ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

5月になると鯉は風呂屋の煙突を登る

2005年05月31日 00時34分08秒 | Photo&エッセイ
自転車通勤は、快調である。
夜、5月も終わろうとしているの気持ちの良い宵に、自転車で路地を抜けて帰るのは実に楽しい。が、時々唖然とするものを発見してしまう。以前高円寺のサンバな銭湯を紹介したが、
そのページはこちら)その銭湯はなんと5月には鯉のぼりを飾るようだ。こんなかんな感じで、夜にはライトアップされている。もうとっくに「こどもの日」は終わっている。いったいどういう意図なのかまったく解しかねるが、なぜか妖艶に感じられた。
以前テレビで見て、その美しさにいたく感動したのが、夜に行われる気球大会の様子だった。
真っ暗な中、時折バーナーを点火するときだけ気球が内側から照らされる。それが空にいくつもあがった気球がそれぞれのリズムで繰り返す。その美しさに通じるものがあったか、なかったか。ないか。ただ驚いただけかも。でもバイクで通り過ぎていたら、たぶん写真は撮らなかったと思う。でも三脚を持っていたオレも立派だと思う。アマチュアカメラマンなのに。






カエーノ・ベローゾのコンサートに行った

2005年05月30日 12時42分09秒 | CD&コンサートレビュー
5/25(水) カエーノ・ベローゾ 東京国際フォーラム

自転車の師匠、梅ちゃんに勧められて、当日券でいって来ました。
ちみに師匠、弟子とはこのような絶対的な関係がいいと思う、古いようにきこえるかもしれないが。弟子が自分で判断して選択的に学ぶより、全面的に学んだほうがきっと得るものがおおいはず。自分で選んで学ぶぐらいなら、最初から1人でやった方がいいでしょ。

それはさておき、またまた仕事を放りだして、千駄ヶ谷から有楽町に自転車でゴー。最近はこの道のりも馴れたもので、国会議事堂の前をまるで近所のコンビニの前を通るぐらいの無感動さで走り抜ける。約15分程度で、開演30分後に到着。当日券を買ってはいる。

実はカエーノ・ベローゾは最近作「フォーリン・ソングス」は買ったが、あまり詳しくはない。ブラジルの至宝といわれるボーカリストだということを知っているレベルだったが、その生の声はあまりに衝撃的。じつに美しく伸びやかで、羽毛のように軽い。圧倒的な表現力だ。奇跡の声、と表現しても、過大ではないだろう。
また演出が、かぎりなく、さりげなく無造作のようで、実は練り込まれている。見ているうちになんとなくシンプルなステージで歌入りの1人芝居を見ているように思えてきた。
曲も横綱相撲のボサノバあり、ちょっと過激さが入ったロック風の曲あり、最近作「フォーリン・ソングス」でのいわゆるアメリカのスタンダード曲ありと、バラエティに富んでおり、ギター1本ボサノバのみで音楽人間国宝的勝負を見せたジョアン・ジルベルトとは対照的である。

バック陣の演奏も、徹底的に歌に奉仕しつつ、自分の味をさりげなく出汁のように効かせるという名人芸。とくに坂本龍一とのユニットでも見たことがあるチェロのモレレンバエムは、圧巻のバンマスぶりだ。バンドの構成はドラム、ベースにパーカッション、そしてギター2名、さらにカエターノ本人もギターを半分ぐらい弾くので、ギターは2.5本ぐらい。ピアノやシンセなどの鍵盤楽器や、管楽器がいないところが特徴的である。非常に硬質でタイトであり、あいまいな点がいっさいない。

神に、奇跡の声を与えられた男が、長年音楽の神に献身し、年を経、名声を得ても自己鍛錬を積み上げ続けている。その姿は音楽を愛する全ての人に、感動を与えるのだ。非常に満足したコンサートだった。それにしても「声」や「音」の凄さ、そこに宿った「魂」は、やっぱり生のライブでないと本当には堪能できないものなんだな。チャーリーパーカーやジミヘンの生の音を体験してみたかったものだ。幸福なことにジャコやマイルスの音は体験しているが、これはお金では買えない音楽的な資産。カエターノの声もそんなひとつだ。だからライブは止められない。




