ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

2年通ってきた菊地成孔さんのジャズメソッドの教室もいよいよ終盤

2012年10月18日 13時41分38秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)

 

映画美学校の音楽コースのジャズメソッドのコースに通って2年(一年間をあけたので足かけ3年)。

いよいよ後数回の授業で終わりになります。

初等科(前半の1年)はダイアトニック環境を、

高等科(後半の1年)はモードとブルース。

今思えば、習い始める前の自分はおっそろしくなるぐらい、何も知らなかったのだな、と

思わされます。

とはいえ、この2年で習ったことを咀嚼し、演奏や作曲に使えるようになるまでには

あと何年もかかるでしょうし、ひょっとして妻からの執拗な「ジャズはいいかげんにやめろ」攻撃に屈して

何年か後にはやめてしまうかもしれませんが、

たぶんここで学んだことは一生の宝物になるのだろうな、と思えます。

惜しむらくはもっと早く、20代前半にこのあたりの知識を得ていれば

きっと違う人生になっていたのだろうなとは思いますが、

その人生が幸せであったかどうかは微妙ですね。

 

最後の最後にやっているブルースは専門分野なので、楽勝かと思いきや、

知らないことばかりでビックリ。

たとえば

●源流ブルースにはV7がなかった、呪文のような、百鬼夜行なもので、

V7を導入することで、わかりやすく、商業的で、しかも12小節でワンコーラス、のように

整備されたのだ、という話であるとか。

●ブルースのキモはV7という和声が平行移動する、4度と5度へ。

これは「コピペ」ということができる。

ブルースのコードの形式が生まれた原因にはギターがある。

ギターは平行移動が異様に得意な楽器だから。

 

などなど。

 

ところで菊地成孔をはじめとする

映画美学校で開催されてきた音楽コースが、

この10月より美学校へとお引っ越しするようです。

僕はもう卒業(映画美学校時代の最後の卒業生か)ですが

これからのかた、興味を持たれた方、ぜひ。

 

僕が非常に興味を持ったのはBozoのベーシストでアラせられる

水谷浩章さんの「実践アンサンブル講座」です。

 

美学校ロゴ3.png

 

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カンタループアイランドのモードについて考察してみた

2012年01月09日 19時59分14秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)

 

やっと最近「モード奏法」と緒についた気がする私ですが、

カンタループアイランドがモードだと気づいたのは、つい最近。

ファンキーな曲なのでブルースな感じでやればいいかと思って

前回演奏した時は、なんとなく勘で演奏していたんだが、

どうもスッキリ来ないと思って調べてみたら

3つのモードが使われた複雑な曲なのであった。

 

ドリアンは頻出モードなのでだんだん世界観がわかってきた。

それに、ギターでソロを弾いているとき、

無意識にドリアンを使っていたりしていた、ということに気づいた。

つまり、前から知っていて使っていたのだった。

特にサンタナ的なフレーズで使っていたなと思う。

 

こんかいのWhat's New。

それはE7(コードネームはすべてinB♭です、あしからず)

のところで初お目見え、リディアン♭7thが出てきた。

吹いてみてしっくりくるのか、どうなのか。

ちょっとしばらくやってみます。

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長年わかんなかったコード進行「突然のおくりもの」がサラリと分かった日

2011年01月04日 00時07分03秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)

長年わかんなかったコード進行「突然のおくりもの」がサラリと分かった日。

いままでなんとなく耳コピーで生きてきたわけですが、

ギター系でない曲というのは、どうもわかんない、

いったいどうなっているのかとおもいつつ20年ぐらい経っていたんですが、

昨年まで習った菊地成孔さんのバークリーメソッド(初等科)のおかげだろうか、

出だしのところが分かったら、あとはすらすらわかってしまった。

いや、これはホントに教えてもらって良かったと感動します。

正直言って、わかってしまえば拍子抜けするぐらい簡単な話で

なんだ、ぜんぶメジャーとマイナーのII-V-Iだったんですが、

これがどうも、ギターだけやってきたロック馬鹿な俺には

どうしてもわかんなかったところ。

本当に文盲状況でしたが、

やっとわかるようになって、本当に嬉しい、というブログのエントリーでした。

 

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菊地成孔さんの、クレイジーキャッツの谷啓さんへの追悼文がすばらしいです。

2010年09月14日 03時10分11秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
私のジャズ理論の師匠であらせられる
菊地成孔さんのブログに、
クレイジーキャッツの谷啓さんへの
惜別の情溢れる文章がありましたので、
皆さまにも読んでいただきたく、
ここにリンクを貼るものです。

