。説明は端的、しかし指示は謎だらけ。突飛な行動で部下を翻弄しながらも、いつの間にかすべてが一本に繋がっていく。そんな不思議なリーダーが、スティンガースを事件解決に導く。一見クールで知的な女性捜査官に見えるが、どこかイタズラ好きのような余裕と軽やかさがあり、仲間の個性を見抜き、最大限に活かす戦術眼も抜群。捜査では、制服、スーツ、有閑マダム、やさぐれホステス、バカップルまで様々な役になりきり“七変化”を披露する。極限状態の中で、笑顔を絶やさず冷静に現場を仕切るヒロインの活躍が描かれる。ところでなぜタイトルの“スティンガース”は“スティンガーズ”ではないのだろうか?
テレ朝火9 7/8 ~ 『誘拐の日』 斎藤工(主演)、永尾柚乃、深澤辰哉(Snow Man)、佐藤寛太(劇団 EXILE)、望海風斗、内田有紀、安達祐実、鈴木浩介、長谷川初範、江口洋介、他
原作は『シグナル』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などのヒット作を生みだした韓国有数のスタジオ・ASTORYが 2023年に製作した連続ドラマ『誘拐の日』で、本作はその日本版リメイクとなる。間が悪くてお人よしの主人公が頭脳明晰な天才少女を誘拐するがその少女が記憶喪失となり、さらに殺人の容疑までかけられてしまうという“巻き込まれ型”ヒューマンミステリー(コメディ?)。主人公の新庄政宗(しんじょうまさむね・斎藤工)は心臓病の娘の手術費用を確保するため、妻の発案で裕福な病院長の娘である七瀬凛(ななせりん・永尾柚乃)の誘拐を試みる。最後まで踏ん切りがつかずためらいつつも電話で遠隔操作してくる妻に背中を押されどうにか目的の院長宅近くまで来たが、新庄の車の前にひとりの女の子が飛び出してくる。間一髪、急ブレーキで事故を免れた次の瞬間、その少女は気を失って倒れてしまう。あわてて駆け寄った新庄は少女の顔を見て驚く。気絶した女の子こそ誘拐のターゲットだった。あっさり誘拐が成功して拍子抜けする新庄だったが、目を覚ました凛は自分が誰なのか分からず混乱する。凛が記憶喪失になってしまったことに気づいた新庄はとっさに自分がパパだとウソをついてしまい、以来、“父親役”を演じるハメに陥る。しかしその直後、事態は思いがけない方向へ。凛の両親である院長夫妻が何者かに殺害されてしまうのである。この事件により、新庄は誘拐のみならず、殺人の容疑者となってしまう。身に覚えのない殺人事件の謎を解かなければ絶体絶命。そんな最悪の状況にありながら、誘拐した凛が多言語を操り博識で発想も鋭い天才児であることが判明。新庄は勝ち気でしっかり者の凛にダメ出しされながら、この状況をどうすれば抜け出せるのかアドバイスをもらうという関係となり立場が逆転する。警察だけでなく、凛を狙う正体不明の男たちにも追われ、運命共同体となったマヌケな誘拐犯・新庄と天才少女・凛の一風変わった逃避行が始まる。
TBS 火10 7/1 ~ 『初恋DOGs』 清原果耶(主演)、成田凌、ナ・イヌ、萩原利久、宮澤エマ、なだぎ武、野呂佳代、永瀬莉子、NOA、円井わん、坂井真紀、岸谷五朗、深田恭子、他
原案は韓国で連載中のウェブトゥーン(縦読み式の電子マンガ)で連載中の漫画。愛を信じないクールな女性弁護士と動物しか愛せないこじらせ男性獣医、それぞれの“愛犬”同士が恋に落ちたことをきっかけに始まるラブストーリー。主人公の花村愛子(はなむらあいこ・清原果耶)は、離婚訴訟を専門に手掛ける敏腕弁護士。完璧主義でいつもクールだが、夫婦間の問題で苦しむ依頼人と親身になって向き合う温かい人物でもある。仕事は完璧にこなす半面、不仲な両親を見て育ったことで恋や愛を信じなくなってしまった“こじらせ女子”。プライベートでは最近飼い始めた愛犬の『サクラ』を溺愛し、シングルライフを満喫していた。