ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

最近は花の写真ばかりとっている。

2010年05月31日 23時51分47秒 | Photo&エッセイ
最近は花の写真ばかりとっている。

もはや秋山庄太郎か?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E5%BA%84%E5%A4%AA%E9%83%8E
 メイプルソープか?なわけない。

この間気がついたら演歌(与作)を鼻歌で歌っていた。
いよいよ俺も老境か。

老境には、もうなんどもいきましたね。
君が住むなつかし都。
(きっと誰も分からない)





















薔薇よ! Rose 365 秋山庄太郎写真集
秋山 庄太郎
集英社

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冬の薔薇―写真家秋山庄太郎とその時代
山田 一廣
神奈川新聞社

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Flowers

Bulfinch

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2011 Mapplethorpe Deluxe Diary

teNeues Verlag GmbH Co KG

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浜松ジャズウイークの第19回ヤマハジャズフェスティバルに行ってきました!

2010年05月30日 23時23分13秒 | DIARY
  • 今日は起きて午前中は実家片づけ的雑務とメール整理。少し仕事。昼から浜松アクトシティでヤマハジャズフェスティバルの当日券を買って見に行く。原朋直(俺の先生)の演奏をサイファという佐藤允彦のユニットで聞く。


    ヤマハフェスティバルAKIKO(VO)+オルガンデュオはいい意味で予想外。素晴らしいものだった。こういう素敵な女性ジャズボーカルがいるんだと再認識。ジャズだけどアヴァンギャルド性もあって、声もフレージングも素敵でした。とても。

  • その後はマイクスターンとウェッケルと、というバンドだが、なんとその世界的なバンドを蹴って、北口の広場でのバイオレットブラスのライブを見に行く。これまた素晴らしいライブだったぞー。浜松を代表するスーパーアマチュアバンドだー。

  • バイオレットブラスを見終わってあわててアクトでマイクスターンのライブ。ギターの音、いい。高速のビバップフレーズをディストーションで弾くところが、やっぱりカッコイイ。マイルスが可愛がったギタリスト。最後に曲は原師匠含むホーンセクションが参加。これまたとてつもなくカッコイイのでした。


    終わってホールを出て東京へ向かうべく駅前の北口広場に来ると、これまたいい感じの女性ボーカル入りのトリオに、フリューゲルの渋くて甘い音が素敵なホーン奏者。よく見たら仕事で知り合いの方(設計の)。いやー、ちょっと吹くとは聞いていたけど、こんなに上手いとは思わなかった、ビックリ。浜松の一般人は本当に侮れない。黙ってるとメチャクチャウマイ人だったりする。 posted at 23:15:46



    映画「第9地区」を見た

    2010年05月30日 22時20分12秒 | 映画レビュー
    もう1ヶ月ほど前になりますが
    レビューを書き忘れていました。

    映画「第9地区」を見ました。


    見たときは面白いと思ったんですけど、
    なぜかこの映画を見たことをすぐ忘れてしまうんです。
    なんでだろう。



    以下ネタバレ注意です。


    よく考えるとシナリオ的になかなかブッ飛んだ映画ですよ。
    だって南アフリカの上空に巨大な円盤がやってきて止まっていて
    円盤の中には宇宙人達が病気でボロボロになっていて。
    それを助けて難民キャンプを作ってあげて、と
    考えてみると奇想天外なストーリーなんですが、
    これが実にリアルで普通に描かれているので
    なんだか、ありそうな気になります。

    これにはポイントがあって、
    この映画だけでなく最近の映画を見て良く思うのが
    ホームビデオの動画、さらには
    YOUTUBEやSKYPEの動画、
    あるいは防犯カメラ、監視カメラ、
    兵士のヘルメットの先に付けられたカメラ
    そんな映像手法をたくさん使うことで、
    映画のような職業的なカメラマンが高いスキルで撮った動画とは違う
    ものをたくさん入れ込んでいます、
    これが逆に「この動画は現実である」という
    無意識でのメッセージを発しているような気がします。

