MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

『偽』の解釈

2007-12-29 00:41:42 | 国際・政治

2007年も残すところ、あと3日…

ふーん、2007年を象徴する漢字は『偽』かぁ~。

『偽』って、『にせ』かな、それとも『いつわり』かな。

『食品偽装問題』のインパクトが大きかった?

それとも『事務所費(架空計上)問題』かな。

『偽・美しい国へ』(笑)。

『消えた年金問題』も重大だし、

『3月までに年金問題解決します』って偽りの公約も

あったなぁ…(そんなつもりで言ったんじゃなかったそうだが)

ま、とりあえず、今年って、あやしいこと満載の一年だったから

今年の漢字は『偽』で良しとすっかぁ(納得)。

…と、これ、日本人の感覚。

そもそも、一年を一字で表すのって無理なことだと思うので、

どうしてもファジーな(死語?)ところで妥協するしかない。

てか、あやふやなところがいいのだよ、との

コンセンサスが日本人の中にあるようにも思われる。

『今年の漢字』って、1995年くらいから決めてるらしいけど、

中には、こじつけ、はなはだしいって年もある。↓

http://s04.megalodon.jp/2007-1228-2246-13/www.kanken.or.jp/kanji/kanji2007/kanji.html

一方、それを自国に伝える海外メディアには、

そんなあいまいニュアンスへの理解や配慮は

一切感じられない(すなわち一刀両断!)。

ていうか、伝えるすべがないのかも。

12月27日付英国紙 Financial Times は

次のように伝えている。

見出しのみ ↓

http://s02.megalodon.jp/2007-1228-2346-30/www.ft.com/cms/s/0/d4aab208-b4a6-11dc-990a-0000779fd2ac.html

概要を訳してみると…

2007年を象徴する Chinese character(漢字)を

"deception"(偽装、詐欺)に選んだ日本。

サブプライムローン問題の影響が比較的小さかった日本だが、

株価を10%下げて今年を終えた。

政府は経済成長率の下方修正を余儀なくされている。

それというのも賃金、国内消費は依然停滞、

景気動向は住宅投資の低落により打撃を受けた。

さらに消費意欲は、『5000万件の消えた年金』、

『Shinzo Abeの突然の退陣』、および『食品偽装問題』により

大きくそがれた状態にある。

そもそも人口減、高齢化の進む日本では住宅建築増は期待できない。

…国民が様々な『偽』に幻滅させられた日本という国は

斜陽の一途にある、の論調である。

過去2年、たとえ暗い年でも『愛』とか『命』とか希望の見える

文字を選んできたのだが、さすがに今年はどうにもならなかったか…

よその国から見たら、

いかにも希望のなさそな国になっちゃうよ(もうなってるか)。

いっそのこと来年からは、明るいできごと、暗いできごとから

それぞれ一字ずつ、としたらどうだろうか?

ま、前から思っていることだが、

一年の象徴を漢字一字に限定しようとすることに

無理があり、それに全く意義を見出し得ないのは

ワタクシMrKだけだろうか…(そうだよ)

どうか、来年こそは明るい一年でありますように。

ただただ、祈るのみだ…(アーメン…じゃねぇよっ!)

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イーヴン・イヴ

2007-12-24 14:22:29 | うんちく・小ネタ

辛島美登里の歌に

『サイレント・イヴ』なる楽曲があった…

歌詞の内容はあまりにも暗く(不倫の歌と解釈する)

クリスマス・イヴには聴く気にはなれない歌だった…

以来、静かな聖夜(というより、一人ぼっちの聖夜)を

『サイレント・イヴ』とは呼ばない。

(何の変哲もないが)心穏やかなイヴを過ごせればそれだけでいい。

そこで、MrK、『静かなる聖夜』を称して

『イーヴン・イヴ(even eve)』、なる新語を造ってみたが、

いかがだろう(なに?語呂が悪いって?)