そんな愛子と愛犬を通じて出会うことになるのが獣医・白崎快(しろさきかい・成田凌)。24時間診療の動物病院で若き院長を務め、日々動物たちの命に向き合っている快は、腕もルックスも良くスタッフや患者からも慕われていた。しかし一見“陽キャ”だが自分のことはあまり語らず、どこかつかみどころがなく、実は周りに人を寄せ付けない人物だった。そんな快には『将軍』と名付けた愛犬がいた。1年前、迷い犬として病院に運ばれてきたところを保護し飼い始めたのだが、今ではすっかり快の大事な相棒となっていた。ある日、快は将軍の散歩中にサクラを連れた愛子と出会うのだが、愛犬同士が一目ぼれ。それを機に2人の運命も大きく動き出すことになる。そんな愛子・快と深く関わっていくことになるのが韓国からやって来た御曹司ウ・ソハ(ナ・イヌ)。韓国屈指の大企業の御曹司で財閥三世、189cmの高身長に抜群のルックスを持ちながらも人懐っこいキャラクターでどこへ行ってもモテモテだった。兄弟間の出世争いには興味がなく、仕事ができないふりをしていたが、実はある使命を持って日本に来ていて快に近づこうとしていた。ひょんなことからソハは愛子とも出会うことになり、3人は次第に奇妙な縁が結んだワケアリの三角関係へと発展していく。本能のままに引かれ合って恋をする愛犬たち。一方で人間は気を遣ったり人と関わることを面倒くさいと思い、本当の気持ちを隠し、うそをつく。でも心の奥底では『犬のように素直になれたらどんなに楽だろう』と思ったりする。そんな、“愛”をこじらせている男女3人が犬をきっかけに出会い、時にぶつかり合いながらも“愛”を理解するようになる。犬好きの人には必見のドラマ?
テレ朝水9 7/9~ 『大追跡~警視庁強行犯係~』 大森南朋(主演)、相葉雅紀(主演)、松下奈緒(主演)、他
テレ朝水9定番の刑事ドラマに新たなシリーズが登場。現代捜査のキーマンである最先端の部署に初めてスポットライトを当てる。凶悪犯罪を担当する“捜査一課を専門に支援する別班”とそこを取り巻く人々の活躍、そして人間模様を描いていく。福田靖によるオリジナル脚本ドラマ。物語の舞台はSSBC(Sousa Sien Bunseki Center←なんと日本語!捜査支援分析センター)。SSBC とは、平成21年(2009年)に警視庁に新設された分析・追跡捜査の専門部隊。初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォン、パソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う《現代捜査のキーマン》とも言うべき最先端のプロフェッショナル集団。主人公の一人、SSBC強行犯係の《機動分析》担当・伊垣修二(いがきしゅうじ)を大森南朋が演じる。もともと捜査一課の刑事だったが 3年前に問題を起こしSSBC強行犯係に異動になったという経歴がある。犯人を自分の手で逮捕する刑事という仕事に誇りを持っているため、SSBC強行犯係での仕事にはやや不満を感じている。そんな折、“キャリア組”の名波凛太郎(ななみりんたろう・相葉雅紀)が警察庁からSSBC強行犯係に出向してくる。名波は一流大学を卒業、外資系証券会社に就職した後、警察庁が実施する『国家公務員総合職中途採用試験』に合格し入庁したという経歴を持ち、彼の伯父は元警察庁長官で現・内閣官房長官だった。そんな名波の教育係を任されたのが伊垣だった。そして松下奈緒が演じるのが、警視庁捜査一課・主任の青柳遥(あおやぎはるか)。3年前、伊垣が捜査一課から追い出されたのと入れ替わるようにして、所轄から本庁に異動してきた後、刑事としての優秀さとリーダーシップを捜査一課長に認められ主任に抜擢される。実は青柳は伊垣とは元夫婦で 4年前に離婚、13歳になる1人娘の美里は遥が育てていた。捜査上、密に関わるSSBC強行犯係の伊垣には“上から目線”で支援を要求してきたが、伊垣×名波のコンビが誕生し暴走をし始めることで、次第に迷惑を被る立場となる。わざわざトリプル主演にしなくても良いと思うのだが…。
