MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

2024年4月新ドラマ

2024-03-13 16:26:02 | テレビ番組

年明け早々に能登地方で大きな地震があり暗い幕開けとなった 2024 年だが、

2024年2月22日には日経平均株価が市場最高値を更新、

世の中は『インフレムード』に包まれているが、

我々一般国民には好景気感はさほど感じられないのが現況だ。

 

一方、昨年12月クールドラマでは『セクシー田中さん』の問題で

ドラマ界にはいやなイメージが残ってしまった。

この一件を機に益々ドラマ離れが進むのはないかと危惧したが、

幸いにも視聴率に大きな落ち込みはなかった。

しかし依然として低迷状態が続いていると言わざるをえない。

 

今クールではTBS 日9 が何とか10%をキープしたものの、

二桁を獲ったのは『相棒』とこの『さよならマエストロ』の2作品のみ。

特にフジの低調さが目立ち、5本とも6%未満という体たらくだった。

各局は世帯視聴率から個人視聴率・コア視聴率重視へとシフトしているようだが、

魅力あるドラマであれば世帯視聴率も十分ゲットできるのではないだろうか。

そんな中、さすがにコア視聴率は厳しい(49歳でも1986年は11歳)かと思われた

クドカンの『不適切にもほどがある!』(TBS)はよく練られたドラマで健闘した。

翌週が待ち遠しいドラマを久々に堪能することができた。

 

『もうチョメチョメした?』(TBS『不適切にもほどがある!』より)

 

 

 

1月クールの各ドラマの視聴率(3月27日発表分まで)を以下に記載する。

(数字はビデオリサーチ調べ・関東地区の世帯視聴率、〇数字は順位)

 

① 水9テレ朝『相棒 season 22』(第10話~20話、平均11.07)

② 日9 TBS『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(全10話、平均10.73)

③ 水10日テレ『となりのナースエイド』(全10話、平均7.74)

④ 木9テレ朝『グレイギフト』(全9話、平均7.42)

⑤ 金10 TBS『不適切にもほどがある!』(全10話、平均7.41)

⑥ 土10日テレ『新空港占拠』(全10話、平均6.54) 

⑦ 火10 TBS『Eye Love You』(全10話、平均5.94)   

⑧ 月9フジ『君が心をくれたから』(全11話、平均5.78) 

⑨ 月10フジ『春になったら』(全11話、平均5.74) 

⑩日10時半 日テレ『厨房のありす』(全10話、平均5.30) 

⑪ 金9フジ『院内警察』(全11話、平均5.19)

⑫ 木10フジ『大奥』(全11話、平均4.77)  

⑬ 火9テレ朝『マルス―ゼロの革命―』(6・8・9話不明、平均3.90) 

⑭ 水10フジ『婚活1000本ノック』(全10話、平均2.84)  

  日10テレ朝『アイのない恋人たち』(発表なし)  

 

 

それでは、次クール・2024年4月ドラマを一通りチェック(随時更新します)。

 

 

フジ月9 4/8 ~ 『366日』 広瀬アリス(主演)、眞栄田郷敦、坂東龍汰、長濱ねる、綱啓永、他

HYの楽曲である“366日”の世界観に着想を得た清水友佳子脚本によるオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける愛の物語。音楽教室の事務受付をしている28歳の雪平明日香(ゆきひらあすか・広瀬アリス)は、かつて通っていた高校が廃校になるということで、高校時代の同級生らと同窓会に行く。通っていた校舎を訪れ、かつての同級生達と久しぶりの話でにぎわう中、高校時代に好きだったクラスメイトの水野遥斗(眞栄田郷敦)と再会する。高校時代、遥斗にひそかに思いを寄せていた明日香は卒業式の日に思いを伝えることを決心するも、お互いの誤解も重なり、思いを伝えられないまま離ればなれとなる。『一生、忘れられない恋だった』、そう思いながら過ごしてきた明日香。同窓会が盛り上がり、連絡先を交換した明日香と遥斗は、2人きりで話す中で、高校時代、実は両思いだったことを知る。お互いの気持ちを誤解していたことに気づき、本当の思いを告白しあった2人は、初めて出会った高校2年の時から12年を経て交際することになる。同級生たちにも祝福され、この上ない幸せを手にした明日香だったが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体となる。明日も、その先もずっと遥斗との幸せな日々を送ることを信じていた明日香、2人の12年越しの恋の行方はどうなるのか。目覚めない彼の近くにいる明日香は、忘れていた遥斗や同級生たちとのさまざまな日々を思い出していく。“366日”の歌詞から受けるイメージとはかなり違った内容のように思えるのだが…。

