ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

ミスター・ピーノの見るが勝ち通信 その6

2010年04月30日 21時34分11秒 | ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】
イケヤの知人のピーノさんが
いつも私を含めたご友人の方に送られているメルマガのお裾分けシリーズ。
『ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】』です。
海外滞在が長く、外国語にもご堪能な方です(日本人です)が、
一週間程度の感覚で物凄い量のものを
見る、読む、聴く。
とにかく私もビックリ。

「わたしには何ができるのかと思ったとき、速さより遅さだと思ったんです」という中島みゆきさんの言葉をとりあげていらっしゃいますが、とても深く心に染みる言葉でした。

読者の皆様、感想等ございましたら、
私が責任を持って転送しますので
ぜひコメント欄にお願いします。

では、レッツゴー。


◇「しあわせ」の語源は「する」+「合う」=「めぐり合わせ」なんですね。

室町時代からの言葉で、「偶然の出会い」⇒「そうなる運命」で、本来は
(当て字ですが)“仕合わせ”の意味に近く、「良い」も「悪い」も両方あり、
「幸福」を意味する“幸せ”は江戸時代に、あとから当てはめた「漢字」で
今では「イイこと」のみに使われるケースがほとんどです。言葉の意味
や漢字も、その時代時代で変わっていくという、ひとつの事例ですね。

◇アメリカの“お寿司屋さん”で思い出すのは、マイアミの「Matsuri 祭」
です。ニューヨーク駐在だった商社マンと話したときも「マイアミに行くと、
まず空港からレンタカーで直行する店」と言ってました。「RED」と「BIRD」
が交差する、ちょっとさびれたショッピングモールにある店ですが、値段
の安さとネタの新鮮さは“お墨付き”です。中南米出張やメキシコから
「Key West」に観光で行った際に、「どうしても寄りたい店No.1」でした。
ご参考 ⇒ http://www.odekake.us/article/a1007.php?article_id=1748

◇バルセロナから北へ車でダリ美術館(Figueras)まで1時間半くらい、
さらに30分ほど山間の道を走ると、「オロット、Olot」という町に入ります。
ここに、超モダンなレストラン「Les Cols」(カタロニア語で“キャベツ”)が
あります。到着すると、すぐ中庭に通されて「カヴァ(スパークリング)」を
サッと給仕。 10数分経ったところで「半地下」の席に案内され、視線が
ちょうど庭の地面の高さで、ガラスの向こうで、30羽くらいの鶏やヒナが
駆け回るのを見ながら食事するという・・・なんとも牧歌的な雰囲気(笑)
ご参考 ⇒ http://www.lescols.com/v2/index.htm

◇4月16日(金)「全国の本屋さんから5円玉が消えた?!」というニュース、
言われてみれば「自分もそうだったかも?」と思い当たるフシがあります。
都内の書店で千円札を2枚出して、「5円玉」のオツリをもらいましたっけ。
http://www.webdoku.jp/newshz/zasshi/2010/04/23/104846.html


【コンサート】

■嘉門達夫 「平成の花咲か兄さん」(窓枠、10/04/21 ★★★☆)
一昨年暮れに女医さんと結婚、新婚気分?で、休憩なしの2時間ライブ。
鳩山政権を「ハトヤ」のCMソングでおちょくる時事ネタから、「万博オタク」
(大阪~愛知~上海)、「鼻から牛乳<新バージョン>」、「替え歌メドレー」
と、徹底した“言葉遊び”と“ギャグ”で笑わせるコンサートでした。ベスト
は「なごり寿司」(原曲「なごり雪」)で、お寿司屋さんのカウンターで高い
お寿司をどんどん注文するキャバクラ嬢を同伴した男の悲哀を歌い爆笑。
ご参考 ⇒ http://ameblo.jp/kamontatsuo/

【演劇】

■Piper! #8 「THE LEFT STUFF」(本多劇場、10/04/24 ★★★★)
観客参加型(拍手、挙手、起立、じゃんけん)のインタラクティブ(双方向)
ともいえるユニークな進行で、出演者7人の力量(即興)が問われる舞台
でした。 海底基地で一週間の集団生活を行い、一人の「海底調査員」を
選抜するという名目で集められた科学者たちのドタバタ喜劇。初舞台の
相武紗季を6人のベテラン男優が囲み、作・演出の後藤ひろひとが進行
役を務め、タイトルは「The Right Stuff(最適な資質)」のもじりです(笑)
ご参考URL ⇒ http://the-left-stuff.com/