フジ水10 7/9 ~ 『最後の鑑定人』 藤木直人(主演)、白石麻衣、迫田孝也、中沢元紀、阿部亮平、栗原類、他
かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス&ミステリー作品。岩井圭也の同名小説が原作。かつて科捜研のエースだった土門誠(どもんまこと・藤木直人)は、その鑑定技術の高さから『彼に鑑定できない証拠物なら、他の誰にも鑑定できない』と言わしめ、科学捜査最後の砦として“最後の鑑定人”との異名を持つ凄腕鑑定人。しかし、ある事件をきっかけに科捜研を辞め、現在は自ら開設した土門鑑定所を営んでいる。有能ではあるものの、人に興味が全くなく合理的、時には依頼人にも心ない言動で不快にさせてしまうことがたまにキズだ。一方、土門鑑定所でクセ強な奇人・土門を研究員として支える高倉柊子(たかくらしゅうこ・白石麻衣)は、心理学の専門家で嘘を見抜くことが得意。鑑定所に訪れる依頼人の嘘を見抜こうとする“変人”で、物怖じしない性格から土門とも言い合いになることも。そんな2人の元には、捜査に行き詰まった警察関係者や司法関係者から科学捜査の依頼が舞い込んでくる。土門と高倉は科学的アプローチを武器に、事件現場に残された小さな痕跡から事件の証拠を暴き出すと共に犯人の嘘を見破り、真実に光を当てていく。事件の意外な真相にぼうぜんとしてしまう関係者たち。しかし誰よりも科学と向き合い科学の力を信じる土門は、『嘘をつくのは、いつだって人間です』と言い放ち、人間の暗部や悲しき事実をも明らかにする。第1話では、海から引き上げられた水没車から正体不明の白骨遺体が発見される。わずかな情報から12年前に起きた未解決の強盗殺人事件の容疑者が浮上するも、手掛かりはゼロ。難解過ぎる事件を依頼された土門だったが、まずは発見された白骨遺体のデータから人物を特定しようと試みる。さらに引き上げられた水没車を確認すると、ある部分が気になるのだった。解決不可能に近い状況から科学警察研究所の協力も得ながら遺体の正体と事件の真相を暴き出す。
日テレ水10 7/9 ~ 『ちはやふる~めぐり~』 當真あみ(主演)、上白石萌音、齋藤潤、山時聡真、齋藤潤、嵐莉菜、高村佳偉、原菜乃華、石川雷蔵、瀬戸琴楓、髙橋佑大朗、他
映画『ちはやふる』の10年後をドラマオリジナルストーリーで描く。『ちはやふる』では競技かるたに青春をかける高校生たちの姿が描かれたが、その10年後の世界を原作者とともに紡ぐ。高校2年生の幽霊部員が新たな顧問と出会い、運命が大きく動き出す。累計発行部数2900万部越えの大ヒット漫画『ちはやふる』は2016年に『上の句』『下の句』、2018年に『結び』3部作として広瀬すず主演で実写映画化された。本ドラマは映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀が制作に加わったオリジナルストーリーで描く。物語の舞台となる梅園高校の競技かるた部は部員が少なく廃部寸前だった。主人公の藍沢めぐる(あいざわめぐる・當真あみ)は幽霊部員だったが、かつての瑞沢高校かるた部創立メンバーだった大江奏(おおえかえで・上白石萌音)が非常勤講師として赴任し新たに顧問となったことから運命が大きく動き出す。
テレ朝木9 7/17 ~ 『しあわせな結婚』 阿部サダヲ(主演)、松たか子、板垣李光人、玉置玲央、金田哲、馬場徹、辻凪子、堀内敬子、小松和重、岡部たかし、段田安則、他
