ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

The Beatles の新譜 LOVE,もう聴きましたか?

2006年11月28日 18時33分09秒 | DIARY
さて、The Beatles の新譜 LOVE,
もう聴きましたか?
音楽好き人間の共通言語的バンドの新作とあって、
賛否両論あるようですが、
おおむね好意的に取り上げられているようですね。
オレも発売当日に購入し、聴きました。
Beatlesに関しては、盲目的に肯定派で、
どんなミスでもアバタもエクボで許してしまうオレですので、
「すげー良かった」と評しておくわけですが、
一歩引いて、わざとネガティブな聴き方をしてみると
「これで良し」と100%で言えないような部分もありです。

例えば Get Back
いきなり Hard day's night のイントロから The End のドラムに移るイントロ、
意外性・知名度という意味ではこのアルバムの象徴的な作品なので、
TVでもよく取り上げられていました。
しかし、もともと Hard day's night のあのイントロは
それ自体が衝撃的かつ今の時代においても斬新なわけで、
Get Back にくっつけなくても十分すごいわけです
Get Back にくっつける必然性ってあったのかな?と…

他にも、ただのコラージュ(つぎはぎ)の域を出ていない曲、
原曲のクオリティに助けられてなんとかなっているものの
原曲を越えられなかった曲…
そんな印象があるのは確かです。

そうはいっても、「あっ、あの曲のあの部分だ」とか、
「う~ん、そう来たか」という、マニアならではの楽しみ方が出来るのは
純粋に楽しかった
また、デジタル処理でクリーニングされた音源により
40年前後の昔に録られた音が、より鮮明に蘇ったことで
新たな発見もあったりして…
特にリンゴのDr.など、
「この人、こんなに心地よいビートを叩くドラマーだったんだ!」
と、再認識させられた次第。

個人的には Within You Without You / Tomorrow Never Knows が
最もお気に入りです
どちらかといえば、飛ばして聴いちゃうジョージの曲が
Tomorrow Never Knows のDr.によって、なんともいえないグルーヴを生んでいる。
唯一原曲越え◎

ジョンとジョージが生きていたなら
このアルバムにどのような評価をしただろうというのが、
とっても気になる部分です。
ジョージマーティンとその息子の
Beatles に対する尊敬の念は感じられる作品だとおもいますよ。

これを機会に、Beatles全曲のオリジナル音源を
徹底的にデジタルクリーニングしていただき、
現代的なリバーヴ処理などでリマスターしたものを再発していただきたいと
熱望する気持ちになりました。

ちょっと誰かに語りたい気分で、
長いメールになりました。

カムバックブラスバンド700人で吹きまくれ! 自由演奏会2006横浜会場にいったよ

2006年11月27日 23時26分49秒 | BAND
横浜で行われた自由演奏会2006に行ってきました。ここ3年ほど毎年家族で参加していたのですが、今年は仕事、しかも結構負荷の高い仕事になりそうだったので、今回は家族は無し。自分だけ。仕事の合間にはラッパを吹こうともくろんで参加した。

公式ウェブは、こちら。こんなイベントです。

なんと動画のレポートを発見しました。
もちろん今年のもの。はやいぞ、凄いぞ、ミュージックイークラブ!
こちらです。

やった曲は、木星
# マーチ「ブロックM」
# ネッサンドルマ(誰も寝てはならぬ)
# 木星(ジュピター)
# スーザ・マーチ・カーニバル
# ディズニー メドレー
# バンドのための民話
# ビリーブ

ま、当日はチラシまきから始まって、参加者100人コメントを撮ったりとか、指揮の杉山さんや岩井先生のインタビューをしたりとか、ビデオチームのディレクションをしたりとか、いろいろ大変だったんですが、合間ではラッパを吹いてました。
やっぱ合奏は人数が多ければ多いほど楽しいね。

来年もまた参加しようと心に誓いました。

ついにラッパでジャズデビューしました。

2006年11月26日 01時23分23秒 | BAND
ついにラッパでジャズデビューしました。

いや、ギターのライブではついぞあがったことがなかったんだが、フリューゲルホルンで人前でジャズを吹く、なんてことになると、自分でも信じられないことにあがりました。いやー、音楽であがるなんてのは10代までだったのだが。
自分の中に音楽的に初心なところがあって、ちょっと嬉しかったりするのだが。