カエターノについて、詳しくはこちらを。

ウメダ師匠のブログでのカエターノ評はこちら

リアキャリアは、こんな感じ

2005年05月29日 02時24分15秒 | 自転車のはなし
ちょっと前に、リアキャリアをつけようと思った、という話を書いたが、買ってつけてみた。こんな感じ。ロードレーサータイプの自転車になっても使えるように、後輪の車軸に伸びる支柱のないものを選んでみたが、使ってみると(1)重い荷物がつけられない、(2)ギャップで自転車が揺れると、キャリアそのものがずれる などの問題があることがわかった。
とはいえ、バッグを背負っているのと、背負わずにキャリアにつけて走るのでは、この季節爽快感が全然違うので、ないよりはあったほうがいいし、なるべくキャリアにつけて走った方がいいように思える。うーん、どうなんだろ?

フランス映画『コーラス』は、なかなか良い映画だった

2005年05月28日 20時11分43秒 | 映画レビュー
『コーラス』

[監][ノ][脚][台][音]クリストフ・バラティエ(角川文庫) 
[製][出]ジャック・ペラン 
[出]ジェラール・ジュニョ ジャン=バティスト・モニエ フランソワ・ベルレアン 
[制作データ] 2004仏/ヘラルド
[上映時間] 97分


なにか、いい映画を見たいと思ったので、池袋でフランス映画の「コーラス」を見た。評判通り、とても質の高い映画で、なかなか面白かった。
最近見た映画に似てるな、と思ったら、音楽のカテゴリーは全然違うが「スクール・オブ・ロック」が似ていた。
通俗的に行ってしまえば、金八先生の音楽版であり、音楽の力を使って、ダメ生徒たちを更生させるわけだが、そこはフランス映画なので話はいろんな点で入り組んでいる。音楽はクラシック(これがロックだとアメリカ的でハリウッド映画となるわけだが)、先生が音楽を教えるのは生徒のため、という側面もあるが、自分の音楽への絶ちがたい作曲への衝動、「創造力」の解放、という側面もおおいにある。また生徒の中に天才的な才能を持つ者がいて、その子の才能を伸ばしつつ、音楽学校へ進学させるのだが、そのあたりはモーツアルトの才能を羨望するサリエリという側面もほんのわずかありつつ(5%ぐらいか)むしろ、音楽の神様に奉仕する身の音楽家として、天に与えられた才能を開花させるように導く、このあたりは音楽という道の厳しさと才能ある後進への慈愛を感じる(同じ事を先日このブログに書いたチックにも感じた)。
先生役の役者さん、名前はわからないが、とても良かった。校長役の人も、実に憎々しげでいい感じを出していると思う。

<★★★★☆>5点満点で4点さしあげます。


以下、オフィシャルな映画のストーリー説明です。

フランスで大ヒットした感動作。心豊かな音楽教師と、“歌”で生きる喜びを得ていく少年たちの絆をいきいきと描き出す。製作は「WATARIDORI」のジャック・ペラン。1949年、仏の片田舎。問題児が集う寄宿舎に赴任した中年の音楽教師マチュー。スパルタ教育ですさんだ生徒の姿に心を痛めた彼は合唱団を結成。“歌”を通して少年たちの純粋な心を取り戻そうと奮闘する。

ヨー・ヨー・マの記者会見

2005年05月27日 08時09分19秒 | 広告・コピー論・批評
ヨー・ヨー・マの記者会見に行ってきた。
私はコピーライターであるので、メーカーの開発室にはよく行くが、記者ではないので記者会見には行くことがなく、実は初体験であった。いやー楽しかったな。

ヨー・ヨー・マはレコードデビュー25周年だそうで、その間ずっとソニーの専属契約であったアーティストは少ないそうだ。ポール・サイモンとか?