    動画はインターネットなどの発展と
    機材の低廉化、正直言ってデジカメにも
    携帯にも、いまはiPodにもビデオ録画機能があるから
    ほとんどコストゼロで動画が撮れ、
    しかも(ここが大事)発信、配信できる時代。
    大きなビット数の情報を世界規模で
    ほとんどただで配信できるようになったわけで
    つまり誰でもテレビ局、映画監督。
    USTREAMの活発な活用は
    もう革命と言っていいのではないか。

    ああ、本論からずれましたね。

    そういうわけでいろいろ考えさせられる映画だったんですが、
    どうしても忘れがちな地味さがあり、
    <★★★☆☆>

    としておきます。


    ふるさとの そらに満月 朧なり

    2010年05月29日 20時02分15秒 | Short Stories
    実家に帰ると、
    老いた母が練る頃から始まるレイトショーを
    決まって見に行くのであった。

    駅の近くには、シネコンがある。
    自転車で15分ぐらいだ。


    昨日は「ニューヨーク アイ・ラブ・ユー」を見た。
    いい映画だった。東京ではもう終わっていたのに
    見ることができて幸運だった。
    予想よりも遥かにいい映画だったので
    これまた幸運だった。

    気持ちのいい夜風に吹かれて自転車に乗って帰る途中、
    フト空を見ると、満月であった。
    雲が速く流れている。



    ふるさとの
    そらに満月
    朧なり



    さて、今日も見にいくぞ!

    「シフォン主義」のやくしまるえつこに、「LOVEズッキュン」

    2010年05月29日 19時42分27秒 | CD&コンサートレビュー
    シフォン主義

    みらいレコーズ

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    相対性理論というバンドがあるのは知ってたんだけど、
    ちょっと気に入らなかったんだ、バンド名がね。


    でも、先日買ったジム・オルークのバート・バカラックトリビュートに
    この相対性理論というバンドのぼーかる「やくしまるえつこ」さんの
    ボーカルが入っていて、ちょっと痺れた。

    なんていうか、ちょっと古いが
    カヒミカリイをもうちょっと幼くした感じ?

    友人のデザイナーのツボであろうと拝察する。
    が、俺も結構いいと思った。

    俺がいいと思った理由は今分かった。
    昔好きだった「サルトルで眠れない」の
    早瀬 優香子に似ているからだ。ああ好きだった!
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A9%E7%80%AC%E5%84%AA%E9%A6%99%E5%AD%90


    本来ならタワーレコードなどリアルCD店に出かけていって
    相対性理論というバンドのCDを買いに行くのが筋だが、
    今日は実家で、CD屋も近くにはないということで
    自分を許してiTune Storeで相対性理論というバンドを探すと、
    もう、このコピーなら最高で許すというタイトルのCDを見つけたのだった。


    「シフォン主義」

    このタイトルはあまりに最高です。



    これを出したのがコピーライターだったら、妬むなー。
    でもきっとミュージシャンだろうな。

    ああ、怖ろしや。無自覚天才達。



    おお、検索してみたら
    早瀬由香子のCDはあるんだ、廃盤でなく!

    TOMORROW MOON
    早瀬優香子,早瀬優香子,上田知華
    PRHYTHM

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    チャーリー・ヘイデンとキースのデュオ、 これは名演、間違いなし。 「生と死の幻想」の2人..

    2010年05月28日 00時21分49秒 | CD&コンサートレビュー
    Jasmine

    Ecm Records

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    渋谷のタワーレコードで見て一目で買ったアルバムです。
    ジャズピアノの現存する最良のピアニストかもしれない、キース・ジャレットのアルバム。
    なんたって、チャーリー・ヘイデンとキースのデュオと来れば、
    これは名演、間違いなし。
    「生と死の幻想」の二人ですからね。

    さて、このアルバムは実際に聴いてみる。
    やっぱり名演です。
    しかも「生と死の幻想」の若い頃の粘りというか
    溢れる過剰さが、いい具合に枯れて油が落ちて、
    逆に凜とした美しさが際だってきていると思うのです。

