ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

お金持ちは大変だ?

2009年08月18日 | 日記
持ち物は少ないほうが良い、という人生観でき
たけれど、家を継いだことで、これまでは店だ
け、仕事場だけを考えてたら良かったのが、そ
うもいかなくなった。大雨ひとつとってみても、
これからは油断できんぞ、台風の日に、おパン
ツ一丁で気象情報観ながらビールを飲むことは
できんことになった。

すると、たくさんの財産をもっているお金持ち
はさぞかしたいへんだ、と思うようになり、
「○○さんも苦労してるんだなぁ。」
と、自分の身近なお金持ちの方をご同情申し上
げたところ、それも考えてみるに、○○さんは
たくさんの財産と不動産業もやっていて、何も
自らが大雨の中をトンカチ片手に濡れネズミに
なることや、少々の被害で家計がピンチになる
ことなんかあり得ないことに気付いた。

ほなさんのように、定額給付金の入金がいつあ
るのか、親の分まで心配してきたこちとらと違
い(でも私にくれるわけではない)、やはりお
金持ちは異なる身分であるとわかった。
ほなさんには、一生縁のない身分で、あくせく
働くしかない。

ここまできて、
「死ぬまであくせく働く」
のは、若い頃からの願望であったことを思い出
し、その念願通りの人生をおくれているとは、
自分はなんと素敵なことなんだろうと、夫婦で
笑う。
(できるならばも少し、「あくせく」さの度合
いを低くしないと心臓に悪いが。)

介護度2の母親は、そういう息子をみて、気の
毒に思うのか、
「宝くじが当たったら、半分やるからな。」
と励ましてくれるから、
「ありがとうな、かあちゃん。言葉ではもう5
0億は下らんわ。贈与税、いくらかかるんかい
な。でも次は宝くじ買ってから言おうな。」
と、ほなさんも応えることにしている。

こんな無い無いづくしの私に、話が聴きたい、
という依頼がきたから不思議なこともあるもん
だ。
なんでも、「激戦の商環境でがんばるには」と
かいう内容だそうだ。
これって、グアムでがんばった横井正一さんの
サバイバル生活の話を聞くのと同じような気が
する。(横井さんほど偉くないしな)

金が無くても元気で明るくやってゆくことなら
なんぼでもできるのが、ほなさん家の特徴だ。
でもこれは、とてもありがたいことだ。
金の無い明るい生活は、天理教でいうところの
「ようきぐらし」なのかもしれない。
間違ってたらゴメンなさい。

息子には強がって、
「金が無くなってから、商人は磨かれる。
お金がある間は、ホンモノの知恵が出ない。」
と伝えてある。

まだ知恵とやらが、ほなさんにも残っているの
かしらん、、、。

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