谷啓死す
Sep-11-2010

http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=100911223327

和声を学ぶ前にインストールすること、その1キーボードで和声を弾くスキル

2010年03月27日 23時00分02秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
今、バークリーメソッドを習っているんですが
なかなかそのことを書いてきませんでした。


というのは、メソッドを習う前に
ツールをインストールするという作業をずっとしていて
なかなかメソッドにたどりつかなかったからです。

でもいよいよ、メソッドに入ってきたので
忘れないうちにメモをとっておこうと思います。


まず、いままでどんなツールをインストールしてきたのかですが、
バークリーメソッドは和声のメソッドなので
和声が出せる楽器、しかも視覚化が容易にできるという意味で、
鍵盤楽器に習熟する必要がありました。

では何ができなければいけないか。

メジャースケールが弾ける。
すべての12のキーでメジャースケールが弾ける
すべての12のキーでメジャートライアドが弾ける
(トライアドとは三和音のことです。
ドミソを全部のキーで弾くということです)

マイナースケールが弾ける
すべての12のキーでマイナースケールが弾ける
すべての12のキーでマイナートライアドが弾ける

さらに四声になります。
クラシックは三声ですが、
バークリーでは四声を基本単位として考える。
それはセブンスです。
セブンスには短七度のセブンスと、長七度のメジャーセブンスがあります。

ということで、
すべてのキーのメジャー、マイナーコードについて
セブンス、メジャーセブンスが弾けるようにする。

さらに変化形として
5度が半音たかいオーギュメント、
さらにハーフディミニッシュ、ディミニシュがあります。
これもすべてのキーにあります。

これらをパンパンと弾けるようにする。
それがまずはキーボードに関する
インストールでありました。


this is itのマイケル・ジャクソンとインイヤーモニターの関係

2010年03月23日 21時42分39秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
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大ヒットのマイケル・ジャクソンのThis is itで、
本当にあの映画には感動したんだが
(多分彼は音楽の天使だろいう)
別の意味で面白かったのは、
世界で最高と思われるライブステージの
舞台裏がよく分かったことであります。

バンドのすごさ、
ダンサーのすごさ
コンサートの時のバックで流す映像の完成度のすごさ
照明、大道具などのシカケなど。

で、いちばん印象に残ったのはインイヤーモニターについてだった。

これはなにかというと、
大きなステージには「コロガシ」とかいわれる
モニターがたいていあって、そこから音を聞いて演奏をするのだった。

そうしないとステージ上が広いのでドラムの音とか、
ベースの音が聞こえないし
ボーカルにいたってはまったく聞こえない。

が、近年、ダンサーのように動き回ったりすることに対応し
イヤーフォンを耳につっこんでそれでモニターするのが増えてきた
これがイン・イヤーモニターです。

あれはやりやすいとは思えない、というのが
オレのように古いタイプのミュージシャン(オレはアマチュアだが)であって、
耳になにかつっこまれて演奏なんて出来るのだろうか、と思っていた。
レコーディングのヘッドフォンだって、おれは本当はイヤで
半分とったりして、片耳だけ聞いたりして
録音したりしていたのだった。

で。

マイケル・ジャクソン。

彼は多分、今回のライブがはじめてインイヤーを使ったのではないかと思える。
彼は不調のインイヤーに対して
「耳にげんこつをつっこまれているみたいだ。これでは歌えない。
 僕は今まで子供との時から自分の耳でよく聞けと言われてきた、
 これじゃ何も聞こえない」というようなことを言ったと思う。
(映画館で一回見ただけなので、うろ覚えです、
 DVDをお持ちの方教えてください)

いや、あれは、まさに、インイヤーモニター未経験の
僕が思っていたことだった。

ところがね、インイヤーモニターについて
先日、あるところで話を聞いたのでした。


すいません、今日はここまで。
オレにしては珍しく、続く、でございます。

チャオ。

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菊地成孔の浅川マキへの追悼文が、素晴らしい

2010年01月25日 17時26分16秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
我が音楽理論の菊地成孔氏のブログの追悼文は、いつも感動するほど素晴らしい。
たとえば、加藤和彦の時も、山下洋輔トリオ結成40周年の野外のライブの前に武田和命の墓参りに行った話も、平岡正明の時も。

でも、今回の浅川マキに捧げられた追悼文も、
実に実にすばらしい。

ぜひご覧ください。
こちらです。
http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=100118225305&SSID=f2a2b3fff990b502b917eea733429329


