下北沢の素敵なジャズハウス、アポロは、素晴らしいライブをやっているだけではなく
セッションも定期的に行われている。
最近あまりセッションに出かけていないが、先日津上研太さんが参加して、
しかもセッションで演奏した後にダメ出しをしてくれるという
ワークショップセッションがあったので遊びにいってきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
下北沢「アポロ」 ワークショップ・ジャムセッション 津上研太(sax)岩崎壮平(pf)金澤力哉(bass)出射利幸(ds) start 14:00〜
※一曲ごとにディスカッションを行います。
セッションについて(曲全体、奏法、合図の出し方、バースの回し方、リズムの感じ方 etc…)、第一線で活躍されている津上研太さんはじめ、ホストメンバーのコメントやレクチャーは非常に実戦向きで役立ちます!
下北沢アポロ
https://ameblo.jp/430416apollo
というやつでした。
そこで、アポロワークショップセッションで津上研太さんに教わったことを
忘れないうちにメモしておきます。
・ソロになると急にジャストになるが、できるだけリズムのポイントを後ろに置いた方がお客様は気持ちがいい。
モーターボートがリズム隊で、それに牽引される水上スキーのイメージ。
・デクスター・ゴードン。コルトレーンも遅い。キャノンボールは早い。
・曲が始まる前に余計な音は出さない.テーマの練習とかしない。
・大きな音は要らない。バランスを考える。
・アイディアは大事。でもたくさんはいらない。平坦な平原の美しさを目指す。
・曲を始まるのは簡単(カウントすればいい)。終わるのが難しい。アイコンタクト、ジェスチャー。
・テーマは作曲者に敬意をもって、丁寧に吹く。
・できない曲は吹かない。セッションでも知らない曲を断る勇気。
・音色が良ければ85点はとれていて、合格。
・「こんなもんでいいか」という演奏を減らし、丁寧に意識を持って演奏する。
・ソロの音が多すぎる。
・バラードなどでリズムはできるだけ細かくとる。
・バラードでブラシでリズムをキープするという決まりはない。
美味しいところだけ、風景を作ればいい。
・コンピングはフロントを「プッシュ」する。
・アーティキュレーションが大事。発声でスイングさせてグルーブさせるべし。
・ソロは、フレーズ(だけ)ではなく、タイミングと発声をコピーする。