 

 

フジ(関西テレビ)月10 4/15 ~ 『アンメット~ある脳外科医の日記~』 杉咲花(主演)、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、他

原作は元・脳外科医の子鹿ゆずる原作・大槻閑人作画の漫画『アンメット-ある脳外科医の日記-』。現在講談社『モーニング』で連載中。不慮の事故をきっかけに記憶障害になった脳外科医の主人公が、目の前の患者を救い、自分自身も再生していくヒューマン医療ドラマ。杉咲花が演じる主人公は脳外科医の川内ミヤビ(かわうちみやび)。将来を嘱望された優秀な医師だったが、ある事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱えることになる。彼女は、過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日にはすべて忘れてしまう。そのため看護師の補助的な仕事しか許されず医師であることを諦めかけていたが、彼女の前に、変わり者の脳外科医・三瓶友治(さんぺいともはる)(若葉竜也)が現れる。ミヤビは、空気を読まず、強引でマイペースな彼の言動によって医師としても患者としても救われることとなり、再び脳外科医としての復活をめざすことに。悩み、葛藤しながらも再び医師という仕事と向き合い、懸命に患者を救おうとする中で希望を見いだしていく。やがて、ミヤビの“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎が浮かび上がってくる。取り出せなくなっているミヤビの記憶の中にある大きな秘密、驚愕の事実、そして彼女の“本当の思い”が明かされていく。ミヤビの主治医であり、彼女の復帰を温かく見守る関東医大病院脳外科教授の大迫紘一(おおさここういち)を井浦新が演じる。

 

 

テレ朝火9 4/9 ~ 『Destiny』 石原さとみ(主演)、亀梨和也、安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実、曽田陵介、高畑淳子、仲村トオル、佐々木蔵之介、他

念願の検事になった女性が、消息不明だった同級生と再会し“過去”と向き合っていくサスペンスラブストーリー。吉田紀子の脚本によるオリジナル作品。石原さとみ演じる主人公・西村奏(にしむらかなで)は横浜地方検察庁中央支部の検事、35歳。中学生の時、検事の父を亡くしたことをきっかけに、母の故郷・長野県に移り住み、そのまま地元大学の法学部に進学。そこで出逢った4人の仲間と共に、司法試験に向け苦楽を共にする一方、長野の雄大な自然に包まれながら、生まれて初めての青春を謳歌する。『私たち友だちでいようね。永遠に』、そんな仲間との約束がロースクール入試を間近に控えたある日に起こった事件によって打ち砕かれ、運命が大きく狂わされていく。それから12年の月日が流れ、念願の検事になって6年。奏の前に、あの事件以来、消息不明だった同級生が現れ、『大学時代の事件』と対峙、再び“過去”と向き合うことになる。20年前の父の死の真相、そして仲間たちの秘密の顔、そして恋人との再会…。主人公が封印した青春時代の『光と影』、あらがえない運命の中でも自分の意志を貫いて突き進もうとする姿が描かれる。奏の大学時代の恋人・野木真樹に亀梨和也、現在の恋人で横浜みなと総合病院の外科医・奥田貴志に安藤政信、大学時代の親しい仲間に宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実がキャスティングされている。石原さとみの連ドラ復帰は3年ぶりとか。彼女にとって今後の女優としての路線を占う重要な作品となりそうだ。

 

 

TBS 火10 4/9 ~ 『くるり~誰が私と恋をした?~』 生見愛瑠(主演)、瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥、丸山礼、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、片平なぎさ、他

記憶を失ったヒロインが、不安と同時に“自分らしさ”から解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして“本当の自分らしさ”を探していくラブコメミステリー。生見愛瑠演じる主人公・緒方まこと(24歳)は、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた。しかし、桜の舞うある夜、突然事故で記憶喪失になってしまったことから人生が一変する。自分の名前をはじめ、自分にまつわるすべての記憶を失ってしまっていた。カバンの中にはプレゼントに贈ろうとしていた男性用の指輪が入っていたが、誰に贈ろうとしていたのか思い出すことができない。そんな前途多難なまことの前に、指輪がピッタリと合う3人の男性が現れる。“自称元恋人” “自称唯一の男友達” “自称運命の相手”を名乗る彼らの登場で、恋の四角関係がスタートする。しかし、実は彼らはそれぞれウソを抱えていた。果たして指輪を贈ろうとしていた相手は彼らの中にいるのか。まことの恋の行方は?そして、自分は一体誰なのか?様々な謎と不安に包まれながら本当の自分らしさを探していく。