■らくだ工務店 「ガラスの歩く速さ」(下北沢駅前劇場、10/04/25
★★★☆) 結成10周年記念の企画第一弾。作・演出の石曽根有也の
実体験をベースにした「ホストクラブ」が舞台。青森から上京「バーテン」
として働き始めた“元自衛官”の眼に映る、理不尽な夜の世界。中国人
ホステス、雇われママ、ストーカーに悩まされるホステスが店に集まり、
それぞれ「話し相手」を求めながら街に繰り出し夜明けまで飲み歩く日々。
ご参考URL ⇒ http://www.rakuda-komuten.com/next.htm

【映画】

■オーケストラ! <原題 Le Concert>(★★★★☆)
特にラストのヴァイオリン協奏曲(チャイコフスキー)が感動的でオススメ。
劇場清掃員の“元指揮者”が、「ボリショイ交響楽団」と偽りパリの劇場
でコンサートを行うという、ちょっと現実離れしたコメディー。 ソ連時代の
ユダヤ人演奏家の排斥という事実を背景にして、復権を願う共産主義者、
救急車や裏稼業で生活する元楽団員たちが、なぜ30年ぶりに集まって
コンサートを行うのか、ソリスト(メラニー・ロラン「Inglourious Basterds」)
と元指揮者の関係が最後に分かるという良質な「謎解き」でもあります。
ご参考(音声注意)URL ⇒ http://orchestra.gaga.ne.jp/

■17歳の肖像 <原題 An Education>(★★★)

1961年ロンドン郊外で、オックスフォード大学への進学を目指す16歳の
女の子が主人公。 車を乗り回すユダヤ人の彼氏と知り合い、勉強から
遊びの生活にシフト。 学校に捨てゼリフを残し自主退学してから、夢と
現実の厳しさを身をもって知り、また学業の世界に戻るという結末です。
厳格な父親が実は優柔不断であったり、反抗期の学生に苦慮する担任
教師が実は素晴らしい先生だったり、小さな意外性が明らかになります。
ご参考(音声注意)URL ⇒ http://www.17-sai.jp

【Book】

■辛坊治郎・辛坊正記 「日本経済の真実」(幻冬舎、10/04/25
★★★★) 現在の日本経済の状況をGDPの内訳から丁寧に説明して、

なぜ政府の借金(約865兆円<内国債:563兆円>)が、GDPの「1.7倍」
にまで膨れ上がり、国債による借金だけでも税収(40兆円)の「14倍」に
なってしまったのか? デフレは克服可能なのか?高度成長期(1955~
73年)、小泉・竹中改革とは何だったのか?今後の多くの課題に対して、
「しっかりしたビジョンを描き、戦略を立て、果敢に行動する」ことを指摘。
URL ⇒ http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=102491

日本経済の真実―ある日、この国は破産します
辛坊 治郎,辛坊 正記
幻冬舎

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■中島丈博  「シナリオ無頼」(中公新書、10/02/25 ★★★☆)
映画製作は「一スジ(脚本)/二ヌケ(撮影)/三ドウサ(演技)」の原則が
あり、一番重要な「脚本」に携わる著者の自伝。 京都市内と高知県の
四万十川周辺で少年時代を過ごし、東京で脚本家になるまでの経緯、
自伝的な映画「祭りの準備」(1975)や、「赤ちょうちん」(1974)の製作
秘話を披露。 映画からテレビ・ドラマに仕事を移して、NHK大河ドラマ
(3本)で出演俳優との激しいやり取りなど、興味深いエピソードも掲載。
URL ⇒ http://www.chuko.co.jp/shinsho/2010/02/102043.html

シナリオ無頼―祭りは終わらない (中公新書)
中島 丈博
中央公論新社

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【オマケ、今週の気になった言葉】

■「わたしには何ができるのかと思ったとき、速さより遅さだと思ったんです。 先を急ぐ人たちは、たいてい何かを落としてしまうものだから。笊(ざる)を持って、それを拾って行こうと。 それを磨こうかなと。」
 (by 中島みゆき、ほぼ日『中島みゆきさん、おひさしぶり。』より)
 ⇒ http://www.1101.com/miyuki/2007-09-17.html