冗談はさておき、正直言って自分的にはリベンジを誓いたいほどソロの出来はわるかったわけですが、これは楽しいね。ジャズ、しかも10人編成でスモールとはいえビックバンドな感じで、歌伴。リフを合わせたりハーモニーを作るのは、いままでのロックバンドにはない楽しさだ。

しかも、今回のドラムとベースはまさに最高のジャズマンであって、素人の域は遥かに超えている。このバックでソロを吹けるだけで、これは存外の慶びであり、非常に幸福なデビューだった。

いや、ソロでは悔いは残りますよ、信じられないミスもしてるしね。自分的には50点程度だけど、バンド全体では80点ぐらいの出来ではないでしょうか? 当日録音したMDを聴くと、うーん、なかなかいい。こういうことが自分が絡むとわかんなくなるのは、素人ならではだが。

また次の機会をこころまちにしてます。次のステージでは平常心で演奏できますように。それから羅風メンバーがセッションタイムで弾くとね、


ジョアン・ジルベルトのコンサートに行った、本当に感動した

2006年11月22日 23時36分29秒 | CD&コンサートレビュー
日頃の行いがいいので、先日のジョアン・ジルベルトのコンサートに行くことができた。大変感動しました。写真は、コンサートの入り口にあったもの。ジョアン・ジルベルトが過去二回コンサート中に瞑想(寝た?)したことについて、今回もあり得る、ということに対するエクスキューズである。凄いね。


さて、以下は僕が編集長をしているヤマハのウェブマガジン、「おとなを、休む日」http://www.holiday.yamaha.co.jp/のメールマガジンに書いたコラムの文章です。



ボサノヴァの神様とも称されるジョアン・ジルベルトのライブ盤
『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』を編集長の池谷がリコメンド。
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『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』
ジョアン・ジルベルト
ユニバーサルミュージック
UCCJ-1005

先日、東京国際フォーラムで行われたジョアン・ジルベルトの
コンサートに行ってきました。
これはコンサートというより「体験」といっていいでしょう。
ボサノヴァという音楽を作った男が、ギター一本持って現れ、
空調すら止めた静まりかえった国際フォーラムのコンサート会場で
奇跡を作り上げた。そんなコンサートでした。

ジョアンの声もギターも、非常に小さい、繊細な音です。
PAを通してもここまで小さな音のコンサートは、初めてでした。
そして、その声とギターは、まるで宝石のように美しく
一点の曇りもない澄み切ったものでした。

全くMCを挟むことなく、ギターを爪弾き、次々に名曲を歌っていくジョアン。
ギターのミスタッチも淀みも一切無く、
素晴らしいリズムにのせて歌い続けました。
時に、音楽の神と対話しているかのように求道的であり、
時に、まるでジョアンの家の居間で演奏しているかのように
気さくでリラックスした瞬間もありつつ、歌い続けること、2時間半。

2時間半、弾きっぱなし、歌いっぱなしですよ。まったくMCがなくて。
ギターのチューニングすら、しませんでした。音も狂っていません。
30曲は優に超えていたでしょう。驚きましたね。
「コルコバード」や「イパネマの娘」などの名曲も
実にさりげなく、ポン、とそこに軽く置くように歌いましたが
それは、まさに、ボサノヴァそのもの。その真髄を見た感動を覚えました。

ジョアンが再度日本に来るかどうかはちょっとわかりませんが、
今回の公演ではDVDを収録したということでしたので、
DVDが出たら、ぜひご覧いただきたいと思います。

ここでは、ジョアンの2003年に来日した時のライブ盤を
リコメンドします。記録のつもりで収録したものを
日本のオーディエンスとの交流に感動したジョアン自身の希望で
CD化したものだそうです。ぜひ奇跡を追体験してください。

以下のページで『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』
の詳細情報がご覧になれます。試聴も行えます。
こちら


来日したジョアン・ジルベルトに自分たちが作ったギターを弾いてもらう。
そんな「無謀」な挑戦をした男達がいた。
ヤマハのギター開発者のストーリー(実話です)が掲載されている
ウェブサイト「Artists with Yamaha」もぜひご覧ください。
こちらです。