 

 

テレ朝水9 4/3 ~ 『特捜9 season7』 井ノ原快彦(主演)、羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、向井康二、深川麻衣、中越典子、原沙知絵、中村梅雀、他

『警視庁捜査一課9係』から引き継いで2018年からスタートした本シリーズも第7作となる。今回の『season7』のテーマは、“多様性”。“今”の世相を反映した事件はもちろん、背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う刑事たちの姿が1話完結形式で描かれる。班長・国木田誠二(中村梅雀)、主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)以下、小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、新藤亮(山田裕貴)、高尾由真(深川麻衣)ら特捜班のメンバーは前シーズンと変わらず。浅輪ら特捜班メンバーはオフィスの模様替えについて話し合うも、意見がバラバラで打合せは大モメ。そんな中、事件発生の知らせが舞い込み、一同は現場の低層マンションに急行する。早朝、マンション内で大きな落下音が響いたため複数の住人が廊下に出て確認したところ、中庭で管理人・林田浩二が頭から血を流して死んでいたという。遺体のそばには割れた植木鉢が落ちており、鉢と頭部の傷は合致したが、自分でぶつかったのか、殴られたのか、はたまた上から落ちてきたのかは不明だった。特捜班は3チームに分かれて住民への聞き込みを開始。被害者との関係や動機、アリバイを探りはじめる。ところが、現場のマンションは間取りや家賃がバラバラなこともあり、住人たちもプログラマー、元教師、経営者、クラブ勤務、求職者など仕事や生活ぶりはさまざまだった。バラバラなのは捜査に当たった特捜班も同じで、6人はそれぞれ異なる住人に疑いの目を向けてしまう。世代やキャリア、プライベート環境はもとより、捜査の着眼点やアプローチまで見事なまでにバラバラなメンバーが衝突しながらも、長年培ってきた信頼を礎に、意見の違いを素直に認め合うことで連携し捜査を進めていく。

 

 

日テレ水10  4月からこの枠はドラマ廃止となり、バラエティーに。

 

 

フジ水10 4/24 ~ 『ブルーモーメント』 山下智久(主演)、出口夏希、水上恒司、夏帆、岡部大(ハナコ)、仁村紗和、平岩紙、音尾琢真、真矢ミキ、他

甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘ぶりが描かれる。原作は小沢かなのコミック・『BLUE MOMENT』(BRIDGE COMICS/KADOKAWA)。タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。ブルーモーメントを見られることは、『いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること』を意味するのだとか。主人公は山下智久演じるSDM本部のチーフ・晴原柑九朗(はるはらかんくろう)。気象庁気象研究所の研究官を務めている。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演している。一方、晴原には別の顔があった。気象災害から人命を守るためSDM本部の1人として災害現場で奮闘しているのである。SDM本部とは、近年多発する自然災害において、対応の遅れによる人的被害の拡大を防ぐために内閣府直属のチームとして設置された組織。その中で、チーフを務める晴原は気象学の天才で、持ち前の頭脳と現場で感じた生の天気から膨大な気象情報を多角的に考察することができ、人命がかかる緊迫した状況でも一手先を読む力を持ち合わせている。一方で、毒舌の持ち主のため、たびたび周囲の反感を買ってしまうのだった。だが、晴原の人命救助に対する熱い志や真っすぐな姿勢はやがて仲間の彼に対する見方を変え、共感を得た者たちと共に唯一無二の最強SDMチームを作り上げていく。そんな晴原だが、彼にはずっと追い続けている謎があった。“気象学で命を救う”ことを志した理由は最愛の人の死が関係していた。その謎がドラマの縦軸となっていく。気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩に出口夏希。帰国子女で中国語が堪能。仕事はできるが、思ったことをズケズケ言ってしまうため組織人には向いておらず、前職を退職し晴原の部下となる。転職を繰り返した彼女の秘密も明らかにされていく。気象庁、国土交通省、東京消防庁による撮影協力があるとのことで、気象災害に立ち向かうメンバーたちの活躍がリアルに描かれるようだ。