長距離走者の孤独 (新潮文庫) アラン・シリトー

2010年04月29日 22時19分22秒 | レバレッジリーディング
長距離走者の孤独 (新潮文庫)
アラン・シリトー,丸谷 才一,河野 一郎,Alan Sillitoe
新潮社

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アラン・シリトーが亡くなった。
イギリスの作家。

僕はそれほど詳しいわけでもないが、
「長距離ランナーの孤独」を読んで、感想文を書いたことを覚えている。
高校の時だった。
その時、わりと反体制的なことを書いたのに、
妙にほめられた気がする。

その頃は将来、文字を書いてお金をもらう商売になるとは
夢にも思わなかったが、もし遠いと遠いところに、
今の仕事のキッカケがあったとすれば
アラン・シリトーもそのひとりだったのかもしれないな。

アマゾンのこの画像は、30年ぐらい前、当時感想文を書くために
僕が買った文庫本のデザインそのままで、
これまた懐かしいものです。

アラン・シリトーとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%BC



三月の風と四月の雨がつくった、美しい5月が始まる

2010年04月29日 22時04分57秒 | Short Stories


三月の風と四月の雨が美しい5月を作る、
という英国の言葉をこのブログで以前引用したが
(出典は朝日新聞の天声人語)
今日あたり、家のそばの中杉通りの並木道を見ると、
まさに

三月の風と四月の雨がつくった、美しい5月が始まる

という気がする。

どうですか、この素晴らしい美しさは。
梅雨までの間の奇跡のような美しい季節を
心ゆくまで愛でて暮らしたいと思います。

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、は僕のバイブルになりました

2010年04月28日 02時29分44秒 | レバレッジリーディング
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
ダニエル ピンク,玄田 有史
ダイヤモンド社

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フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、は僕のバイブルになりました。

大きな企業にお勤めの方は、読まない方がいいかもしれませんが
(多分会社を辞めたくなるので)
そうでもないかた、自営業の方、そして起業しようとしているかたには
猛烈にお勧めしたいと思います。

ワーク/ライフバランスっていうのは
仕事と家庭(プライベート)を両立するっていうことで、
まずそれだって、実現するのはなかなか難しいことですが、
実はそれがまだまだ過渡的な状態であることが、
この本を読んでよく分かりました。

産業革命より前には、
ワークとライフは一体化して不可分であり、
ワークは喜び、趣味ですらあったと思えます。
つまり、ワークは生きることでありライフ。
ワーク・イコール・ライフだったハズです。

が、生産手段が巨大化し、工場のようになると、
「働きに出かける」ということが発生し、
ワークと非ワークが分離しました。
この分離した状態で、バランスを取るのがワークライフです。


しかし情報革命、ネットワークの時代になった今、
ある種の仕事は、生産手段が簡単に私有できます。
そしてそれをほとんどコストなしで世界のどこからでも
送ることができます。

となると、また以前のように、ワーク/ライフバランスってのは
一つのものに収斂する。

そんな時代になってきているし、
そのフロントランナーにいるのが
僕のようなフリーランスの人間です。

いやー、書いているだけで興奮する。

新しい仕事/人生観を
作っていきたくなっています。

ワクワクするな。

とても読みやすい本ですので、
もし良かったら、ご一読ください。

買ったアルバムと本

2010年04月27日 23時03分44秒 | CD&コンサートレビュー
先日渋谷でちょっとだけ時間が空いたので
タワーレコードに行ったら、
一気に買ってしまったアルバム達。

左上から
ダイアナ・クラール(ジャズボーカル)安い!
ジム・オルークのバカラックトリビュートアルバム
山下洋輔の本
下段左から
南博(ジャズピアノ)トリオの新譜 Girl next door
ブラッド・メルドー(ジャズピアノ)の新譜
そしてジミヘンの新しく出た発掘版?


この節度のなさはなんなのだろう。
ロックなのか、ジャズなのか?
懐古的なのか、先端好きなのか?
CDなのか、本なのか?