ヨー・ヨー・マの生の演奏が間近で聴けるという、これまた希有で幸福な体験ができたわけです。その演奏は本当に素晴らしく、現存するチェリストで最高峰だろうなぁ。詳しくは知らないのだが。

オームの報道で有名になったジャーナリストの江川しょう子さんが記者としてヨー・ヨー・マに質問していた。おお、この人が体を張ってオームと闘った人か、と文字書きとして心の中で賞賛したが、質問の内容とその後のPhotoセッションでの舞い上がりぶりは、ただのヨー・ヨー・マファンであって、そのミーハーさがちょっと可愛いな、と思った。すいません。


ゴンサロ・ルバルカバとの対話、公開

2005年05月26日 15時59分10秒 | 広告・コピー論・批評
自分が好きなことを仕事にしていると、こんな幸福なことがあります。(もちろんツライことも多いけど)。ちょっと前にこんな幸福な取材をしました。憧れのピアニスト、キューバの天才ジャズピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバのインタビューです。はじめて見たときには、ここにジャズの未来がある、と思いました。そして、今回実際に話をすることができ、ジャズと音楽の化身のような人だということが分かりました。その時のインタビューがヤマハのホームページArtists_with_Yamahaというページに、そのインタビューが掲載されましたのでご覧ください。

Artists_with_Yamahaのトップページはこちらです。
http://www.yamaha.co.jp/artists/index.html

インタビュー直後みた、ブルーノート東京でのチャーリー・ヘイデンとのデュオのコンサートのレビューをこのブログにも書いています。そちらもぜひご覧ください。
ゴンサロ・ルバルカバとの対話

リアキャリアを買った

2005年05月25日 11時44分48秒 | 自転車のはなし
自転車通勤は快調に続いている。もはやバイクの通勤はあまり楽しくなく、電車通勤となれば論外だ。給料は安いが通勤や服装に緩い小さな会社は、そのあたり楽しいもの。

快晴で風は涼やか、そんな中で自転車に乗るのは、実に爽快で快楽的だ。ただし、いい季節になると一つだけ問題が生じてくる。それは「流れているのは、涙ではなく、汗(ジェラシーby井上陽水)」

なるべく速乾性のTシャツを着る、できれば半ズボンで乗りたい。などなど対策はあるのだが、通勤となると荷物がある。これがデイパックだと背中の部分が汗かき放題となる。風通しのいい自転車用のバッグもあるのだが、根本的にはしょわないほうがいい。ということで、荷台、リアキャリアの検討をしてみた。写真は南阿佐ヶ谷の自転車専門店、フレンド商会の地下二階である。後日、キャリアをつけた写真をお見せしましょう。

チック・コリアは、かく語りき

2005年05月24日 12時48分04秒 | 広告・コピー論・批評
「音楽家になることは、充実した人生を送ることです。もし本当に音楽が好きならね。」__Chick Corea

昨日は行き帰りの道中が自転車だった、という話でしたが、本日は本題であるチック・コリアのレクチャーと演奏の話を。場所は日吉のヤマハ音楽院。ヤマハ音楽院とは、ヤマハが運営しているプロを目指す若者たちのための音楽学校で、主にポピュラーやエレクトーンが中心、だと思う。そこに、あのチックが来たわけで、生徒たちは非常に興奮していた。