大石静の脚本によるオリジナルドラマ。夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンス。お茶の間から絶大な支持を得ている人気弁護士が、ある日突然『運命の出会い』を果たしたことを機に電撃結婚。しかし愛する妻は大きな秘密を抱えていた…。本業の弁護士としても、テレビのコメンテーターとしても、一切手を抜くことなく仕事に邁進する原田幸太郎(はらだこうたろう・阿部サダヲ)。ある日、身体に異変を感じ病院に救急搬送。ICUで生死の境をさまようことに。見舞いに来る家族もいない幸太郎はふいにひとりで生きていくことへの不安や寂しさから、とてつもない孤独に襲われる。一命をとりとめ、その後一般病棟に入院することになった幸太郎は、病院内のエレベーターで偶然出会ったある女性・鈴木ネルラ(すずきねるら・松たか子)がなぜか気になり始めてしまい声を掛けてしまう。するとネルラは突然持っていた紙袋を幸太郎に渡し足早に立ち去る。感情を表に出さず笑顔を見せないネルラのミステリアスな魅力に、すっかりハマッてしまった幸太郎だったが、もう一度彼女に会いたいという願いは叶わぬまま退院の日がやってくる。ところが幸太郎が玄関を出るとなんとそこにはネルラの姿があった。驚く幸太郎に彼女は言う、「うち行きませんか」。運命を感じた幸太郎は、これまで頑なに貫いてきた独身主義をあっさり捨てて、まさかの電撃結婚!各階に彼女の父、弟、叔父が暮らすマンションで新婚生活をスタートさせるのだが、週に一度、家族で食事を楽しむなど、鈴木家の結束は固く、元来“ひとり好き”な幸太郎は“こういうの苦手”の思いながらも少しずつなじんでいく。しかし、いざ新婚生活が始まると、ネルラがとてつもなく《大きな秘密》を抱えていることが発覚。少しずつ明らかになっていく、愛する妻の秘密。それによって、幸太郎の運命は大きく動かされることとなる。「俺はこの妻と共に生きていけるのか?」と、自問し続けることに…。はたして、幸太郎は秘密を知っても妻を愛し続けることができるのか…?ネルラの弟・鈴木レオを板垣李光人が演じる。
フジ木10 7/10 ~ 『愛の、がっこう』 木村文乃(主演)、ラウール(Snow Man)、田中みな実、中島歩、りょう、坂口涼太郎、味方良介、野波麻帆、早坂美海、荒井啓志、別府由来、筒井真理子、酒向芳、沢村一樹、他
真面目すぎる高校教師と文字の読み書きが苦手なホストが大きな隔たりを越えて惹かれ合うラブストーリー。井上由美子・脚本によるオリジナルドラマ。主人公は木村文乃が演じる私立ピエタス女学院高等学校葵組の担任で現国教師・小川愛実(おがわまなみ)。古い価値観を持つ堅い家庭に育ち、親の言うとおりに過ごしてきた。父親に勧められ母校の教師になるなど、両親のいいなりに生きてきた。慎重な性格でまっすぐ過ぎるが故に、過去に一度、大きな過ちを犯したことがある。恋愛面においては奥手で、あまり深い付き合いをしてこなかった。現在は、父親の紹介で出会った男性とおつきあいをしており彼からプロポーズをされている。しかし、彼の発言に引っかかるところがあり将来を考えるのに少し不安がよぎっているが、父親からは「結婚を決めたのならぐずぐずするのはよくない」と言われてしまい頭を抱えている。また勤務する高校では理不尽な保護者もいる上、授業では生徒たちには見向きもされず学級崩壊の危機が迫っていた。“こんなところから逃げ出したい”と嘆く日々の中、愛実の元に「生徒が悪徳なホストにだまされた」という信じられない連絡が入り、世界が一変する。ラウールが演じるのはホストクラブ『THE JOKER』に勤務するホスト・カヲル。年の離れた小さな弟がいる。家庭環境が整わない生活を送り学業がおろそかになっており、義務教育も大して受けられなかった。母親からの愛情もあまり受けていない。