この感じが、私の音楽感をそのまま反映している気がします。

節操がないんです。


さて、雨の中、バイクで帰るか。

銀座天龍の巨大餃子を食す。

2010年04月26日 23時28分43秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
珍しく銀座で打合せだった。

思い出したのが、先日池袋で食べたデカい餃子の店「天龍」が銀座本店であるということ。

アップルの方だったな、と思いつつAppleにいって
あ、これで検索すればいいとおもってそこのMacintoshでググって、
やっぱりすぐその裏にあって。

いやー、やっぱりでかい。
そしてでかいだけでなく、ジューシーで美味しい。
あの大きさで8個あると、
ライスは食べられない(頼んでしまったが)。
どんだけカロリーがあるかと思うと怖ろしいが、
年に二回ぐらいは、食べてみてもいいのではないだろうか。

といいつつ、また銀座に行ったら食べて見ようかと思う。

ちなみに、他のものを頼んでいる人は滅多にいなかったなぁ。

餃子のスゝメ
パラダイス 山元
マガジンハウス

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餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
林 總
ダイヤモンド社

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家族をつなぐ餃子の時間
ウー ウェン
高橋書店

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点心名人の餃子指南
茂手木 章
家の光協会

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絶品餃子ナビ 首都圏版(東京・神奈川・埼玉・千葉)〈2009〉

日本出版社

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テンポが走るモタるは経験で。速いテンポを速く感じなくなります。それ以外は直す方法はないです。

2010年04月26日 23時22分14秒 | 原朋直トランペットレッスン講義ノート
原朋直レッスンのジャズトランペットコース講義録の定期便です。

ヤマハ銀座アネックスで開講されている原朋直レッスンのジャズトランペットコースに通い始めて、すでに5年目です。
時々ですが、レッスンの時に話していただける、非常に示唆深いお話をお裾分けしています。

今回の講話は昨日の続きでテンポが走ったりもモタったりするのは、経験を積む以外直らない。メトロノームなどで無駄な練習をしないほうがいい
という内容の話です。

長島が「球が止まって見える」ように速い曲が遅く感じられる境地があるそうです。

原朋直さんのありがたいお言葉を、引き続きここに掲載したいと思います。
(ちなみにこのシリーズは原朋直さんに許可をいただいています)

原朋直レッスンのジャズトランペットコース講義録のまとめは、こちらからどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/c/672018a64cffd906d0ee9d84ecc96a94


(ブルースでベースラインを吹く練習をしていて)

リズムがないから、遅くなってしょうがないです。
ただ遅くなっていくのはいいんですが、
グルーブ感が減ってきます。
だんだん基礎練習みたいになってきて
音楽が暗い感じになっている。
そこにいろんな邪念とか、邪魔な感じがすると思います。
これをずっと持続するのがいかに難しいかって事ですね。
これはソロだって同じです。

だんだん消耗してきてかろうじて走っているという状態になります。


Kくん、若いから速いね。

早い遅いは、自分が知ってればいいんです。
僕も速いです、ちょっと。
人には絶対スピードみたいのがありますね。

ウィークポイントは集中力が落ちたときに出ます。
みんな自分が速いとか遅いとか、ゆめにもおもっていないので
言われたら「そんな馬鹿な」って。
だから自分の絶対スピードを知っていればいいんです。

あとは経験です。
どんどん経験をつんでいけば、長嶋茂雄みたくなってくるから。
速いテンポを速く感じなくなってきますから。
そうしたら、もう非常に。

それ以外はぼく、直す方法はないと思ってます。
直すことはないというか、無駄な努力だと思ってます。

ということで、次はスタンダードでやってみましょうね。
宿題ということで。
It could happend to youのベースをやります。


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カツマの格言『デスクトップの汚い人とは長く仕事するな』とDropbox

2010年04月26日 16時12分28秒 | 仕事、あるいはGTD
あいかわらず家事をするときに聞いているのが、
podcastでありまして、
水曜ビジネスコラムというのを愛聴しています。
こので勝間和代さんのヤツをよく聞いてるんですが
先日面白い格言がありました。

『デスクトップの汚い人とは長く仕事するな』


これはカツマの格言らしいですが、
論理的な思考ができないことの象徴だそうですよ。

オレは最近は綺麗ですよ。
なんでもつっこむフォルダーができたから。
これがまた、複数のマシンを使うのに超便利です。
Dropboxっていう、クラウド系のサービスです。
常に更新しているat workな仕事のモノは
すべてココに入れてるんです。