 

 

テレ朝木9 4/25 ~ 『Believe―君にかける橋―』 木村拓哉(主演)、他

井上由美子の脚本によるオリジナルドラマ。橋づくりに情熱を燃やす設計者の主人公が、思わぬ困難に見舞われる。木村拓哉が演じる主人公は大手ゼネコン『帝和建設』に所属する橋づくりに情熱を燃やす設計者・狩山陸。土木設計部で部長を務める狩山は完全主義者。橋づくりに情熱を寄せ、数年前から計画が始まった『龍神大橋』の建設に主任建築士として従事していたがいわれのない罪に問われ牢獄に入れられる。しかし自身の潔白を証明するため脱獄し事件の真相を追っていくといった内容らしいが今のところ公式には明らかにされていない。カッコいい役であることは間違いなさそうである。

 

 

フジ木10 4/11 ~ 『Re:リベンジ―欲望の果てに』 赤楚衛二(主演)、錦戸亮、芳根京子、他

巨大病院での権力争いをきっかけに様々な事件が起こり人々の“欲望”が錯綜するオリジナル復讐サスペンスドラマ。赤楚衛二演じる主人公は日本屈指の巨大病院・『天堂記念病院』の理事長の息子・天堂海斗(てんどうかいと)。海斗は父親との仲たがいをきっかけに、医師にはならず、出版社で週刊誌の記者として働いていた。愚直ながら無鉄砲な一面を持つ海斗は、日々、仕事に追われながらも、プライベートでは順調に交際が進んでいた恋人へプロポーズをしようとしていた。しかしプロポーズ直前、父親が事件に巻き込まれたと聞き、疎遠になっていた天堂記念病院へ足を運ぶ。その事件をきっかけに父親の真意を知った海斗は、過去に父親と交わした大切な約束を思い出す。一方、父親が残した天堂記念病院にはさまざまな問題が隠されており、理事長の座を狙って権力争いも起きようとしていた。海斗は“欲望”の塊で食い尽くされた天堂記念病院から父親が築き上げてきた大切なモノを取り返すため、また愛する人を守るため、巨大病院の権力争いと闘うことを決意する。一方、心臓血管外科の医師・大友郁弥(おおともいくや)を錦戸亮が演じる。若くして難易度の高い心臓移植を成功に導き多くの実績を残してきた大友は、そんな優秀な能力が見込まれ天堂記念病院で働くことになるが、実は郁弥にはある思惑があった。“野心”と“復讐心”が入り乱れ、人間の内に秘められた“欲望”がむき出しになる中で主人公が奮闘する姿が描かれる。

 

 

フジ金9 4/12 ~ 『イップス』 篠原涼子(主演)、バカリズム(主演)、渡辺大知、勝村政信、味方良介、足立英、矢本悠馬、染谷将太、他

“書けなくなった”ミステリー作家と“解けなくなった”エリート刑事の“絶不調バディ”が絶妙会話術と掛け合いで事件を解決する。オークラ脚本による完全オリジナルストーリーのミステリーコメディ。タイトルの“イップス”とは、心の葛藤により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、『できていたことができなくなってしまう』心理的症状のこと。本作は小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事という、互いにイップスを抱えた2人が主人公。絶不調なバディがお互いを補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。ドラマの形式は先に犯人がわかっている倒叙式の構成となっている。主人公となるのは、篠原涼子演じるミステリー作家・黒羽ミコ(くろばみこ)と、パかリズム演じる警視庁捜査一課刑事の森野徹(もりのとおる)。ミコはデビューから立て続けにベストセラーを連発して人気作家の仲間入りを果たしたが、5年前に出した新作が SNS 上で叩かれたことから、その後5年間新作が書けなくなっていた。しかし持ち前の会話術と洞察力を活かしてワイドショーのコメンテーター業をしながら食いつないでいる。一方の森野は、かつては捜査一課のエリートとして一目置かれる存在だったが、とある事件をきっかけに検挙率が右肩下がりになり、事件が解決できなくなっていた。彼は元々ミコの作品の大ファンで、新作を出さないミコに苛立ちを募らせ SNS でアンチコメントをつぶやく張本人だった。プレッシャーから、普段は何も考えずにできていることが急にできなくなってしまうイップスを抱える絶不調な2人だったが、仕事から逃避するために訪れていたサウナ施設で偶然出会い、殺人事件に遭遇することでバディを組むことになる。事件に興味津々のミコと刑事しての鋭い洞察力を持つ森野が協力して事件の真相に迫っていく。しかし 2人の捜査から犯人の目星がつき、いよいよ容疑者本人に問い詰めようとするときに森野のイップスが発動してしまう。絶不調なイップスバディが時には助け合い、もがきながらもリスタートを目指すコメディ&ミステリードラマ。