そのため、漢字の読み書きを始め勉強が苦手。客への連絡は電話ばかりだが、人なつっこい笑顔とトークスキルを武器にのし上がり、『THE JOKER』のNo.7まで上ってきた。No.1ホストのつばさに横やりを入れられながらも女性を相手に日々必死に生きていた。ある日、愛実の生徒が高校生ではないと偽りカヲルの元へ通っていたことが発覚。それもカヲルの客だった。教師として生徒を連れ戻すために店に駆け込んできた愛実と出会う。さらに、女子生徒ともう2度と連絡をしないことを約束する念書を書いてほしいと言われるが、そこでこれまで誰にも言わずに秘密にしていた問題が愛実に知られてしまう。文字の読み書きが苦手なカヲルの秘密を知った愛実は言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を始める。全く異なる世界で生きてきた2人だったが、授業を通じて次第に心の距離を縮めていくのだが、やがて様々な批判や非難、憎しみ、そして嫉妬が容赦なく襲いかかる。
TBS金10 7/4 ~ 『DOPE 麻薬取締部特捜課』 髙橋海人(King & Prince)(主演)、中村倫也(主演)、新木優子、伊藤淳史、三浦誠己、豊田裕大、久間田琳加、小池徹平、真飛聖、忍成修吾、入山法子、蒼戸虹子、井浦新、他
原作は木崎ちあきの小説『DOPE 麻薬取締部特捜課』シリーズ。犯人の更生を願う真っ直ぐな新人と型破りな不真面目教育係が謎に包まれた新型ドラッグ【DOPE】を追う新時代の麻取アクション・エンターテインメント。舞台は謎に包まれた新型ドラッグ【DOPE】が蔓延している近未来の日本。新人麻薬取締官の才木優人(さいきゆうと・高橋海人)は、ある日突然、存在が世間に明かされていない秘匿性の高い部署・麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」へ異動となる。そこで出会ったのは第一印象最悪な才木の教育係・陣内鉄平(じんないてっぺい・中村倫也)。考え方が正反対で相性最悪の2人がバディを組むことになり、個性豊かな特捜課のメンバーと共に、DOPEによって巻き起こる不可解な事件の解決に挑んでいく。そんな彼らには他人には言えない“ある秘密”があった。特捜課のメンバーに新木優子、三浦誠己、豊田裕大らがキャスティングされている。
テレ朝 金23:15 7/18 ~ 『奪い愛、真夏』 松本まりか(主演)、安田顕、髙橋メアリージュン、森香澄、白濱亜嵐、谷原七音、石井正則、他
鈴木おさむ・脚本によるオリジナルドラマ。2017年にテレ朝・金曜ナイトドラマ枠で放映された『奪い愛、冬』を皮切りに、その後、『奪い愛、冬』『奪い愛、夏』『殴り愛、炎』『奪い愛、高校教師』が制作された『奪い愛』シリーズの最新作。海野真夏(うみのまなつ・松本まりか)はかつて写真週刊誌の編集部で働いていたが、政治家や芸能人のスキャンダルを暴く仕事に苦悩。自身の人間性も日に日に崩壊していくのを感じていた。そんな中、結婚を約束した恋人と不倫の末に別れ、どん底をさまよっていた真夏は一念発起し、時計メーカー「TOWANI」に転職し人生の新たなスタートを切る。ところが…出勤初日、目の前に現れた社長・空知時夢(そらちたいむ・安田顕)の顔を見た真夏は、言葉を失う。その顔はかつての不倫相手・大浦隼人(おおうらはやと・安田【二役】)と瓜二つだった。時夢には妻がいたが、真夏の心に過去の思い出がまざまざとよみがえり、胸が苦しくなる。彼女はふと、ずっと引き出しにしまっていた母・海野三子の形見を取り出す。それは三子が事故死して以来ずっと故障し、逆回転していた「TOWANI」製の古い時計だった。しかし不思議なことに、時計はいつの間にか正常に動き始めていた。翌日、どうしようもなく心が惹かれるその時計をはめ、真夏は出勤する。妻の重すぎる愛に息苦しさを覚えるようになっていた時夢は、真夏の真摯な仕事ぶりを見るにつけ彼女に信頼を寄せるようになる。そんな中、二人の未来を大きく変える予期せぬ大事故に2人は巻き込まれてしまう