何が素晴らしかったか。
それは「音楽家になることは、充実した人生を送ることです。もし本当に音楽が好きならね。」という冒頭の生徒に贈る言葉に尽きていた。そして音楽家を目指す若者への、先輩としての大きな励ましと、慈愛に満ちた導き。それがほんとうに真摯で、自分の知っていることは惜しむことなく教えたい、そんな気持ちがにじみ出ていて、これが、本当に素晴らしく感じて、つい涙ぐんでしまった。たぶん僕が生徒たちと同じ側にいたら、泣けてはこないだろう。僕はミュージシャンにはなれなかったけど、音楽は誰にも負けないぐらい愛しているし、なんらかのカタチで音楽や、音楽を愛する人、音楽を志す人に資することをしたいと、心の底から強く思っている。だからいま自分がやっている仕事が好きなのだ。(たとえキツイ仕事でもね)。そのメンタリティがチックと共振したのかもしれない、もちろん非常に不遜な発言で、チックには申し訳ない。

チック・コリアは若くしてマイルス・デヴィスバンドに抜擢され、その後、ジャズ界を風靡したリターン・トウ・フォーエバーを、そしてその後も、ロイ・ヘインズやミロスラフ・ビトウス(よく聴いた)とのトリオ、そしてチック・コリアエレクトリックバンドなどで、常にジャズ界をインスパイアしている、巨人である。現存する3大ピアニストと一般的に語られるのは、チック・コリア、ハービー・ハンコック、そしてキース・ジャレットだろう。キースは現在アコースティックピアノしか弾かないが、チックとハービーはいずれもアコースティックピアノとシンセの両方を駆使するところに特長がある、これはそれ以降の世代のピアニストと大きく異なるところだ。オレ達がエレクトリックジャズを作ったという自負はきっとあるに違いない。
ただ、今回ピアノのチックを聴いて、やっぱりアコースティックピアノのチックのほうが好きだなと思った。
チックで個人的に推薦するのは「TRIO MUSIC」というECMから出ているアルバムである、非常に硬質なピアノがチックの特長だ。2枚組で1枚がモンクの曲、もう1枚がフリー。モンクのほうばかりを聴いていた。


ついに自転車で、一日40kmのライドに挑戦

2005年05月23日 20時25分42秒 | 自転車のはなし
現在、浜松に出張中ですが、PHSで画像をアップしました。やればできるものです。

昨日は日曜日だけど、仕事。なんと日吉にあるヤマハ音楽院でチックコリアのセミナーがあり、その取材だった。これがまた、RETURN TO FOREVERとか、クリスタルサイレンス(WITHゲーリー・バートン)とかでジャズ界に名を残す巨人なのに、ミュージシャンの卵の彼らに優しい、やさしい。この慈愛に満ちた導きは、何だ、と思えるほど、包容力のある、人間的に大きな人だった。ちょっと涙ぐんでしまった、が、詳しいことは後日。

仕事はさておき、あいかわらず自転車にぞっこんなので、どうせ休日出勤ならと、テーマを設定、それが長距離ライドだったわけです。なぜなら、僕はいままで自転車は通勤がメイン。休日には妻子と出かけるときに乗るくらいなので、当然スピードは遅くポルタリング以下。というわけで、僕の通常の自転車移動距離は、10km/30~40分ほど。二度ほど銀座や、有楽町(東京国際フォーラム)だったりしたことがある程度である。ちなみに平日の通勤のアベレージは、距離が往復で20km~25km程度。平均時速は20kmをやや下回る程度。
これが、以前は平均20kmで走るなんてことが全くできず、とても人間業ではないと思っていたのに、いつのまにか普通に走ってもそのくらいがマークできるようになり、嬉しい限りです。

で、今回設定したのは、日吉までは無謀なのと汗まみれでチックコリアに逢うのも何なので、自由が丘とした。北阿佐ヶ谷から自由が丘の往復。行きは時間の制約があるので最短を目指し、帰りは距離を出すために環8を北上しようとプランニングした。
当日、出勤のルートで環七に出ると、ひたすら南下。246までは思ったほど遠くはない。がこのあたりですでに10kmを超えた、246に入り、自由通りをひた走る。18kmのあたりで、自由が丘に着いた。時間は1時間はかかっておらず、平均時速は気張っていたことあって22km程度をマーク。