特に素晴らしいのが、最後のパラグラフです。ああ、本当に素晴らしい追悼だ。追悼の達人だ。

追悼の達人 (新潮文庫)
嵐山 光三郎
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ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本
菊地成孔
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「もう不満は言わない」の紫のラバーブレスレットが届いた。

2009年12月19日 22時33分52秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
「もう不満は言わない」の紫のラバーブレスレットが届いた。

ちょっと前のエントリーで書いたように、
「もう不満を言わない」というサンマーク出版の本を読んで感銘を受け、
手元にあったラバーブレスレットではじめたみた。
それは不満、不平、ゴシップを言ったらブレスレットを右手から左手へ移す、というもので
丸一日、それが動かなかったら、その日を一日目とし、
21日動かさなかったら、それで成就というものだ。
そのブログのエントリーはこちら
http://blog.goo.ne.jp/hoboike_diary/e/20372a4857c2872466d8f2d43eb32d02


で、本のカバーに応募シートがあり、
応募者全員にこの本の表紙に載っている、オリジナルの
この筆者が始めた運動のブレスレットを送ってもらえる。
ということで送ってみた。


届きました。それが冒頭写真です。

今日からはオリジナルの紫ブレスレットで続行しようと思います。


それにしても、俺は不平不満を言わない人間だと思っていたが、
思ったよりははるかに言っていた。
思いとどまる数が多い。

が、それよりも自分が無意識にしている悪癖は「悪態」をつくことであった。
いやー、このブレスレットをするまで気づかなかったが、特にバイクにのっている時などにひどい。

前にいる遅い車にfUCKとか平気で口に出している。

バイクに乗っている途中だからバンドを変えられないが、
一回車にのると何度もやってしまうので、結果変えなくて良かったりするぐらい。
まずは、これから気をつけようと思う。
まだ一日も始まっておりません。


ちなみにこのラバーブレスレットの応募者全員プレゼントは2009年3月31日まで。
ほしい人は急いで。

もう、不満は言わない
ウィル・ボウエン
サンマーク出版

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「ジャンボ機長の状況判断術 」を買ったのは、新神戸の夜だった

2009年12月15日 21時55分53秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
ジャンボ機長の状況判断術 (PHP新書)
坂井 優基
PHP研究所

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この本を買ったのは、新神戸だったことを思い出す。
最終の新幹線を逃し、泊まることとなり、近くのコンビニで飲み物を買ったついでに買った本なのだった。


ま、パイロットの手順っていうのが、もっとも確実性の高いものであって、そこでの作法が、日常で暮らす際にも有用だ、という本だが、全くその通りだと思う。


「Yes][No」で答えられない質問をしたか。とか
代替案は三つ考えたか
とか、

不要な仕事は止めたか


など勉強になります。

巻末の「生き残るためのチェックリスト」は、そのままコピーして使えると思います。

栗コーダーカルテット15周年ライブ

2009年12月05日 00時24分45秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
栗コーダーカルテット15周年ライブ

ちょっと前の話ですけど、
栗コーダカルテット+UAのライブを見に行ったのだった。
赤坂ブリッツ。雨だった。
まだ家族は誰も風邪をひいたりしていなかった。
ああ、健康は大事。

面白かったのは
前座、さむぞらはだかさんのスタンダップコメディ。
これは、なんつーか。
栗コーダの告知ミスで、一部の方に開演時間を遅く伝えてしまい、
始めるわけにも行かず待たせるわけにも行かず、
「お得感のないゲスト」ということで来ました、とご本人。
厳しい状況ながら、素晴らしい芸人魂を見せていただきました。


そして後は、栗コーダの4人の世界。
ゆるいのか、緊張感あるのかよくわからないけど、
いいコンサート、いい音楽。
なんか、カタコトの外人の日本語のかわいさがあるよね、演奏に。
ただ語っている内容は、難しかったり文学的だったり。
つまり内容は深いけどインターフェイスがかわいい、というのが、
栗コーダの魅力ではないかと。

そしてゲストのUAは、栗コーダを軽く蹴飛ばしてしまうぐらいの
大きな存在感で、とにかく「歌」の凄みを見せつけてくれて、
栗コーダーも笑顔で押し倒されて、ありがとう、みたいな感じに見えた。
UA、凄かった。
菊地成孔の Cure Jazz のオーチャードより、生々しく、
存在感があった。愛犬も連れてきたしね。

印象的だったのは
関島さんの「チューバ」で、
チューバでベースをやるということの、圧倒的なエネルギー感は
エレキベースぐらいしか知らないとビックリする。
ブットい管で、メロディアスにベースを吹くのだから
これは凄いです。確かに。