    本作はチャーリー・ヘイデンがキースの家に来たときに
    ベースを持ってきていたので、それじゃちょっとやろうか、と
    自宅のスタジオで録音したものだそうですが、
    キッカケがどれだけ気軽なものであれ、
    名匠達が音楽をはじめれば、もう命がけの真剣さなのであります。
    それが、音楽の神に魅入られた者たちの
    性であり、生き様なんだろうなと。

    泉鏡花の『歌行燈』を思わせる。

    と言(ことば)の中(うち)に、膝で解く、その風呂敷の中を見よ。土佐の名手が画(えが)いたような、紅(あか)い調(しらべ)は立田川(たつたがわ)、月の裏皮、表皮。玉の砧(きぬた)を、打つや、うつつに、天人も聞けかしとて、雲井、と銘(めい)ある秘蔵の塗胴(ぬりどう)。老(おい)の手捌(てさば)き美しく、錦(にしき)に梭(ひ)を、投ぐるよう、さらさらと緒を緊(し)めて、火鉢の火に高く翳(かざ)す、と……呼吸(いき)をのんで驚いたように見ていたお千は、思わず、はっと両手を支(つ)いた。
     芸の威厳は争われず、この捻平を誰とかする、七十八歳の翁(おきな)、辺見秀之進。近頃孫に代(よ)を譲って、雪叟(せっそう)とて隠居した、小鼓取って、本朝無双の名人である。
     いざや、小父者(おじご)は能役者、当流第一の老手、恩地源三郎、すなわちこれ。
     この二人は、侯爵(こうしゃく)津の守(かみ)が、参宮の、仮の館(やかた)に催された、一調の番組を勤め済まして、あとを膝栗毛で帰る途中であった。
    (青空文庫より)


    生と死の幻想(紙ジャケット仕様)
    キース・ジャレット,デューイ・レッドマン,チャーリー・ヘイデン,ポール・モチアン,ギレルミ・フランコ
    ユニバーサル ミュージック クラシック

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    ちなみにキース・ジャレットのこの歴史的名盤の演奏は、
    チャーリー・ヘイデンを擁する「アメリカンカルテット」と言われてます。
    (同時期にヨーロピアンカルテットもやっていて、それも美しい!)

    アメリカンカルテッドのドラムのポール・モチアンは、ワルツ・フォー・デビーなどビルエバンスの名演のアルバムでドラムを叩いている名人だし、
    サックスデューイ・レッドマンは、いま若手ナンバーワンのジョシア・レッドマンのお父さんであります。


    ミスター・ピーノの見るが勝ち通信 その9

    2010年05月27日 00時08分10秒 | ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】
    ミスター・ピーノの見るが勝ち通信 その9です。


    イケヤの知人のピーノさんが
    いつも私を含めたご友人の方に送られているメルマガのお裾分けシリーズ。
    『ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】』です。

    海外滞在が長く、外国語にもご堪能な方です(日本人です)が、
    一週間程度の感覚で物凄い量のものを見る、
    読む、聴く。とにかく私もビックリ。

    ピーノさんのメルマガではじめて知りましたが、
    スィングジャーナル、休刊ですかー。
    いやー、残念だな。
    ジャズの雑誌では、老舗というか、
    これしかないというか。
    とにかく、浜松の「タイム」という喫茶店で
    ジャズを聴きながらスイングジャーナルを何時間も読んでいた日々が
    思い出されます。
    返す返すも残念です。
    スイングジャーナル休刊のニュースはこちらです。
    http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/100524/msc1005240756000-n1.htm


    読者の皆様、感想等ございましたら、
    私が責任を持ってお伝えしますので
    ぜひコメント欄にお願いします。

    では、レッツゴー。


    松村です。おはようございます。

    ◇「スイング・ジャーナル」休刊の知らせは、驚きよりも「まだ頑張っていたんだ、ご苦労さまでした」という感想。 “老舗のジャズ専門誌”として創刊以来63年間の幕を下ろすわけですが、1970年代末以降は、あまり“熱心な読者”ではなかったですね。先週22日から「ハママツ・ジャズ・ウィーク」が開催。連日浜松市内のどこかでジャズを聴くことができるという恵まれた環境で30日(日)のYamaha Jazz Festival まで。今回、19回目です。
    URL ⇒ http://www.yamaha.co.jp/event/hjw/