これで毎日Macintoshを運ばなくても済むようになって、
しかもバックアップにもなって、
dropbox、最高ですよ!
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ジャズトランペッター原朋直は言った。「テンポのキープ」はどうでもいいこと。 グルーブ感のほうが大事。

2010年04月25日 22時56分41秒 | 原朋直トランペットレッスン講義ノート
原朋直レッスンのジャズトランペットコース講義録の定期便です。

ヤマハ銀座アネックスで開講されている原朋直レッスンのジャズトランペットコースに通い始めて、すでに5年目です。
時々ですが、レッスンの時に話していただける、非常に示唆深いお話をお裾分けしています。

今回の講話はテンポが遅くなることを気にするな、それよりグルーヴし続けることを気にせよという内容の話です。

というのも演奏中のテンポが速くなるだの、遅くなるだのと、やたらと気にする御仁が多い。我が家にも。あとミスをしたとか、しないとか。
本当はそんなことはどうでもいい、それよりも上の次元に「いい演奏」ってものがあるんですけどね、そのあたりどうも分からないようで。

ですから、原朋直さんのありがたいお言葉を、ここに掲載したいと思います。

ちなみに原朋直レッスンのジャズトランペットコース講義録のまとめは、こちらからどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/c/672018a64cffd906d0ee9d84ecc96a94


もうお二人はE♭のブルースをいつまでも吹き続けることができますよね。
ですから、一人でブルースをどんどん吹いてください。

その時に注意するのは、テンポが落ちてくるとか、あると思うんですけど、それを気にしないことです。

リズムっていうのは本来自分で感じるものですから。
数えるモノではないんです。
数えた瞬間にメトロノームにあわせて演奏するのとかわんなくなりますから。

じゃなくて、なんか歩いていくような。そんな感じで演奏するんです。そこに意図が働くことがないように。

つまり、遅くなってもいいんです。
もっと言えばグルーヴしていれば遅くなってもいいです。


どっちが大事かというか、というとグルーブのほうが大事です。
テンポが正確なのは、ただ正確なだけですから。べつに楽しいことではないです。グルーブ感が維持されていることが、それが楽しいこと、大事な事です。



たとえば「テンポを正確に」って思ってガンジガラメになって練習している人も多いと思いますけど、
そんな人がジム・ヒースとか、トム・ハレルとか聞くとびっくりすると思います。
ウディ・ショーとか。ウディ・ショーとか、どんどん速くなっていきますから。

マイルスバンドのフィリー・ジョーとかポール・チェンバースとか、
もうどんどんどんどん遅くなりますからね。

たとえば、あのマイルストーンズって、有名なテイクですけど、
それってびっくりするぐらい冒頭と終わりでテンポが違います。
グルーヴはしてるんですが、グルーヴ感が違います。
最初は速い曲のグルーヴなんですが、最後はファンキーなグルーヴに変わってます。最初はもっと速いんですよ。スクエアで。
いまパソコンで瞬時に再生位置が変えられますけど、これをやると笑えますよ。

これをほとんどの人が気づいてないですから。
だから本当は「テンポのキープ」なんてどうでもいいことなんですよ。
グルーブ感のほうが大事なんです。



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ZOOM-Q3-Handy-Video-Recorderを使っているところを観た

2010年04月24日 01時56分56秒 | Photo&エッセイ
ZOOM-Q3-Handy-Video-Recorderを使っているところを観た。

ファンキーでいいよねー。
レコーダーの進化の方向として、ビデオをつけた、というところがいい。
だからあくまで音は本気、動画はシャレ。
youtubeやヴィデオブログに使えればいい、という割り切りが
潔くもミュージシャン的。
だから、ついついほしくなるんだよねー。
ほしいです。

ちなみに冒頭のPhotoでは、
ウィンドシールド(風防)とマイクグリップアダプターをつけてます。

ZOOM Q3 Handy Video Recorder

ZOOM

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ミスター・ピーノの見るが勝ち通信 その5

2010年04月23日 23時44分50秒 | ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】
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それにしても、ジェイムス・テイラーとキャロル・キングは観たかった。素晴らしかったようで、実に自分の怠慢が腹立たしいです。