妻のブログ「響けブログ」に
当日のセットリストを含めた詳細なエントリーが
複数ページに亘ってありますので
そちらをぜひご覧ください。

栗コーダーカルテット+UA@赤坂BLITZへ行ってきた
http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/e/14666afb964b5c39282197903c1ef23d


夏から秋へ渡る橋 〈初回限定盤〉
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Geneon =music=

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15周年ベスト〈初回限定盤〉
栗コーダーカルテット
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ATTA

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Illuminate ~the very best songs~
UA,渡辺慎,MICHAEL FRANKS
ビクターエンタテインメント

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cure jazz

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音楽美学校特別講義でユニット演奏をしたのであった

2009年11月28日 20時31分11秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
私は最近、バークリーメソッドを習いに、映画美学校の音楽理論コースへ通っているのだった。そこでは、通常の講義に加え、月に一回程度、特別講義がある。

仕事もあるので(暇だけど)なかなか出席するのはたいへんなんだが、その特別講義は、グループをランダムに組んで、演奏するというもの。私もラッパで参加してユニット演奏をしたのであった。

普通バンドってのは、ストーンズやりてーなーとか。やりたい音楽があったり、
やっぱりモテたり、キャーキャー言われたり、
酒池肉林だったりしたいよねーっていう感じで始めるじゃないすか?

ところが、今回のユニットは授業でランダムに選ばれたメンバーが
とりあえず演奏せよってことで。

あるいみ、グループ表現としての音楽の本質だけがむき出しになっていて。これはこれで面白かった。もてたいとか、かっこよくありたい、とか。そういうものが入り込む余地のないピュアなグループである、ピュアな本番だったからな。
新鮮な体験だったし、得るものが多かった。
いっしょにやったメンバーも、いいやつらだった(当然全員年下だが)。チェロはうまくて驚いたが、音大生だそうだ。8歳からチェロやってるって。なるほどの上手さ。まとめ役をやってくれた方は、シロフォンを私物で持ってるし、シンセの人は、マイクロコルグで、めっちゃ個性的な音を出してくれたし。
一回しかリハしてないとは思えない濃い演奏ができたと思います。
先生も褒めてくれたしね。

またやる機会があるかどうかは分からないけど、やってよかったと思います。

うちのチームはFチームだったけど、ほかのチームもなかなか良かった。見ていても楽しかった。

そして、そのときの先生のも講評とても面白かったのでした。
そのことはまた後日。




グローブ・ユニティ
アレキサンダー・フォン・シュリッペンバッハ,マンフレート・ショーフ,ペーター・ブロッツマン
ポリドール

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インプロヴィゼーションズ(紙ジャケット仕様)
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アップリンク

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コスモス(紙)
サン・ラ
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STAIN ALIVE/FAME/PAN-AMERICAN/BEEF STAKE ART FEDERATION 2
DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN,菊池成孔,高井康生
コロムビアミュージックエンタテインメント

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スゴイ! デュアルモニターのネットブック。ちょっとほしいかも。

2009年11月27日 23時46分46秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
10.1型ワイド液晶を2枚搭載したネットブックが発売になるらしい。
機構的に「大丈夫か?」とちょっと不安だが、
それより周りの人が驚愕するのがおもろいだろうな。
いや、会議とかで見せたら、大スターだろう。
最初は普通に使っていて、やおらモニターを倍にするわけね。

以下のサイトにいくと、動画でモニターをガラリと
引き出すシーンが見られます。

すごいねぇ。ほしいねぇ。
http://jp.kohjinsha.com/models/dz/index.html


リリースより
工人舎は27日、10.1型ワイド液晶を2枚搭載することで、1台でデュアルディスプレイを実現したモバイルノート「KOHJINSHA DZシリーズ」を発表した。12月11日より発売開始予定で、価格は79,800円となる。

通常時はメインディスプレイの裏側にサブディスプレイが重なっており、2枚使用時にはスライドして出てくる仕組みになっている。2枚使用時は最大で 2,048×600ドットという、モバイルノートではありえなかった広大なデスクトップが使用できる。液晶にはLEDバックライトを採用しているので、2 枚重なっている状態でもそれなりに薄さは保たれている。

心を入れ替えた私は、桜ヶ丘のガスタウンでスライドギターを弾くのだった。バーを忘れたけど……。

2009年11月12日 14時50分53秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
さて、ライ・クーダーに諭された私は、その週のうちに、小田急線の大和のすぐそばの桜ヶ丘にあるガスタウンというライブハウスで、演奏する機会に恵まれたのだった。つい最近までの俺なら、軽いし、アドリブでソロだけこなせばいい、という理由でラッパだけ持って行くところである。