    ◇先日社内の「先輩(同期)3人の飲み会」に参入しました。ここまで言う!?というくらい、“歯に衣を着せず”ズバズバ言い合う姿を見てちょっと新鮮でした(笑) 話のテーマも仕事、私生活、趣味が並列で、共通点は皆、何らかの運動(水泳、ジム、テニス等)を行って、健康に注意しながら生ビールと赤ワインを“ガンガン飲む”点です。この会に女性が加わるとどうなるのか? ちょっと想像してみると楽しいような。

    【コンサート】

    ■「清水ミチコ お楽しみ会」(アクトシティ浜松、10/05/21 ★★★★)約2時間半、モノマネ(ピアノ演奏+歌)とビデオによる爆笑ライブです。黒柳徹子との3時間を10分間に縮めた映像、小沢一郎氏と飛行機内で急接近した際の写真、瀬戸内寂聴の(拝金主義的)講演ネタ、NHK大河ドラマのテーマ曲は中島みゆき「うらみます」のパクリ疑惑!など、とてもテレビ、ラジオでは放送できない、“毒”を持った本音トークです。松任谷由実のモノマネもおかしくて、立派なエンターテイナーですね。URL ⇒ http://ark.on.arena.ne.jp/shimizu/ShimizuTour2010.html

    ■「TMD東京銘曲堂」(ハァーミットドルフィン、10/05/24 ★★★☆)川嶋哲郎(TS/Fl)、岡安芳明(G)、上村信(B)のトリオ、1999年結成で“ドラムレス”って珍しい。昨年、東京オペラシティで録音されたCDからの選曲で「中国行きのスロウ・ボート」「Perdido」「Spring is here」ほかジャズのスタンダード曲を約1時間。 決して派手な演奏ではないけど、ほのぼの感が伝わるコンサート。 ⇒ http://www.tmd-info.com/

    【演劇】

    ■KAKUTA 「めぐるめく」(シアタートラム、10/05/22 ★★★★)劇団KAKUTA(主宰、作・演出:桑原裕子)の新作は、交通事故後に、11年間の眠りから覚めた四人姉妹の次女の話。彼女と普段の生活で距離を置いていた長女(作家)、三女(OL)、四女(フリーター)が、次女の夫の墓参りに参加。それぞれの悩み、想いを抱きながら旅を通して、また「新たな家族」が誕生する、温かくてホロッとくる結末。
    ご参考URL ⇒ http://www.kakuta.tv/megurumeku/

    ■「裏切りの街」 (パルコ劇場、10/05/22 ★★★★)三浦大輔(ポツドール)作・演出。 40歳を過ぎた夫婦(秋山菜津子と松尾スズキ)と、20代半ばの同棲カップル(田中圭と安藤サクラ)との間で起きる嘘とだまし合い。いい加減でどうしようもない若者と、夫に嫌悪感をいだく主婦が出会い、物語はそのままズルズルと進行して、「破局」のないまま終わり、「銀杏BOYZ」の主題歌と曲が刺激的です。
    URL(音声注意) ⇒ http://www.parco-play.com/web/play/uragiri/

    【映画】

    ■冷たい雨に撃て、約束の銃弾を <原題 Vengeance>(★★★☆)ジョニー・トー監督のマカオと香港を舞台にしたハードボイルドは、原題(復讐)そのままのフィルム・ノワール。ジョニー・アリディ!(仏歌手)が懐かしく、娘の家族を殺害した犯人を追い求めて“プロの殺し屋”を雇う父親役で、「任侠の世界」はまるで東映ヤクザ映画みたい。たっぷりとスローモーション多用の銃撃戦は、現代版「西部劇」といったところ。
    ご参考(音声注意)URL ⇒ http://judan-movie.com/