というわけで第5回の『ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】』
をお送りしましょう。

ジェームス・テイラーとキャロル・キングは
いま思えば見ておくべきだったなー。
素晴らしかったようで、チケットを押さえたりすることに対して
怠惰だった後悔が残ります。

読者の皆様、感想等ございましたら、
私が責任を持って転送しますので
ぜひコメント欄にお願いします。

では、レッツゴー。


【コンサート】

■Carole King /James Taylor (日本武道館、10/04/16 ★★★★☆)
1971年に発売されたC・キングのアルバム「つづれおり」(Tapestry)は、
名曲ばかりで“お気に入り”です。彼女とJ・テイラーとの40年後の再演
は「死ぬ前に一度は観たかった!」(笑) 「So far away」「It's too late」
「Will you love me tomorrow」「Fire and rain」「You've got a friend」他、
伴奏メンバーも当時のままで(EG/EB/Drum)、彼女の歌とピアノに彼の
歌とギターが加わり“最高のアンサンブル”素晴らしいコンサートでした。
ご参考URL ⇒ http://ro69.jp/news/detail/27900

【演劇】

■東京ヴォードヴィルショー「無頼の女房」(紀伊國屋ホール、10/04/11
★★★★) “無頼派”坂口安吾と妻三千代の生活に着想を得た脚本
(中島淳彦)を、実際の夫婦でもある佐藤B作とあめくみちこが演じます。
とにかく破天荒で傍若無人、睡眠薬、酒、女・・・といつ原稿を書いてる
のか分からない小説家と編集者の話。 太宰治らしき作家も登場して、
“心中未遂”に至るドタバタ・エピソードもあり、古き良き時代の男と女。
ご参考URL ⇒ http://www.vaudeville-show.com/theater

■「かたりの椅子」(世田谷パブリックシアター、10/04/17 ★★★☆)
作・演出:永井愛による、東京近郊の架空の街で行われる地域おこしの
イベント企画を通しての二転三転劇。主催者(文化財団)の思惑とアート
ディレクターを長とする委員会のズレ。永井自身の体験をもとに書かれ、
財団の発想の古さと中央官庁からの天下り先としての受け皿の実体を
明らかにすると同時に、委員会の甘さと目的意識の欠如を浮き彫りに。
なし崩し的に委員の囲い込み工作が成功するという「後味の悪い結末」。
ご参考URL ⇒ http://www.nitosha.net/kouen.html#top

【映画】

■月に囚われた男 <原題 MOON>(★★★★)
月の裏側で、地球に送る地下資源の採掘現場の管理者として、3年間
の契約で一人で働く男の話。施設のなかは白で統一され、唯一の話し
相手となる人口知能ロボットとの会話は、「2001年宇宙の旅」の“HAL”
を連想させます。 地球への帰還を2週間後に控えて、作業中に起きた
事故から予想もつかない展開へ。 低予算ながら、着想が素晴らしい。
David Bowieの息子Duncan Jones(39)の初監督作品で、父親も称賛。
ご参考(音声注意)URL ⇒ http://www.moon-otoko.jp

■アリス・イン・ワンダーランド<原題 Alice in Wonderland>(★★★☆)
19歳になった「不思議の国のアリス」の後日談。「マッドハッター」役の
ジョニー・デップの奇抜さと演技が際立っていて、他に出演する人物や
キャラクターすべてが変なひと、動物たちばかりという、ティム・バートン
監督のいつものちょっとグロテスクなファンタジー世界。本来なら最後

に盛り上がるはずの赤と白の女王の姉妹対決は、拍子抜けでしたが。
3Dは「+300円」でちょっと割高だし、特殊メガネは普及にネックかも?
ご参考(音声注意)URL ⇒ http://www.disney.co.jp/movies/alice/

■シャッター・アイランド <原題 SHUTTER ISLAND>(★★★)
上映前に「いろいろな場面に秘密が…」「誰にも結末を教えるな」等の
注釈が多い映画で、観終わった後の感想は「これって反則でしょう?」