が、ライ・クーダーの前で(心の中で)正座して聴いたわたしである。
これからは、ギター道にあるという自分であるからこそ、真面目にギターを弾く、真剣にギターを弾くことにしたので、重い思いをしつつ、愛機、赤のムーンのストラトとヤマハの原朋直モデルのトランペットを持って出かけたのだった。

さて、リハ。さっそくライばりのスライドを弾こうと思ったんだが、なんとスライドバーを忘れてしまう始末。結局リハーサルスタジオでは、100円ライターをお借りして、とりあえずこんな感じかと確かめた。
そして本番では、対バンの The FakeのBuddy Minodaさんにステージに上がってからお借りしてスライドを弾いたのだった。

そんなこんなで練習不足だし、当然満足できるようなスタイドギターが弾けたわけじゃないけど、スライドとかトランペットとかを掛け合わせた形で、自分しかできないスタイルでしっかり演奏していこうと、心に誓うのでありました。


これが、これからの俺のセットアップです。


Little Village

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Bring the Family

A & M

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「さよなら」という言葉を、教えてくれたのは誰だったんだろう

2009年11月09日 15時13分48秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)


「さよなら」という言葉を、教えてくれたのは誰だったんだろう


詩的だ。


これは、音楽理論の授業の中で出てきた言葉である。

難しい12キーのスケールも覚えて身についてしまえば、どういう方法で覚えたのか何て忘れてしまう、という意味。
日本語を教えてもらったことを、覚えてないでしょ、というところで出てきたのだった。あまりに素敵な言葉である。

さて、とある学校で始めた音楽理論の授業だが、実は今年いっぱいはまだ理論の習得には入らない。

その前に、理論を学習するためのツールをインストールするというプロセスにある。

具体的に言うと、鍵盤に習熟することで、鍵盤を知っていないと理論習得の効率が悪い。もっと具体的に言うと、12キーのドレミファソラシドを自由に弾けるようになる、これが最初。メジャースケールである。そしてそのあとマイナースケール(これはナチュラルマイナー、ハーモニックマイナー、メロディックマイナーの3種類がある。日本語で言うと順に自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階である)を弾けるようになる、そして、メジャーとマイナーのトライアド(三和音)が全てのキーで弾けるようになる、ということである。

いや、これは大変だ。

でも、いまメジャースケールをやっているが、とてつもなく簡単にそれらが弾けてしまうという不思議な方法を伝授してもらったのだった。詳細は後日、ヒントは全音音階、ホルトーンスケールである。

写真は本文と関係ありません。
トライスクルという、三輪車のバイクです。
道交法的にはトライスクルは自動車になるので、
ヘルメットをかぶらなくていいのです。
ただし、車庫証明とか必要です。
それからあたりまえですが、こけたら非常に危ないので、
ヘルメットをかぶらずの二人乗りは、
本当に止めた方がいいと思います。
気持ちは良さそうですけどね。


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菊地成孔の加藤和彦氏への追悼は、真摯であり、真の音楽家が、真の音楽家を悼むものとして痛切である

2009年10月22日 02時22分09秒 | ジャズ理論を学ぶ(バークリーメソッド)
映画美学校の音楽美学コースのメソッド科の講師であられる菊地成孔氏。私は受講生として、本日命からがら時間を作ってジャズ理論の講義を受けてきて、目から鱗がボッタボタに落ちたわけです。いや、行って良かった。まだ理論の勉強には入っていませんけどね。で、夜中に仕事に復帰しつつ、菊地氏のブログを見たら、私とほとんど同じ年で、私とほとんど同じように、加藤和彦氏のソロ作品に感動したそうだ。いや、さすが菊地氏であり、俺もたいしたものだ、菊地氏と同じモノを同じように感動していたのだ。

それにしても、菊地氏の加藤和彦氏への追悼は、真摯であり、真の音楽家が、真の音楽家を悼むものとして痛切であり、かつ「音楽でやることがなくなる、などということは、無いはずだ」という、憤りに似た何か、までもが、真摯な音楽家同士故に、隠されることなく顕されている。

たとえば
歌うべき歌は、やるべき新しいトライは、道端で一人になってもあるのです。四肢を失っても、瞬きを使ってでも刻むべきリズムは必ずあるのです。故人にも必ずあった筈です。故人のあの声、天性の天声は、まったく変わっていなかったのですから。

ぜひご一読を。菊地成孔氏のブログは以下である。
http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=091019025452

ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ

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Degustation a Jazz
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