日テレ土9 7/12 ~ 『放送局占拠』 櫻井翔(主演)、比嘉愛未、ソニン、瀧内公美、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、加藤清史郎、曽田陵介、吉田芽吹、戸次重幸、福澤朗、片岡礼子、齊藤なぎさ、山口大地、真山章志、亀田佳明、北代高士、宮部のぞみ、菊池風磨、高橋克典、他
櫻井翔が主演を務める『大病院占拠』『新空港占拠』に続く第3作。面で顔を隠した武装集団が500名の人質を取り“あらたな場所”を占拠、刑事・武蔵三郎の“最悪な1日”が三たび始まる。『新空港占拠』事件から1年。2025年、夏。面で顔を隠した武装集団が500名の人質を取り“あらたな場所”を占拠した。武装集団に立ち向かうのは、あの刑事・武蔵三郎(櫻井翔)。新たな敵の正体は?その目的とは…?武蔵三郎の“最悪な1日”がまた繰り返される。
NHK日8 継続中 『べらぼう~蔦重栄華之夢噺』 横浜流星(主演)、安田顕、小芝風花、宮沢氷魚、中村隼人、石坂浩二、片岡愛之助、高橋克実、里見浩太朗、渡辺謙、他
小芝風花退場後も主演の横浜流星が頑張っている。(複雑で理解が難しいところもあるが)当時の出版業界と江戸幕府内のゴタゴタを織り交ぜながらこれまでの大河ドラマにない雰囲気の中で物語が進んでいる。視聴率は低調だが個人的には楽しみに視聴している。
TBS日9 7/13 ~ 『19番目のカルテ』 松本潤(主演)、小芝風花、新田真剣佑、木村佳乃、田中泯、他
原作は富士屋カツヒト・川下剛史の漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(ゼノンコミックス/コアミックス)。脚本は『コウノドリ』シリーズの坪田文。病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療科の医師が描かれる。現在の日本の医療は高度に発展し『脳外科』『眼科』『整形外科』といったように臓器ごとに18の専門分野に分けられ、それぞれその専門医たちが診察・治療を行っている。そんな18の分野に新たに19番目の新領域として加わったのが総合診療科。臓器や患者の性別、年齢にかかわらず、患者の訴えをひとつひとつ丁寧にすくい取り、その人の暮らしや家庭環境、心の状態までも含めてその名の通り“総合的に”診察を行う科。近年、専門医制度が整備され 19番目の新領域として発足したものの未だ広く世間にはその存在が知られていない。そんな総合診療医である徳重晃(とくしげあきら・松本潤)の最大の武器は、高難度の手術をこなすゴッドハンドでもなく、瞬時にすべてを見抜く超天才的頭脳でもなく、『問診』。つまり、患者と向き合い、徹底的に患者の話を聞き、時には患者の話に隠されたうそを見抜き、対話していくことだ。穏やかで飄々としており、一見つかみどころのない人物に見える徳重だが、その根底にあるのは、『人』や『命』や『生きること』に向き合い救いたいという強い思いだった。そんな徳重のもとには、どこの科を受診すればいいか分からない複雑な症状を抱えた患者や、時には検査をしても専門医でさえも診断が難しい患者たちが次々とやってくる。「このくらいで休んではダメだ」と否定してしまう人、家庭の事情や本音を隠し一人で耐えようとする人など、日常の中で誰もが抱える小さな苦しみが、総合診療医・徳重だからできる診療により、どう解きほぐされ、どう導かれていくのか、が見どころ。整形外科医・滝野みずき役で小芝風花が出演する。ドラマはまだ始まっていないが、しつこく問診をする松潤のあの口元が目に浮かんできてしまう。