『イーヴン・イヴ』にはやはり楽しい歌を

聴きたいものだ(構わず話を進める…)。

日本では12月25日(気分的には24日)が過ぎると、

クリスマスムードには終止符が打たれ、

街角やデパートの飾りつけは正月向けに一変する。

ヨーロッパなどでは、クリスマスはむしろ24日から始まり、

中には、年を越して1月6日の顕現祭まで続く国も

あるそうだ。

昔は12月25日から1月5日までの12日間、

毎日プレゼントをもらっていたとか…

そんな慣習をおもしろおかしく表現していて、

数あるクリスマスキャロルの中でも、

歌ってもっとも楽しい曲、それは、

" the twelve days of Christmas "。(と思う)

マザーグースのクリスマスソングの一つなので

ご存知の方も多いだろうが、実際あまり歌わないかも。

MrKの中学時代、Mr Gregory という外国人講師がいた。

遠くカナダからはるばる日本に派遣され、

この季節、故国が恋しくなるのか、

12月に入ると、英語の時間はずっとクリスマス・キャロル。

生徒達は、半ば強制的に歌わされたものである。

中でも難関なのがこの " the twelve days …"。

実際に歌ってみるとかなりむずかしい。

12番まであるが、1番進むごとに、

プレゼントがどんどん増えてゆくのである。

一度歌ってみられてはいかがでしょう?( ↓ 動画参照)

http://www.worldfolksong.com/xmas/song/twelvedays.htm

ちなみに12番の歌詞が ↓ である。

On the twelfth day of Christmas,(クリスマスの12日目)

my true love gave to me.(愛する人がくれたのは)

Twelve lords a-leaping,(12人の跳びはねる貴族)

eleven ladies dancing,(11人の踊る女性)

ten pipers piping,(10人の笛吹き)

nine drummers drumming,(9人の太鼓叩き)

eight maids a-milking,(8人のミルクを絞るメイド)

seven swans a-swimming,(7羽の泳ぐ白鳥)

six geese a-laying,(6羽の卵を産むガチョウ)

five golden rings.(5つの金の指輪⇒ここで一息)

Four colly birds,(4羽のすすで汚れた小鳥)

three French hens,(3羽のフランスの雌鶏)

two turtle doves,(2羽のキジバト)

and a partridge in a pear tree.(西洋梨の木に止まるヤマウズラ)

どこかJitterin' Jinn の『プレゼント』に似ているが、

1番ごとにどんどん歌詞が長くなっていくので、

とっても楽しいですヨ。

どうぞ、今宵これといって楽しい企画のないあなた、

動画に合わせて歌ってみてごらん?

ステキな『イーヴン・イヴ』(しつこいって)となるでしょう。

Merry Christmas!

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クリスマスの頃には

2007-12-21 23:44:23 | 音楽

クリスマスが近づくと

テレビや街角でクリスマスソングが流れるうち、

みんな無意識に何かの曲をつい口ずさんで

いないだろうか…(いねぇよ)

それは、たとえば、依然としてCMでも使われ、

巷にあふれかえっている感のある

山下達郎の『クリスマス・イブ』だったりして…

最近では、よせばいいのに、

そのイングリッシュ・バージョンがやたら流れていて、

例の甲高い声で典型的な日本人英語をこれでもかと…うんざり…

この歌はねぇ~、『雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう』の

箇所だけがいいんだよっ!(身勝手)

おまけに、結末は

一人きりのクリスマスイブ……ちゃんちゃん ♪、だ…(涙)

あるいは氷川きよし命のオバサマ方は

『きよしとこの夜』関連で、『きよしこの夜』とか(ないないっ!)

反戦歌として有名なジョン・レノン&ヨーコ・オノの

『Happy Xmas』。

よく聞くけど、気軽に口ずさむかと言われると…

去年のクリスマスでふられた情けない男の

未練ったらしい愚痴が延々と続く、

Wham ! の『Last Christmas』。

クリスマスの習慣なんてどうでもいいから、

とにかくあなた(baby)が欲しいの、なんて

あのマライアに迫られてゾッとしてしまう、

All I want for Christmas is you』。

自分でも思わず口ずさんでしまっているのは

稲垣潤一の『クリスマスキャロルの頃には』(あんただけだろっ)。

クリスマスキャロルが流れる頃には

君と僕はきっと別れているだろうみたいな

チョー暗い歌だ。

稲垣潤一といえば、当時思ったのは

ドラムを叩きながら歌ってるけど、

果たしてドラムを演奏する必要があるの?

どことなく、彼の風貌が

あの借金王、千昌夫に似ていたので

突っ立って歌うと、

『北国の春』になりそうだったからなのか…(し、失礼っ!)

このように、思い起こしてみるに、

今、定番のクリスマスソングって

本当にハッピーな曲って少ないよね…(ため息)

そんな中、奇妙な童話風の雰囲気があって楽しいのが

松任谷由実の『恋人がサンタクロース』。

ただ、となりのおしゃれなおねえさんが果たしてその後

幸せになったのかどうかが大いに気になるところである。

ま、いよいよクリスマスイブには、原点にもどって

『神の御子は今宵しも(O come, all ye faithful)』とか

『牧人羊を(The First Noel)』とか

『もろびとこぞりて(Joy to the World)』とかの

本物のクリスマスキャロルを

敬虔に、かつおごそかに聞きたいものだ(嘘)。

ちなみに、MrK 一押しの

クリスマスソング(正確には12月ソング)は

大好きな(大好きだった?)MAXの『一緒に…』なんですけど…

(って、これが今夜一番言いたかったことなのね~)

…(あわてて)メリークリスマスっ!(間の悪いまま退場)

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ちゃんと座って!