ボストン沖にある、精神を病んだ犯罪者たちを収容する病院がある島
で起きた、女性患者の失踪を追う連邦保安官(L.ディカプリオ)の話で、
映画半ばでラストが予測でき、マーティン・スコセッシ監督作品として
は「失敗作」ですね。 ご参考(音声注意)⇒ http://www.s-island.jp

【Book】

■村上春樹 「1Q84 BOOK 3」(新潮社、10/04/16 ★★★★)

602ページ。「牛河」と「青豆」と「天吾」の3人の物語が、最後はひとつ
になりますが、やっと物語(本筋)の入口に立ったところ、そんな印象。
全体からみれば、まだ「起承転結」の“承”ではないか…つまり、以前
予想した計4冊では終わらず、あと3、4冊は続くの?そんな終わり方。
印象に残ったのは、心理学者のユングがチューリッヒ湖畔に“自分で”
小さな『塔』と呼ばれる小屋を建て、入り口に刻んだ言葉『冷たくても、
冷たくなくても、神はここにいる』です。最後にでてくるリトル・ピープル
の存在、「青豆」と「天吾」のこれからの展開がどうなるのか?楽しみ。
ご参考URL ⇒ http://1q84.shinchosha.co.jp/


■内田樹・釈徹宗 「現代霊性論」(講談社、10/02/22 ★★★★☆)
フランス現代思想の専門家と浄土真宗本願寺派住職による対談形式
の本で、2005年9月から半年間、神戸女学院大学院で行われた講義。
「霊性」から「名前と呪い」、民間宗教者と教団宗教者の違い、占いの
流行、「新宗教」と「ポスト新宗教」の推移が俯瞰(ふかん)的に語られ、
靖国問題(政治と宗教)、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教など広く
「宗教全般に関わる言説を開示しよう!」という著者たちの強い意志が
感じられ、「腰をすえて自分や他者の宗教性と向き合う姿勢」がここに。
URL ⇒ http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2159546

【オマケ、今週の気になった言葉】

■これから25年後には、「後期高齢者」が爆発的に増加し、病気だけ
ではなく、家庭のなかにも、街路にも老齢者があふれ出してくるのである。 
そのとき、日本の現行の医療制度、介護体制、保険制度はこの爆発的
増加を吸収できるだろうか。(by 平川克美、「カフェ・ヒラカワ店主軽薄」)


「2008年の総務省統計によれば、85歳年齢の人口はおよそ56万人で、
彼らの子どもの世代である60歳人口は実にその4倍の220万人。そして
この今の4倍の220万人を支える60歳年齢の子どもたちの世代、つまり
35歳年齢の人口は、およそ200万人。」 に続くのが上記の文章です。
http://www.radiodays.jp/blog/hirakawa/10/04/09 市場原理と友愛。

たまに実家に寄ると分かりますが、小学校が「閉校」になったり、
商店街を通って、買い物や通勤・通学するひとが激減して、
実家周辺に住む高齢者の割合が、日々増加してます。
そ、これからは(自分も含めて)「高齢者の時代」です。平均寿命よりも
(介護期間を引いた)「健康寿命」をいかに伸ばすか?で、それはつまり、
なるべく「病院や保険のお世話にならない、自分の健康は自分で管理」
・・・が理想なんですが、そこに親の介護の問題が加わると二次方程式
になり、配偶者が加わると三次方程式になり、だんだん数式を解くのが
難しくなる現実がすぐ目の前まで来ているにもかかわらず、「孤軍奮闘」
に頼る従来のやり方は、時代遅れではあるけれど“家族の絆”ですね。

自慢のバイクGB500が……。

2010年04月23日 23時39分24秒 | Photo&エッセイ
自慢のバイクGB500が……。
ドック入りでした。
バッテリーがまずあがりまくってしまった。
でもキックがある。

ところが、かけてもかけてもかからない、夜明け頃。
涙がでかけた。
100回ぐらいキックしただろうか。
なんといっても500ccの単気筒だから
キックが重いの何のって。

とにかくかからない。

もう止めてタクシーで帰ろうとした途端、かかった。

奇跡的だった。

でも翌朝もかからず、命からがらかけて、バイク屋へ。

いまひとつ原因が究明できず。

どうしてだろう……。


ナナハンライダー (1) (秋田文庫)
石井 いさみ
秋田書店

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ナナハンライダー (10) (秋田文庫)
石井 いさみ
秋田書店