で、自転車を駅前に止め、駅のトイレで着替えて、日吉へ。中略で、仕事を終えて、着替えて自由が丘。ところが雨。しかも暗くなってしまった。環8をひたすらひたすら北上するが、これが楽しい道では全然なく、しかも雨に降られているために制動が悪くスピードが出せない。楽しくない思いでとにかくペダルを回した。途中自転車屋に寄ってシートポストを締め直した。というのも途中でシートのネジが緩んで、シートが下がってしまったのだ。このあたりパーツ精度の悪さを感じる。
なんだかんだで白鷺の自宅に着。おもったより疲れなかった。2時間で40kmなら、いけるいける。ただし、いままで感じたことの無かったシートの(お尻の)痛さを体験した。かなりコンフォートでフカフカなシートなのに、こんなに痛くなるとは。スポーツ系のシートはキツイかな。
というわけで、白鷺の自宅から、自由が丘、往路 18km、復路23.4km、トータル41kmを2時間05分で走った。平均時速は19.7kmであった。それは一日の距離としても最長、いちどきに走った距離としても。復路は夜で、しかも雨が降っていたことを勘案すると、自分としては満足のいく結果であった。ああ、自転車は楽しい。

カラスミのパスタ

2005年05月22日 02時51分20秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
また食べ物の話題。
つけ麺ジャンキーズではないが、麺類の話。先日、イタリアに行った叔母にお土産でもらったカラスミでパスタを作ってもらった(妻に)。やっぱり、とても美味しかった。このレシピは、以前に取材した仕事で鳥羽国際ホテルのシェフに教えてもらったモノ。そのホームページはこちら

魚卵ならではの濃厚な味わいと、独特のねっちりした歯触り、そして塩味。このパスタの主役、カラスミの質が、この皿の正否を決するわけで、今夏いいただいたカラスミは、上質にして美味。とても美味しくいただきました。みなさんもぜひ、お試しあれ。簡単で美味しいです。

俺の話を聞け!

2005年05月20日 21時36分51秒 | Photo&エッセイ
ツライ日々が続いてます。気持ちの問題ですが。数年に一度ぐらいの。
でも近い将来のブレイクスルーを控えているからかも。というか、そんな人任せな事でなく、自ら運命に向かって匍匐前進で進んで行かねばの娘。まるでフランス外人部隊のように。

そんな毎日ですが、朝、自分にカツを入れるために聴いているのが、クレイジー・ケン・バンドの「タイガー&ドラゴン」である。正直言って、クレイジー・ケン・バンドはダサイので嫌いなのだが、この歌のダサさは、実はかなりカッコイイのでは。心を揺さぶられるあの、ビブラート。そして何といっても「俺の話を聞け」という、冗談めかした演歌ロック調のメロディに隠された、マジで切迫した心の叫び。オレのハートに共振しているぜ。背中が泣いているからな。最近。

ところで、かねがね、一体いつ頃になると、人は演歌を聴く「おとな」になるのか、と疑問に思っていたのだが、この曲が好きになったということは、演歌が好きになったことと同義かもしれない。この曲は伴奏も確信犯的にダサイ。ギター、もうちょっとなんとかしろ。でも、この曲の文脈の中では、このユルさがいいのかもしれん。