 

 

TBS金10 4/19 ~ 『9(ナイン)ボーダー』 川口春奈(主演)、木南晴夏、畑芽育、松下洸平、井之脇海、木戸大聖、YOU、伊藤俊介(オズワルド)、箭内夢菜、兵藤巧海、他

19、29、39歳の『9ボーダー』真っただ中の3姉妹が、父の失踪を機にひとつ屋根の下に集結し、“LOVE”“LIFE”“LIMIT”の“3L”をテーマにもがきながら人生を前向きに進んでいくヒューマンラブストーリー。金子ありさ脚本によるオリジナルストーリー。10代、20代、30代の最後の年齢に女性が直面する『大台』への期待と不安。就職、恋愛、結婚、出産、育児など、課題が次々と訪れ、何かと制約やタイムリミットが設定されてしまいがちな年齢。川口春奈演じるのは 29歳の主人公・大庭七苗(おおばなな)で 3姉妹の次女。大庭家一のしっかり者で、母がいないこともあり幼い頃から家を切り盛りしてきた。勤めている飲食業のトータルプロデュース会社では仕事ぶりを評価され最年少で副部長に抜擢されるが、自分が仕事に一生懸命だった間に元彼や友人たちはちゃっかり結婚や出産をしていて心がかき乱される。いつも明るく猪突猛進な大庭家の39歳の長女・成澤六月(なるさわむつき)を木南晴夏が演じる。六月は直感や思いつきで行動しがちな大庭家随一の“とんでも娘”。大学卒業以来気の向くままに世界を渡り歩いていたが、海外で出会ったフリーカメラマンと結婚するため突如帰国し、家計を支えるべく公認会計士に転身。しかし現在は夫の浮気が原因で4年間別居生活を送っている。畑芽育が演じるのが 19歳の三女・大庭八海(おおばはつみ)。歳の離れた末っ子のため家族の愛情を一身に浴びて育つも、どこか低体温。夢も特になく今は浪人生という名目で実家に居座っている。目標を持って人生を歩む同級生たちを見て焦りを募らせる中、気持ちを紛らわすために始めたマッチングアプリで出会った彼氏から交際0日婚を申し込まれる。そんな三姉妹が、父の突然の失踪を機にひとつ屋根の下に集結。モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿が描かれる。

 

 

テレ朝 金23:15 4/19 ~ 『JKと六法全書』 幸澤沙良、大東俊介、黒木瞳、他

史上最年少で司法試験に一発合格した現役女子高生にして弁護士=JKBが、法廷や学校で旋風を巻き起こしていく『法曹×学園』ハイブリッドドラマ。幸澤沙良演じる主人公・桜木みやびは青森で祖父と暮らしていた。彼女は祖父との約束だった司法試験への合格を果たし弁護士となる。その後、東京で祖母の桜木華(黒木瞳)が所長を務める法律事務所に勤務することに。新人弁護士として活躍するみやびは、天真爛漫、気が強い性格で先輩弁護士とぶつかることもあったが、堂々と自分らしく活躍していた。彼女は法律関係以外はまったく普通の子、ややポンコツな一面も覗かせ、まだまだ一人前とは言い難いが、人情に厚く真っ直ぐな性格で、法廷で大人たちを相手に熱くド正論を叩きつけていく。その一方で、上京と同時に都内の高校に転入して、弁護士の肩書を隠して新しい学校生活もスタート。田舎と東京のギャップに最初は学校に馴染めなかったが、誘われた『法律研究会』への入部をきっかけに周りと打ち解けていき、やがて学校でも弁護士としての相談を受けるようになる。そんなみやびが法廷と学校で奮闘しながら、弁護士として突き進んでいく姿が描かれる。