    【Book、新書+雑誌】

    ■中山康樹 「ビートルズとボブ・ディラン」(光文社新書、10/05/20★★★★☆) ビートルズ関連のオススメ本。ボブ・ディランとの交流を時系列に、本人・関係者のコメントをまとめた内容で、今までありそうでなかったテーマ。 60年代、お互い忙しい合間をぬって、ニューヨークやロンドンで会い、作詞家としてのジョンとディランの関係、親密な交際で有名だったジョージとディランの発端など「なるほど!」の連続。最後に掲載された両者のアルバム・レビューとコメントも適切で分かりやすい。
    ⇒ http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334035655

    ビートルズとボブ・ディラン (光文社新書)
    中山康樹
    光文社

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    ■島田裕巳 「無欲のすすめ」(角川oneテーマ21、10/05/10 ★★★)「強欲」(市場原理主義)の対極にある「無欲」がテーマ。 “無所有”の考えを貫く「ヤマギシ会」の活動を中心に、天理教、一燈園、創価学会、武者小路実篤が始めた「新しき村」などの活動を紹介。日本はもともと無所有の“村社会”だったこと、ヤマギシ会の失敗、もはや“企業戦士”として競争を勝ち抜く時代ではなくなった点を指摘。無欲の価値を知る日本人が、「では、どうするのか―」その答えを書かないのは意図的?
    http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200911000113

    無欲のすすめ 無宗教な日本人の生き方 (角川oneテーマ21)
    島田 裕巳
    角川書店(角川グループパブリッシング)

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    ■雑誌「ku:nel クウネル」(マガジンハウス、10/05/20 ★★★★)この「京都特集号」は面白い。 「オリーブ」の名編集長だった岡戸絹枝だけに、フツーの京都紹介ではありません。京都では、「ん」が多いという「言葉」から入り、「甘味」「喫茶店」「骨董品」「刺繍」「うどん」など、「食」「味」や「嗜好」に徹底的にこだわった写真と文章が並び、思わず、また京都に行ってみようか!という気にさせるユニークな特集号です。
    ご参考URL ⇒ http://magazineworld.jp/kunel/issue/44/
    ku:nel (クウネル) 2010年 07月号 [雑誌]

    マガジンハウス

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    【オマケ、今週の気になった言葉】

    ■要は、合成の誤謬(ごびゅう)があるなら、「解体の誤謬」問題もあるのじゃないかということである。全体良ければ個別も良しとは限らない。全体最適状況を解体しても、その結果として出てくる部分部分のすべてにおいて、個別最適が達成されている保証はない。そういう問題がありはしないか。 (by 浜矩子<同志社大学大学院教授>)>毎日新聞(4/25)コラムがHPより削除されたため、このブログからhttp://blog.with2.net/find_item_cache.php?id=127214673000&key=%B9%F5%BB%FA

    先月、浜教授(髪が紫色のカラーリング!)の講演会を聞く機会があり、「金融“再”暴走が始まってる」という“警鐘”は、とっても刺激的でした。毎日新聞掲載コラムを読むと分かりますが、全体として“豊かな日本のはず”なのに、個別に見ると“問題が山積み”してる現実。このコラムを読んで思い浮かべたのが、スペイン・フィゲラスの「ダリ美術館」でした。

    遠くから見るのと近くでみるのと全く違って見える“だまし絵”や、「唇のソファ」や「鼻の暖炉」や「目の絵」が置かれた部屋を、ある高さから見ると「顔」に見えるという、その部分部分は「ひとつの作品」でありながら、全体を見ると全く“別物”になってしまう、ダリが得意とした作品群です。
    ご参考 ⇒ http://tabi.happy-fly.net/spanish/spain6Figueres.html


    では。

    「Self-fulfilling_prophecy」自己充足的予言という手法です。

    2010年05月26日 23時48分50秒 | 仕事、あるいはGTD
    最近はまっているのは、
    「Self-fulfilling_prophecy」自己充足的予言という手法です。