ボサノヴァを弾くなら、このギターがお奨めです。
「おとなを、休む日」のコンテンツ「演奏を、楽しむ日/Vol.027 ボサノヴァギター」はこちら



ついに、ジャズのライブでラッパデビューだー。

2006年11月22日 03時39分34秒 | BAND
ついに、ついに、ジャズのバンドでラッパを吹く日がやってくる! しかも女性ボーカルつきの10人編成のバンドだ。いや、夢は叶うんだな。真面目に生きていると。

23日、赤坂のStage 1というところでやりますので、よかったら遊びに来て下さい。15時スタートで2時間ほどの予定です。チャージは2000円+ドリンク。そして、演奏曲目は、これだ!

1 YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO (Gm)
2 BLACK ORPHEUS (Gm)
3 ON GREEN DOLPHIN STREET (F)
4 THE NEARNESS OF YOU (Bb)
5 SATIN DOLL (F)
6 THE WAVE (Bb)
7 JUST IN TIME (F)
8 MY FUNNY VALENTINE (Cm)
9 RECARD BOSSA NOVA (Gm)
10 SUMMERTIME (Am)
11 ALL OF ME (F)
12 BLACK COFFEE (Bb)
13 IT DON'T MEAN A THING IF IT AIN'T GOT THAT SWING (Am)
14 WHAT A WONDERFUL WORLD  (Bb)

練習不足だけど、ボーカルも、ドラムも、ベースも本当に素晴らしいです。こんな人たちとできてジャズデビューとしては光栄だなー。
本番が楽しみです。

父親たちの星条旗(字幕版)<★★★☆☆>

2006年11月20日 04時18分39秒 | 映画レビュー

父親たちの星条旗(字幕版)

[監][製]クリント・イーストウッド 
[製]スティーブン・スピルバーグほか 
[脚]ポール・ハギスほか 
[出]ライアン・フィリップ ジェシー・ブラッドフォード アダム・ビーチ 
[制作データ] 2006米/ワーナー
[上映時間] 132分


2度のアカデミー賞監督賞を受賞したクリント・イーストウッドが、スピルバーグを製作に迎えた戦争映画、とくれば見に行かないわけには行くまい。

ということで母の病気で入院のため実家に戻っているとき、実家で一人の夜に耐えきれずに見に行ったこの映画だったが、ま、そういう寂しいときに見る映画ではないわな。と見に行く途中で思った。

ところで写真など、あるビジュアルイメージが戦争のイメージを決定するってのは、たしかにあるようで、アメリカにおいては太平洋戦争のイメージはこの硫黄島で撮られた写真だったようだ。(この映画のポスターにもなっている画像だ)。ここには力を合わせて日本に打ち勝ち星条旗を立てるという、実にわかりやすく力強いイメージがある。アメリカ国民はこの図柄に熱狂し「この戦争は勝てる」と思った。そして米国政府はそのイメージを最大限に活用して、戦時国債をどんどん買わせた。ちなみにベトナム戦争ではベトコンの頭側部に銃口を当てて発砲した瞬間の写真がパブリックイメージとなった、これで厭戦反戦気分は高まり、米国敗北のきっかけになった、とこの映画では言われていたが、これも確かにそうかもしれない。

「戦争」というのは、たぶん「戦場」と「戦場以外」では全く違う様相を呈するモノなのだろう。

戦場以外での戦争は非常に抽象的で意味論的な存在だ。イデオロギーや宗教、利害が対立する国を屈服させる。国内では愛国心を煽る。戦場へ子供や愛する人を送る。ドラマティックで劇的な意味を持つ。
しかし戦場はどうか。戦場とは隣にいた戦友が瞬時に射殺されることであり、血まみれの仲間を救いながらその手で敵兵をナイフで刺すことである。生き残ることに全神経を集中するしかない、生きるために死力を尽くす場所であって、そこには抽象的な意味はない。

この極端に正反対な二つを内包しているのが戦争の悲劇だと思う。この映画は前述の旗を立てた兵士が、二つの戦争の現実の間で苦しむ映画といっていい。(ネタバレだが、あの旗の写真に写った兵士はたまたま、偶然にすぎないのだ)