 

 

日テレ土9 4/13 ~ 『花咲舞が黙ってない』 今田美桜(主演)、山本耕史、菊地凛子、他

日テレ水10枠が土9枠に移行したかたちで『土ドラ9』がスタート。その第一弾として2014年、2015年に杏主演で放送された『花咲舞が黙ってない』を新たなキャストでリニューアルし放映する。前作は池井戸潤の小説『不祥事』『銀行総務特命』『銀行狐』などが原作としてドラマ化されていたが、本ドラマでは前作ドラマ放送後に出版された小説『花咲舞が黙ってない』が原作となる。メガバンク東京第一銀行を舞台に、銀行の古い体質や不条理に黙ってられない花咲舞が、支店や本部で巻き起こる事件や不祥事を解決していく痛快作。主人公は今田美桜演じる東京第一銀行本部・臨店班に勤める銀行員の花咲舞。相手が誰であろうと、自らが正しいと信じることは強く主張する。銀行という古い体質の、正しいことが必ずしも通らない組織では、眉をひそめる者も多い。が、彼女は絶対にあきらめない。支店の窓口係から突然、本部の支店統括部臨店班に異動となった花咲は、今まで見えなかった銀行内部の数々の不祥事を目の当たりにする。前作の杏、上川隆也のイメージをいい方向に刷新することができるかが課題。

 

 

日テレ土10 4/27~ 『町並み照らすヤツら』 森本慎太郎(SixTONES)(主演)、森川葵、月島琉衣、皆川猿時、浜野謙太、曽田陵介、萩原護、船越英一郎、吉川愛、宇野祥平、他

ムロツヨシ主演で『たーたん』が予定されていたが、漫画原作作品のドラマ化の問題から急遽本ドラマに差し替えとなった。潰れかけのケーキ屋を営む店主が、大切な店・家族を守るため、悪事に手を染めてしまうが、そこから予期せぬ展開へと発展するヒューマンエンターテインメント。高田亮と清水匡の脚本によるオリジナルドラマ。森本慎太郎演じる主人公はさびれたシャッター商店街で経営ギリギリのケーキ屋を営む店主・竹野正義。父母を早くに亡くし、妻の彩(森川葵)と2人で両親から受け継いだケーキ屋を営んでいる。子供の頃から父親が作るケーキと店のことが大好きで、店を継ぐのが将来の夢だった。しかしそんな正義は、大切な店・家族を守るため、とある悪事に手を染めてしまう。しかしそこから物語は予期せぬ展開をみせ、正義は仲間のため、街のために奮闘する。詳細は未だ発表されていないが、急なドラマ制作となったことから現場は大変なことと推察される。

 

 

NHK日8 1/7 ~継続中 『光る君へ』 吉高由里子(主演)、柄本佑、岸谷五朗、国仲涼子、髙杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、見上愛、木村達成、宮川一朗太、渡邊圭祐、浩歌、松下洸平、毎熊勝哉、本郷奏多、佐々木蔵之介、野村麻純、井上咲楽、高橋光臣、三遊亭小遊三、秋山竜次(ロバート)、板谷由夏、ユースケ・サンタマリア、益岡徹、橋爪淳、町田啓太、他

第10話までで平均視聴率11.43%と大河ドラマとしては低迷している。“あはれ”で“おかしき”雰囲気をうまく映像化しており、大きな事件がないわりには1話ごとにそこそこ楽しめてはいるのだが、いかんせん、主人公を中心としたセリフ回しが平安時代のムードをぶち壊してしまっており非常に残念である。和歌などで想いのやり取りをするのであれば、そこも原文をしっかり表示し、言葉遣いも多少古めかしくした方が良かったのではないだろうか?