    苫米地さんの書籍で知ったのでした。

    まず、

    夜。
    一つだけでいいので「今日うまくいったこと」を思い出して書き留める。
    そして「明日うまくいやりたい」ことを、書き留める。

    翌朝、
    その二つを思い出す。
    あるいは、もういちど書き留める。

    これ、ほぼ日手帳あたりでやると
    手軽に出来ます。

    そして、多分自己暗示の機能だと思いますが、
    大抵、その自己充足的予言はあたります、というか
    それを達成します。

    達成したことを「うまくいったこと」として記録することで
    成功体験をどんどん積み重ねることが出来ます。

    自己充足的予言という手法です。
    Self-fulfilling_prophecy
    成功体験を強めていき、自己評価を上げていく方法。

    http://www.geocities.jp/judgement_xp/KeyWord/SelfFulfillingProphecy.htm


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    「のだめカンタービレ」を途中まで見た。いい映画だと思う。が……。

    2010年05月25日 23時22分10秒 | 映画レビュー
    「のだめカンタービレ」を途中まで見た。いい映画だと思う。
    音楽家がいかに音楽へ向き合うか。
    そして音楽を突き詰めていくことがどれだけたいへんか。
    それをコミカルかつ、わかりやすく、
    しかもクラシックの名曲も大画面といい音で堪能できて
    クラッシックっていいなぁと思わせてくれる。

    が、徹夜明けでやけくそで行ったせいで、
    実は中盤以降、場内が明るくなるまで
    寝てしまったのでした。

    なんだか竹中直人がかっこいいなぁと思ったところまでで
    沈没したので、
    評価はできませんが、
    予想よりもずっと見応えのあるいい映画でありました。


    のだめカンタービレ 最終楽章 前編 [Blu-ray]

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    最後は映画だ!ぎゃぼー!!のだめカンタービレ 最終楽章 ロケ地マップ [DVD]

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    No complaint day-60で一区切りとする

    2010年05月24日 21時31分00秒 | a complaint free
    このブレスレットをはめて、どれくらいになるだろうか。

    これは不平や不満を言ったら右から左へと動かすブレスレットである。

    ↓この本を読んではじめてみたのだった。

    もう、不満は言わない
    ウィル・ボウエン
    サンマーク出版

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    このブログでも項目を設けて都度都度書いてきたが、
    この本にある21日を過ぎても続けてみた。

    ↓complaiant freeの記録はこちらです
    http://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/c/8170d86ae85757882ed7147b668f4762


    結局3月24日以来、自分としては不平不満罵詈雑言は言っていないはずだ。
    先週末の土曜日で60日。これを一区切りとして、いったんブレスレットを外すことにした。
    半袖になってきたこともあるしね。


    何か、変化があったのだろうか。
    多分あったと思う。

    きっと以前より幸福になっているはずだ。

    言葉というのは怖ろしく、発したら、
    それは相手にだけでなく自分にも反射してくる。
    音と同じだ。スピーカーは表にも裏にも音を発する。

    誰かに向けた悪い言葉は、自分にも発せられているし
    脳は無意識にその言葉をシャワーのように浴びている。

    では逆はどうだろうか。
    感謝の言葉、嬉しい言葉、楽しい言葉。
    これは相手にも自分にもポジティブなヴァイヴを送る。

    最近池谷裕二さんの本や苫米地さんの本で
    脳関連のことに興味を持っているが、
    その人にとっての事実、真実、世界は
    全て脳の中での現象である、というように読み解ける。

    そう思うと、不平不満を言わないことは、
    非常に価値があることだと思います。

    読者のみなさんも、
    もし興味があれば試してみてくださいね。
    この本を読むだけでも価値があると思います。





    今日は音楽人生で初めて、務めるべきステージをパスしてしまった。苦い気持ちです。

    2010年05月23日 21時26分06秒 | BAND
    雨。

    今日は音楽人生で初めて、務めるべきステージをパスしてしまった。

    とても気持ちの中で苦い。
    (くるしいのではなく、ニガい、です。そんな気持ち。)

    なんか、何もする気になれず、
    子供と一緒にうとうとしたり、
    洗剤をスーパーに買いに行ったり、
    ボーっとして過ごしてしまった。
    時間貧乏なオレとしては珍しい一日だった。