戦闘シーンのリアリズムはかなりのものだし、筋もよく練られていると思う。ところどころ未消化に見える部分もあるが、これはおそらく日本から見た硫黄島「硫黄島からの手紙」という二部作のもう片方を見たときにきっとわかるのだろうな。という複線がいくつかあるね。本当の評価は、「硫黄島からの手紙」を見てからするべきかもしれない。やや凡庸な印象もあって、いまのところは<★★★☆☆>3点としておきます。「硫黄島からの手紙」を楽しみにしてます。

以下はウェブからの紹介文です
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2度のアカデミー賞監督賞を受賞したクリント・イーストウッドが、スピルバーグを製作に迎えた戦争映画。太平洋戦争の激戦地・硫黄島をアメリカ側の視点から描いている。
太平洋戦争の末期、硫黄島では日米軍による戦闘が開始されようとしていた。アメリカ軍は当初、5日もあれば硫黄島は落ちると目していたのだが、その予想は外れ、日本軍を相手に36日間もの死闘を繰り広げることになる。

世界がもし100人の村だったら

2006年11月16日 19時22分59秒 | レバレッジリーディング
ひさびさに、100人の村だったら、を読んだらやっぱり感動しました。
コピーしておきますので、ぜひご覧ください。


■世界がもし100人の村だったら■

もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう。その村には・・・

57人のアジア人21人のヨーロッパ人14人の南北アメリカ人8人のアフリカ人がいます

52人が女性です48人が男性です

70人が有色人種で30人が白人

70人がキリスト教以外の人で30人がキリスト教

89人が異性愛者で11人が同性愛者

6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み70人は文字が読めません

50人は栄養失調に苦しみ1人が瀕死の状態にあり1人はいま、生まれようとしています

1人は(そうたった1人)は大学の教育を受けそしてたった1人だけがコンピューターを所有しています

もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火をみるよりあきらかです。



また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。

もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと感じることができたなら・・あなたは今いきのこることのできないであろう100万人の人たちより恵まれています。

もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、あるいは飢えの悲痛を一度も体験したことがないのなら・・・あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています。

もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことができるなら・・・あなたは世界の30億人のひとたちより恵まれています。

もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、寝る場所があるのなら・・・あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています。

もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら・・・あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちのひとりです。

もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・それはとても稀なことです。

もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間二倍の祝福をうけるでしょう。

なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて,その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。



昔の人がこう言いました。 わが身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、と。

お金に執着することなく、喜んで働きましょう。

かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。

誰もみていないかのごとく自由に踊りましょう。

誰も聞いていないかのごとくのびやかに歌いましょう。

あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう。

翻訳:なかのひろみ

『ジョイフル・ノイズ』デレク・トラックスはかなりいい。スライドギターの新星だな。

2006年11月13日 21時25分23秒 | CD&コンサートレビュー
『ジョイフル・ノイズ』
デレック・トラックス・バンド
ソニーレコーズ インターナショナル
SICP-271

僕もギターを弾くので、ロックギターは大好きでよく聴きますが、
ここのところ、ロックのギタリストで驚くような新人には
出会っていませんでした。ところが先日、
友人にあるCDを借りて、ちょっと驚きました。
デレック・トラックス。これは凄いね。デュアン・オールマンを彷彿とさせる
若きロックギタリスト、スライドギター弾きです。
しかもこのアルバムは4年前、彼が弱冠23歳の時に出したアルバムですが、
すでにスタイルは完成されて、老成した味わいすら感じさせる。
何しろ、音そのものの存在感が凄い、うーむ。恐れ入りました。

彼は現在、オールマン・ブラザーズで正式メンバーとして
ギターを弾いています。実はデレックはオールマン・ブラザーズのドラマー、
ブッチ・トラックスの甥っ子。
オールマンズ・ファミリーの一員として生まれ、育ったそうです。

スライドギターというのは金属やガラスのバーを
弦の上でスライドさせる奏法ですが、これが実に難しい。
ヘタに弾くととんでもなく音痴になってしまうのですが、
達人が弾くとフレットにとらわれず、まるで歌っているように弾けるわけで、
ライ・クーダーや日本では元憂歌団の内田勘太郎さんが有名です。
余談ですがサザンの桑田さんも実はかなりスライドが上手いですね。