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CD棚からひとつかみ。「Slide Show」ゲーリー・バートンとラルフ・タウナーの。

2010年04月21日 23時16分57秒 | CD&コンサートレビュー
Slide Show

Polygram

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CD棚からひとつかみ。
今日はECMの、ECM的な「Slide Show」ゲーリー・バートンとラルフ・タウナーの。

春なのに寒かったり陰鬱だったりする天気にピッタリの
透き通った悲しみと滋味というサウンド。

ゲーリー・バートンは、バイブラフォン奏者で、パット・メセニーが最初に在籍したバンドのリーダーであり、バークリー音楽院の先生でもあります。

ラルフ・タウナーはギタリストですが、ジャズギタリストというと、どうも上手く形容できている気がしません。ビバップフレーズを弾くような人ではないのです。なんと弾くのは12弦のアコギかナイロン弦のクラシック・ギターだったように思います。

この二人のデュオは、まさに、ジャズ的な間合いのクリスタルなサイレンスであって、いやー、大学時代死ぬほど聞いた。マッチブックというアルバムも含めて、これはもう、大推薦です。

Matchbook

ECM

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ワーク/ライフバランスを超えて

2010年04月21日 23時05分14秒 | 仕事、あるいはGTD
近年「ワーク/ライフバランス」が話題になっている。

僕が勤め人であることを止めたのも、
ひとつは働きづめで若くして死んでしまった弟が病床で
「ああ、人生何だったんだろうか」と呟いたのを聞いて
「ワーク/ライフバランス」について考えるようになったのもある。

仕事をして、たくさんお金を稼いで家に持って帰るというのが
動物としての雄の本能の変奏曲だとしたら、
ワーク/ライフバランスは、どうなのだろうか。

つい最近までは「ワーク/ライフバランス」とは
実に知的で素敵なことだと思っていた。
つまり、ワークのレベルで効率を物凄く高め、
少ない時間で集中して、より多くを稼ぎながら
「ライフ」とされる時間をもっとたくさんつくりだして
その時間で家族と過ごす時間を増やしたり、
豊かな趣味に生きたり、
ボランティアをしたり。ということ。

つまりワークのエリートである。
大企業の偉い人になったり
高級サラリーパーソンだったり。


しかし、長い長い妻とのディスカッションや
最近最も衝撃を受けた本「フリーエージェント社会の到来」
を読んで、「ワーク/ライフバランス」も、
まだまだ過渡的なものに過ぎないと思うようになったのだった。


というのもワーク/ライフバランスは
あくまで仕事と家庭の両立というレベルであり
ワークとライフは別だ。

しかし、もっと本質的には
ワークとライフは一体化したものではないか、
と思うようになっているのであります。

たとえば科学者。たとえば芸術家。音楽家。
効率よく、さっさとワークして多くを稼ぐわけではない。
しかも、ワークとライフはオンとオフのように
別れているものではない。

うーん、まだ上手く文字に出来ませんが、
このあたりのこと、何かつかめそうな気がしています。


と、ワークの底なしの沼で書いているのです。

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
ダニエル ピンク,玄田 有史
ダイヤモンド社

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菊地成孔と「M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究」は本当に面白い

2010年04月20日 16時35分27秒 | レバレッジリーディング
まるでレンガぐらいの大きさがある、この本。
出てすぐ買ったけど、持って帰るのも重かった。
家に帰っても、なかなかビニールを剥がせずに
本棚で物凄い存在感を出していた。

が、ついに、ビリビリとビニールを破り
読み始めてしまったら、これがオモロイのなんのって。
菊地成孔さんの講義録形式で
さいきん音楽メソッドを菊地さんにならっているものだから
活字を目で追っていると、それがそのまま
菊地さんの口調で聞こえてくるので
これまた、面白く読めてしまう。

まずい。仕事が立て込んでる……。
この厚さにハマったら
いったいどうなってしまうんだろう。

時間を決めてわずかづつ読もうと思う。

関係ないけど、吉野家の牛丼が割引で
特盛りをさっき食べてしまいました。

後で書きますが、今日は新宿Jでラッパの飛び入り。
いろいろ反省点のおおい飛び入りでした。


M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究
菊地 成孔,大谷 能生
エスクアイア マガジン ジャパン

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