今週の文春で、近田春男もこの曲を高く評価していた。近田もなかなか音楽を聴く耳を持ってるじゃないか。わかってるね。

さ、明日の朝も、家族全員でこの曲を聴きつつ歌うぞ、「オレの、オレの、オレの話を聞け 2分だけでもいい おまえだけにホントの 事を話すから」

銀座で弁護士、煉瓦亭の元祖オムライス

2005年05月19日 14時42分43秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
所用で銀座に行った。変わった所用で、生まれて初めて弁護士事務所を訪問し、これまた生まれて初めて弁護士と話した。いやー、弁護士ってやっぱり、なんだかスゴイ。やっぱり論理的だし。もちろん別に離婚調停ではありませんので念のため。
話が終わったところ、ちょうど昼時だったので、メシ、ということになり、同行の人間と「学生時代に銀座でバイトしていたんです」という話をしつつ、超久しぶりに再訪したのが『煉瓦亭』。ここは銀座の洋食屋なのに価格がリーズナブルで、「元祖オムライス」は1500円也。
元祖が通常のオムライスとどう違うのか、というと卵の部分にもご飯がはいっていてパラパラっとしている。チキンライスも卵も非常に上質で美味しく、香ばしい食感もあり、とても美味しかった。


煉瓦亭の地図やスペックはここをクリック

落ち着いた店内、これも銀座ならではかも。

バンドで、ドラムを叩くのは楽し

2005年05月18日 18時13分25秒 | Photo&エッセイ
現在、ギターで参加しているロックバンド「羅風」を一時解雇中、自宅待機なので、先日誘われたこともあり、大学時代の音楽サークル「ロッククライミング」の先輩、フタガワさんとサナエさんのユニット、ベースが門仲通信の佐藤のバンドにドラムをたたきに行った。というのも正ドラマーのみのるちゃんが、現在育児に忙しくバンドができないから、という話だったので。

で、とりあえずバンドでドラムをたたいたのだが、これまた楽しい。曲が難しいのドラムも難しいのははやまやまで、しかも決して上手に叩けたわけでもなんでもないのだが、ドラマーがどうしてバンドの中でいつも静かに笑っていて、自信まんまんで自意識過剰気味なのかが、わかったわけさ。
というのも、まず(ドラマーたる)オレがカウントを始めない限り、どんなことがあっても曲は始まらない。逆に言えば、カウントをはじめると、どんな状況でもいきなり演奏しなくては鳴らない。これはすごい支配力。しかもテンポはなんたってオレ様の支配下。走るのもモタルのも、オレ様の生理。バンドというのもはドラマーの天下なのだ。

ま、かなりドラムがヘタクソだったのも事実なので、次のリハに呼んでもらえるかどうかは、バンマス(誰?)次第なのだが。練習だけはしておこうかなと。

近所の豆腐屋発、タカダワタル行き

2005年05月17日 12時58分21秒 | Photo&エッセイ
ガキがでかくなってくると、休日は地元にいることが多くなる。なぜだろうか。
下井草、旧早稲田通り沿い、新青梅街道との交差点の南にある、榎本豆腐店のおぼろ豆腐が旨いので、子供を自転車に載せて買いに行くことが多い。「自転車に乗って」である。ああ、そういえば高田渡は死んでしまった。もう一度ライブを見たかった。死の直前の下北沢での公演を、とある方に誘われていたのに、行けなかった、というか、忘れてしまった(ごめんなさい、内藤さん)。そのすぐ後、高田渡は北海道にツアーに行き、旅先で客死した。あれは運命だったかもしれないのに。

思えば3年ほど前、神戸のフォークイベントで高田渡のライブを見て感動し、翌週吉祥寺の立ち飲み屋で高田氏を見かけたのでいきなり、先週見ましたよ、なんて声をかけたりした。とてもいい歌であり、ある意味、日本のフォークの到達点かもしれん。仙人的な意味で。

次の休みは、おぼろ豆腐を自転車で買いに行って、高田渡のCDでも聴こう。ここでレコード、と言えないところが、残念であるが。時は無情に流れていくのだ。


公園で、Mac。ところで今日イケヤ新聞配信します。

2005年05月16日 22時53分55秒 | Photo&エッセイ
マクドナルドではなく。生粋のモバイラーなので、子供を公園に連れて行き遊ばせるときでも、Macを持っていく。意外と良いアイディアが出るもの。気持ちよく仕事できる。もちろんイケヤ新聞もいたるところで作業してます、そして今日お手もとへ、配信されるわけです。感想をお寄せくださいね。