2007-12-19 23:35:47 | インポート

俺が昔、和式トイレだった頃、

弟は洋式トイレだった。

わかるかなぁ~、わかんねぇだろうなぁ~

(わかるわけないってっ!)

MrKが生まれてはじめて洋式トイレに

遭遇したのは、小学生の時だった。

それまで、和式トイレしか知らなかったので

どうやって使うのかわからず

便座の上に足を乗せ、前向きにしゃがんで

排便していた…(ヴァカ)。

時代は移りゆくもので、

すっかり洋式トイレが普及した現代、

『女もすなる座りションというものを、

男もしてみむとてするなり』なんだそうだ。

というより、

『女の言はるゝままにするなり』が正しいか。

『あなたは立ちション派?それとも座りション派?』

なる松下電工によるアンケート調査で、

洋式トイレ(おそらく自宅トイレ)で座って小便をする男性が

1999年には14.7%であったものが、2007年には40%以上を

占めるようになったという結果が出た。

http://s01.megalodon.jp/2007-1219-1204-39/mainichi.jp/select/wadai/news/20071213k0000m040035000c.html

トイレ掃除を任される女性に配慮しての結果ではないか、

との解析だ。

確かに、高い位置からの排尿では、

水の飛び散りがかなりあるらしい。

http://s02.megalodon.jp/2007-1219-2253-08/bizmakoto.jp/makoto/articles/0712/13/news009.html

MrKはといえば、さすがに小便でパンツまで下ろすのには

抵抗があり、スクワット状態での排尿を心がけているものの、

時間延長っ!の場合には下肢筋肉への負担が大きく、

ギブアップすることも…(大ヴァカ)。

しかし、前立腺肥大気味のお父さんや、

ビールで膀胱満タン状態から一気排尿のお兄さん、

立ち姿勢でいきむと迷走神経反射で

排尿時失神の危険性もあることから

存外、座りションは理にかなっているのかも…

この際、男性諸氏お持ちの蛇口(cock)が

元々、立ちションのためにあるのではない、

という意識改革が必要なのかも知れません(な、ばかな)。

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サンタさんへの手紙

2007-12-13 23:56:47 | アート・文化

拝啓

今年も、クリスマスが近づいてきました…

これからずいぶんとお忙しくなられることでしょう。

さて、サンタクロースさん、あなたさまの起源は

3~4世紀ごろの小アジア(トルコ)の

教父、聖ニコラウスとされているそうですね。

ある貧しい家の窮状を見かねて

その家の煙突から金貨を投げ入れられたとか。

ずいぶん奇特な方ですね。

(ちなみに、その家では、

ちょうど暖炉に干してあった?靴下で

ナイスキャッチ!したそうで…〔笑〕)

おうかがいしたところでは、

あなたさまはフィンランドのラップランド州

ロヴァニエミ市のご出身だそうですが、

当時はトルコにご出張だったのですか?

ところで豊かな白いひげをたくわえ、

真っ赤な衣装をまとわれた

あなたさまのイメージ。

日本でも、1910年代の大正年間にすでに

今と同じお姿を児童雑誌でお見受けいたしております。

今のあなたさまのそのイメージを

爆発的に世界的に広めるきっかけとなったのは、

1931年、米国の雑誌「サタデー・イブニング・ポスト」

に掲載されたコカ・コーラの広告だそうですね。

画家ハッドン・サンドブロムが描いたあなたさまは

赤い服に白いひげをたくわえ、見るからに陽気で

明るいおじいさんですね。

Photo_15 しかし、ご覧のように、

かなりのメタボ体型で、

日本もメタボ対策に躍起となっている昨今、

あなたさまのお姿に批判の声や、

煙突からの侵入を危ぶむ声が多いやに

うかがっております。

ま、それよりなにより、

あなたさまのような巨漢が乗ったそりを

引かされるトナカイたちを気の毒に

思うのはワタクシだけでしょうか…

サンタさん、健康のためにも

少し痩せられてはいかがでしょう?

今後何千年ものご活躍を心よりお祈りいたしております。

敬具

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