テレ朝日22:15(ABCテレビ)日22:15 7/6 ~ 『こんばんは、朝山家です。』 中村アン(主演)、小澤征悦(主演)、さとうほなみ、小島健(Aえ!group)、影山優佳、渡邉心結、嶋田鉄太、土佐和成、竹財輝之助、河井青葉、丸山智己、宇野祥平、松尾諭、他
足立紳・足立晃子の連載日記『ポジティブに疲れたら俺たちを見ろ〜ままならない人生を後ろ向きで進む〜』(辰巳出版)が原案、脚本は足立紳。妻と残念な夫の衝突不可避な夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛、で家族の難題を切り抜けていく一家奮闘の物語。朝山家は、脚本家として売れている夫の朝山賢太(あさやまけんた・小澤征悦)、夫が所属する事務所で社長を務める妻の朝山朝子(あさやまあさこ・中村アン)、高校1年の長女・蝶子(ちょうこ・渡邉心結)と小学6年の息子・晴太(せいた・嶋田鉄太)の4人家族。その日、賢太は、執筆した朝の国民的ドラマ『ムキムキ』初回放送の朝を、家族と一緒に見ようとそわそわしながら迎える。しかし、居間には賢太以外、誰の姿もない。発達障害の特性から朝が弱い晴太はぐずって起きてこず、朝子はそんな晴太の世話と家事、そして仕事に出かける準備で大忙し。反抗期的不機嫌さがデフォルトの蝶子に至っては、父のドラマなどそもそも興味の対象外。一世一代の日をさみしく迎える賢太。だが、それは朝子から見れば、夫が日がな一日エゴサーチに明け暮れる、悪夢のような1日の幕開けだった。子どもの面倒も見ず自分の承認欲求を満たすためエゴサーチに没頭する賢太と、そんな賢太を長年夢見る映画監督としてデビューさせるため、家庭と仕事を切り盛りしながら営業に勤しむ朝子。どこまでも自己中心の夫と、そんな夫にキレまくりながらも自分以外のことを優先する妻の、愛しくも奇妙な家族の物語が始まる。
日テレ(読売テレビ) 日22:30 7/6 ~ 『DOCTOR PRICE』 岩田剛典(主演)、蒔田彩珠、三浦貴大、成海璃子、北山宏光、林泰文、坪倉由幸、ユースケ・サンタマリア、篠原涼子、他
逆津ツカサ・原作、有柚まさき・作画の同名漫画シリーズが原作(双葉社アクションコミックス)。“医師に値段をつけ、病院に売る仲介業”を行っている主人公と、行動を共にする女性が、軽快な会話劇から悪を罰する痛快劇まで様々な展開を見せる。「生涯年収が多い」という理由で、医師になった主人公・鳴木金成(なるきかねなり・岩田剛典)。極東大学病院の小児科医だったが、「もっと儲かる仕事を見つけた」と医師に見切りをつけた鳴木は、“医師に値段をつけ、病院に売る仲介業”通称・医師専門転職エージェントとなる。毒舌だが、計算能力・資料作成力などに長けた優秀な事務スタッフ・夜長亜季(よながあき・蒔田彩珠)と共に、転職エージェント会社『Dr.コネクション』を立ち上げた鳴木。彼らは、医師という商品を、元医師としての豊富な知識や情報量、巧みな話術を使って、思わぬ方法で交渉を優位に進め、病院相手に売りさばき、依頼を叶え大金を稼いでいく。しかし鳴木が医師を辞めたのには、ある理由があった。3年前、彼が医師だった頃、同じ極東大学病院で医師として働いていた父が医療過誤を起こし、同僚からも世間からも誹謗中傷を浴び精神的に追い詰められて自殺。そんな父の死に疑念を抱き、“医療過誤”に不審な点を見つけた鳴木は、亡き父のために真相を追い求めていく。
フジは若手の登用が目立つがやはり経費を抑えたいため?
7月クールも今ひとつ抜き出た作品が見当たらない印象だが、
俳優の安定感からみるとテレ朝木9が一番期待できるかも。
TBS 日9 は松潤の演技力次第か?
今年も暑い夏となりそうだが、
心を涼ませてくれる作品に出会いたいものである。