デレックのスライドも実に肉声的で伸びやか、
しかも繊細な節まわしが卓越しています。
ギターの話ばかりになりましたが、音楽性もアメリカ南部の
ロックに根ざした語法をベースに、ジャズやラテン、さらに
エスニックなニュアンスもあり、
とても年齢からは想像できないほどの深みがあります。

そういえば今年来日公演があるエリック・クラプトンのバンドにも
サポートギタリストとして抜擢されたデレック・トラックス。
今回のクラプトンのコンサートでの演奏が楽しみだな。
「いとしのレイラ」あたりは、オリジナルのデュアンの演奏に迫りそう。
これは凄いことになりそうです。ぜひ見に行きたいと思っています。

『ジョイフル・ノイズ 』は
以下のサイトで試聴できます。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/TheDerekTrucksBand/

「いとしのレイラ」と聞いて、ついギターを手にしたくなったあなた。
驚くほど軽い新しいギター「エアギター」をちょっとチェックしてみませんか。

母の手術が終わりました

2006年11月12日 22時58分12秒 | Photo&エッセイ
先週、母の手術がありました。セカンドオピニオンやら腫瘍内科やらいろいろありましたが、ついに手術。比較的安全な手術とはいえ、全身麻酔を行うし、リスクがないわけでもないので、やはり楽しいモノではありません。

本人は麻酔の後ストンと眠ってしまったようですが、待っている方は午後一時に手術室へ見送った後はずっと待ち。5時過ぎに終わった旨が伝えられ、手術の状況の説明がありました。予定より時間がかかったのはリンパ節への転移が認められたのでリンパの郭清を行ったからでした。

その後麻酔が半分ぐらい覚めて回復室へ戻ってきた母に会ったのは6時30分ごろ。その日はそこで帰り、翌日に病院へ朝いったら、もう普通でした。傷は痛むようでしたが。そこから約5日程度傷の回復を待ちつつ腕のリハビリおよびリンパの流れを良くするマッサージなどを学び、晴れて本日退院でした。

まだこれから放射線照射などが続きますが、ひとまず手術という儀式は終わった監事で、ま、一段落でしょうか。

皆さんにはご心配をおかけしました、ありがとうございました。


がん常識の嘘

朝日新聞社

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最良のがん治療道案内―より適正な判断を導くためのヒント集

エビデンス社

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金子鉄心の鞴座(ふいござ)のライブに行った

2006年11月11日 00時44分19秒 | Photo&エッセイ
高校時代の友人にして、大阪在住のサキソフォン、笛奏者の金子鉄心のいる、鞴座のライブに行ってきました。千歳烏山のライブハウス。なかなか感じのいい店だったな。金子は友人でよく彼が出演するライブは見ているのだが、彼がライブでMCをするところは初めて見た、面白かったな。あまりにそのままでもあるんですが。まるで家に遊びに来ている時のようだった。
ま、MCの話はこのくらいにして、演奏なんだが、これまた友人だから謂うわけではないんですが、良かったな。いや、正直いって、ちょっと感動してしまいました。

鞴(ふいご)の理由は、金子鉄心がバグパイプを、そして相方の女性がアコーディオンを。両方とも鞴を使う楽器だからですね。なーるほど。ヨーロッパ、東ヨーロッパや中近東な感じ、トルコ、シルクロードまで実にいろんなニュアンスの笛音楽を聴かせてくれます。とてもおもしろいですよ。アコーディオンのお姉さんもちょっとうなじがセクシーでした。また行きたいと思います。






LomoのFishEyeを買った人が家の中にいるのだった

2006年11月10日 00時58分35秒 | Photo&エッセイ
Lomoはご存じ? ロシア製のトイカメラである。フィルムカメラってのは超高級プロ用は残っているけどあとはデジカメにとってかわられた。でもなぜかトイというジャンルでフィルムカメラが台頭しているのだった。
フィッシュアイってのは魚眼のことだが、これがまともな一眼レフのレンズなら十万はくだらないもの。それがレンズの精度は落ちるとはいえ使えるならこれは面白い、と家人が買った。
使ってみるとこれがなかなか楽しいのだ。
元来シャッターを押した瞬間の映像ってのはわかんないのがフィルムカメラのいいところで、DPE屋に持って行って出来上がるのを待つしかない。これがいいね。それからフィルムで撮った写真の質感もいい。
そろそろ処分しようと思っていたフィルムカメラの山があるが、これはなかなか捨てられそうにないです。
ちなみにキャノンはT90、F1、A1、AE1を持っていて、オリンパスがOM1、OM4、OM10。さらにコンタックスのT2やミノックス、オリンパスペンの一眼レフ、キャノネット、ヤシカリンクスなど、レンズもあわせてザックザクです。ローライフレックス6×6の3.5のプラナーもあるなー。ほしい方、安くお譲りしますが(ローライは墓場まで持って行きます)、いかがでしょうか。