    ま、ボーカル&ドラムで、バンマスでもある子供の発熱なので致し方ないが。

    プロが自分のステージを病気などの事情で延期したりするのも
    さぞかし苦いんだろうな、と拝察する。

    熱を出している子供も、同じ思いのようで
    寝床でさっき「今頃ステージがおわったころだね」と言っていた。

    おお、プロなのかどうかはさておき、
    おまえはいいミュージシャンになれよ。
    いや、きっとなれるぞ。

    くるりの「男の子と女の子」という歌を口ずさんでみている。

    男の子と女の子
    くるり,くるり,岸田繁
    ビクターエンタテインメント

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    「年収があがるしゃべり方。」は面白そうだ

    2010年05月23日 12時06分18秒 | レバレッジリーディング
    年収があがるしゃべり方。
    内田伸哉
    クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

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    著者の内田伸哉さんの話を、
    ポッドキャストで聞いた。
    大手広告代理店のコピーライターの方だそうだが
    前職は、なんとマジシャン!

    マジシャンってのはたしかに話し方、
    話の組み立てが実はワザより多いのではないか、
    と拝察する。
    というのも、手品をするトンカツ屋「岡膳」の
    オヤジにほんの少しではあるが、薫陶を得たからである。

    仕事が滞っていて、
    いまたまっている本がたくさんあるんだが、
    この本も積ん読しておこうかと思ってるのであります。

    内田さんは、こんな方だったのね(学生時代)さすがです。↓
    http://www.keio-j.com/interview/studentinterview/19uchida/



    坂本龍一の「音楽の学校 schola」のジャズ編 第四回「フリージャズ」を観た

    2010年05月23日 10時14分15秒 | 原朋直トランペットレッスン講義ノート
    コモンズ:スコラ ヴォリューム2 ヨウスケ・ヤマシタ セレクションズ・ジャズ
    ジョン・コルトレーン,セシル・テイラー,ルイ・アームストロング,ベニー・グッドマン,カウント・ベイシー,チャーリー・パーカー,ハンプトン・ホーズ,セロニアス・モンク,ビル・エヴァンス,ソニー・ロリンズ
    commmons

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    さっき、つまり5月22日の0時近くに、
    NHKで坂本龍一の「音楽の学校 schola」のジャズ編 第四回フリーを観た。
    テレビが家にないのでpcのワンセグだったが
    感動したなー。

    オーネット・コールマンのLPは持っていたが、
    実はろくに聞いていなかったことが判明したのだった。
    ろくに知らない。でもこうやってテレビで聞いてみるといいねぇ。

    で、一番感動したのは、中学生にフリージャズをやらせてみたくだりだ。
    最初、坂本龍一とサックスの例の「憂鬱と官能を教えた学校」で
    菊地 成孔との共著者である大谷 能生のサックスでフリーをやった時の
    吹奏楽部中学生の絵にかいたような「口あんぐり」。
    いや、見事である。
    よっぽどびっくりしたんだねぇ。

    その後、坂本龍一と山下洋輔の指導でフリーをやるんだが
    その時の山下さんの指導がふるっていて
    「いままでのパターンはすべて忘れてください。一番早く、細かく、強く出せるおとを
    自由に出してみてください」って。

    そして、各自がその音を出し始める。全員が最初はビクビク、そしてそのうちに
    幼児のように嬉しそうにしながら演奏をする。
    これがフリーの楽しさだ。


    思い起こせば、俺も高校の卒業の時に、フリージャズセッションというのを企画し
    ロック、クラシック(ジャズができる高校生はまだいなかった)入り混じったメンバーで
    テーマを「君が代」として、一時間ぶっとおしのセッションをしたものだ。
    あれは楽しかった。

    音楽(非クラシック)を志すなら一度はこのフリーなセッションというものを
    通過するだろう。その楽しさはきっと一生忘れないし、
    重要な初期衝動として保持されるに違いない。