 

 

TBS日9 4/14 ~ 『アンチヒーロー』 長谷川博己、木村佳乃、大島優子、堀田真由、北村匠海、他

アンチな弁護士を主人公に “正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは本当に悪いことなのか?”を問いかける完全オリジナルストーリーのリーガルドラマ。日本の刑事裁判での有罪率は99.9%と言われているが、長谷川博己演じる“アンチ”な弁護士は、残り0.1%に隠された「無罪の証拠」を探し依頼人を救う救世主のような人間ではなく、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る、殺人犯をも無罪にしてしまうような限りなくダークで危険な人物。はたして、正義の反対は、本当に悪なのか、が問われる。長谷川博己の“アンチヒーロー”はちょっとイメージがわかないが彼の弁護士役にはかなり期待できそうだ。

 

 

テレ朝日10(ABCテレビ)日10 4/21 ~ 『ミス・ターゲット』 松本まりか(主演)、上杉柊平、鈴木愛理、川西賢志郎、八嶋智人、筒井真理子、沢村一樹、他

普通の恋愛経験がゼロの女性結婚詐欺師が、本気の婚活に乗り出すエンタメラブストーリー。政池洋佑(まさいけようすけ)のオリジナル脚本ドラマ。松本まりかが演じる主人公・朝倉すみれはその美貌と巧みなテクニックで数々の男を手玉に取ってきた結婚詐欺師。悪事で荒稼ぎする男たちにターゲットを絞るが、騙される側にもやましいことがあることから捜査の手が及ばないため、狙った『的』を決して逃さない“ミス・ターゲット”として暗躍するダークヒロインである。そんな彼女が突然、結婚詐欺から足を洗って本気の婚活を始めると宣言。これまでのスキルを武器に、お金持ちの男性と出会うべく意気揚々と婚活市場に乗り込んでいく。男の基準はズバリ“金”、信じられるのは福沢諭吉という、詐欺師としての価値観が染み付いた彼女が、果たして本気の婚活の末に運命の相手にたどり着けるのか?しかし実のところ若くして詐欺師の才能を開花させたすみれは、普通の恋愛経験がゼロだった。裏社会から表社会に出た彼女がこれまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながらも奮闘していく姿が描かれる。

 

 

日テレ(読売テレビ)日22:30 4/7 ~ 『ACMA:GAME アクマゲーム』 間宮祥太朗、田中樹(SixTONES)、古川琴音、竜星涼、嵐莉菜、須賀健太、栄信、桐山漣、増田昇太(s**t kingz)、福山翔大、坂口凉太郎、橋本じゅん、小澤征悦、吉川晃司、他

メーブ×恵広史による同名漫画が原作。99本集めるとこの世の全てを手にすることができるという鍵を賭けて争う究極のデスゲーム“アクマゲーム ACMA:GAME ”を描く。間宮祥太朗演じる主人公の織田照朝(おだてるあさ)は、幼い頃不慮の事故で母親を亡くしてからは日本有数の総合商社・織田グループを経営する父親・清司(吉川晃司)と2人で生きてきたが、父は13年前に“悪魔の鍵”と呼ばれる古びた鍵を照朝に託した直後、目の前で鍵を奪いにきた謎の男に殺害される。照朝は敬愛する父の言葉を生きる指針として、死の真相に関わる“悪魔の鍵”の秘密を探るため世界を放浪し知識と経験を積んでいたが、謎の財産譲渡事件が相次ぐ日本に帰国。その照朝の前に清司が持っていた“悪魔の鍵”を狙う人物が現れる。この1本の古びた鍵を手に入れた者は、集めた鍵の数だけ運気が上がり、99本集めるとこの世の全てを手にすることができるといわれていた。照朝は父の無念を晴らすため“悪魔の鍵”を狙うライバルたちと命懸けの頭脳バトル“アクマゲーム”に挑むことになる。それは、時に人の命を奪い合う“究極のデスゲーム”であった。照朝の中学時代の同級生で彼の親友でありライバルでもあるベンチャー企業の経営者・斉藤初(さいとううい)に田中樹、同じく照朝の中学時代の同級生で、新世代の生成AIシステムの開発に成功した優秀なプログラマー・眞鍋悠季(まなべゆうき)に古川琴音、複数の“悪魔の鍵”を手に照朝の前に現れる天才ギャンブラー・上杉潜夜(うえすぎせんや)に竜星涼がキャスティングされている。映画『デスノート』、ドラマ『今際の国のアリス』のデジタル・フロンティアが高度なVFX を担当している。

 

 

各局、ネタの新鮮さの追求と限られた予算の狭間で制作に苦しんでいる様にみえる。

どの視聴者層をターゲットにするかが最も重要なポイントになっているようだが

結局は無難な線を選択してしまう作品が多いように思われる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 盲点からの大出血 | トップ | 単なる捻挫と思いきや… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

テレビ番組」カテゴリの最新記事