これがLOMO FishEyeでとった写真の一例です。



ロシアカメラがむせぶ夜は―チョートクの赤色カメラ中毒者の作り方

グリーンアロー出版社

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阿佐ヶ谷ガード下ゴールド街の定食屋「クロンボ」

2006年11月08日 00時36分54秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
JR阿佐ヶ谷駅を使って出かけることが多いんだが、最近休日の時は自転車で駅まで行ってガード下の有料駐輪場を使うことが多い。以前適当に駅前に止めておいたら撤去されてしまった。ま、思えばそれがスポーツ車を買うきっかけになり、自転車通勤をしたりして自転車に嵌っていくきっかけになったのでもあるんだが。

さて、阿佐ヶ谷の自転車駐輪場から阿佐ヶ谷駅の改札までの最短距離はガード下のゴールド街という商店街を抜けるルートだ。そうすると、いつもそこにあるのが、この看板。いいのかなー。この店名。ハンバーグってかいてあるけど。美味しいのだろうか。一度行ってみたいモノだが、まだ行ってません。でも比較的お客さんは入っているのでそれなりにおいしいのかなぁ。味は近々ご報告します。

ちびくろさんぼのおはなし

径書房

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自由への長い道―ネルソン・マンデラ自伝〈上〉

日本放送出版協会

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自由への長い道―ネルソン・マンデラ自伝〈下〉

日本放送出版協会

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つけ麺マップ東京・埼玉・神奈川 1 (1)
井上 勝也
幹書房

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東池袋・大勝軒のオヤジさんが書いたこれが俺の味
山岸 一雄
あさ出版

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有名店の職人直伝!自分でつくるプロのラーメン―材料の準備から仕込みまでポイントを徹底解説!

成美堂出版

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新宿くいしんぼブック―新宿~吉祥寺各駅停車の99店 with荻窪ラーメン地図

けやき出版

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昨年亡くなった弟がやってきた

2006年11月06日 12時55分16秒 | Photo&エッセイ
明日、母親が実家の浜松で手術をすることになっていた。

ここのところ仕事がめったやたらと忙しく、徹夜も伴ったりして非常に疲れていた。昨夜はバンドの練習もあって、かなり疲れて帰り、月曜は仕事を終えたら浜松に向かう予定で準備をしていた。多分2時か3時頃寝たはずだ。最初はキッチンの床で倒れて寝いていたが、起きて寝床に向かって寝た。

たぶん浅い夢だったのだろう。昨年脳腫瘍で亡くなった弟が出てきた、何か弟が言ったという夢の記憶はないが、たぶん明日の手術が心配で、俺にチャンつついてやっていてくれというニュアンスだったように思う。そして、ここはハッキリと覚えているのだが、寝ている俺の耳を触っていった。この触感は非常にリアルで、オカルトも心霊現象も全く信じない俺だが、本当に来て触ったのだと悟った。彼は本当に母が心配なのだろう。

6時前、まだ明け切らない頃に「耳を触られた」ことで起きてしまい、最初はうなされたと思っていたのだが、数分して夢を思いだし、耳を触られたことを思いだした。不思議と「怖い」とか「信じられない」とか「あり得ない」とは思わなかった。自然に「ああ、雄二は心配してきてくれたんだな」と思った。そして少し懐かしい、慣れ親しんだものに再会した気がした。世の中には不思議なことがあるな。

明日、母親の手術がうまくいくことを祈ろうと思う。

下の写真は弟の遺したサングラスだ。僕も気に入って時々使っている。

存在の詩―バグワン・シュリ・ラジニーシ、タントラを語る

めるくまーる

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「死ぬ瞬間」と死後の生

中央公論新社

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