    スコラの高校生諸君、初フリーおめでとう。
    観ていても、俺も初フリーの時の興奮と感動を思い出したよ。

    いいミュージシャンになるんだよ。




    坂本龍一の「音楽の学校 schola」のホームページはこちら。
    http://www.nhk.or.jp/schola/

    ↑再放送のスケジュールも載ってます。


    コモンズ:スコラ ヴォリューム3 サカモトリュウイチ セレクションズ ドビュッシー
    ドビュッシー,コンロン(ジェイムズ),ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団,ミケランジェリ(アルトゥーロ・ベネデッティ),ラスキーヌ(リリー),カントロフ(ジャン=ジャック),ブタペスト弦楽四重奏団,ニュー・フィルハーモニア管弦楽団,ドビュッシー(クロード)
    commmons

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    commmons: schola vol.1 J.S. Bach Ryuichi Sakamoto selection
    レオンハルト(グスタフ),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ニコレ(オーレル),フレットワーク,グールド(グレン),塩川悠子,藤原真理
    commmons

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    コモンズ: スコラ ヴォリューム4 サカモトリュウイチ セレクションズ ラヴェル
    カントロフ(ジャン=ジャック),フィルハーモニア管弦楽団,ラムルー管弦楽団,アルゲリッチ(マルタ),アルバン・ベルク四重奏団,ペルルミュテール(ヴラド),南西ドイツ放送交響楽団
    commmons

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    commmons: schola vol.5 Yukihiro Takahashi & Haruomi Hosono Selections: Drums & Bass
    イエロー・マジック・オーケストラ
    commmons

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    out of noise(数量限定生産)
    坂本龍一
    commmons

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    南博トリオの新譜「Girl Next Door」で絶品の本邦ジャズピアノトリオを聴く

    2010年05月22日 22時31分58秒 | CD&コンサートレビュー
    The Girl Next Door

    ewe records

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    南博のジャズピアノは、実に好きであります。
    過去三枚ぐらい買っている。
    最初の二枚は菊地成孔のプロデュースのストリングスが入ったモノだった。
    これは、もう酒と阿片の日々とでもいうべき、
    耽美的でスイートで危険な香りのジャズだった。
    今回のものは、南博本人のプロデュースで
    自身のトリオでの演奏であり、
    これは実に、安定した、力強い、耽美的ではあるが健康的で
    レギュラー感のある演奏だともう。

    正直言ってピアノのテイストを云々できる解像度が私にはない。
    ピアノも弾けないしね。
    でも、なんというか、南博の緊張感あるエピキュリアン(快楽主義者)という
    趣のピアノは、私が最も愛するモノである。

    南博はその著作も実に面白いという意味で、
    山下洋輔の遺伝子もあり、盟友菊地成孔とも同じ志向を持つが、
    彼の二作目のアメリカでの話を読んで、膝を打ったのが、
    ECMなどでリーダーアルバムを出している
    ジャズピアニスト、スティーブ・キューンの家に
    押しかけていってプライベートレッスンを受けたぐらい、
    スティーブ・キューンに耽溺しているというくだりである。
    鍵盤上のU.S.A.
    南 博
    小学館

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    なるほど、スティーブ・キューンの耽美のニュアンスが
    南博の角にあるモノかも知れない。
    ただし、南博のそれは、さらに本邦ならではの
    日本的な美意識を宿している。
    そこがまた、ジャズを愛する日本人の心に
    滲みる点ではないだろうか。


    ちなみにトリオを形成する、芳垣安洋のドラムも、
    そして鈴木正人のベースも素晴らしい。実に。

    南博のトリオは、本邦でもトップクラスのミュージシャンによる
    いまいちばん脂がのった、絶品のピアノトリオではないだろうか。

    生で聴きたいと思います。

    以下の2枚が菊地成孔のプロデュースによる
    阿片と麝香なアルバム。お勧めします。

    Touches&Velvets
    南博
    ewe records

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    Elegy
    南博
    ewe records

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    こちらは盟友菊地成孔とのサックスとピアノのデュオアルバム

    花と水
    菊地成孔,南博
    ewe records

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    白鍵と黒鍵の間に―ピアニスト・エレジー銀座編
    南 博
    小学館

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    白鍵と黒鍵の間に -ジャズピアニスト・エレジー銀座編- (小学館文庫)
    南 博
    小学館

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    Like Someone In Love
    南博,芳垣安洋,鈴木正人
    ewe records

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