たしか今年の1月だったか、雪の降る新宿厚生年金で、ピットインの30周年(40周年だったか)のコンサートがあって、それはそれは大勢の素晴らしいミュージシャンが出演した。そのなかで初めて見たフリージャズ系のオーケストラが「ONJO」それっはつまり、Otomo Yoshihide’s New Jazz Orchestral.大友良英ニュージャズオーケストラの略。これが良かったのよね、そのときゲストではテナーサックスに菊池成孔が出ていて、ボーカルはカヒミカリイでした。
よかったのでアマゾンでCDを買ってみたら、これまたいいね。かなりマニア向けではありますが。
このフリージャズバンドには、笙がいるのよ。あの雅楽の笙ね。それからサインウェーブしかでない電子楽器の人もいる。あとはサックスやラッパと3リズムだが、どろどろしたフリージャズとはちがって、非常に現代的な混沌であって、しかもそこはかとなく崩壊しそうなロマンチシズムと耽美性があって。
いま学生でジャズやっていたら、まちがいなくこの道に進むな。
ちなみに大友氏はいま読んでいる菊池成孔の東大での音楽の講義をまとめた本「東京大学のアルバートアイラー」にゲストとして出てきていて菊池氏と対談しているのが文章にまとめられているのだが、異常に面白いです。まるで打ち上げのようで、とても面白い。
どなたにでも勧められるCDではないですが、ジャズ好きの方はぜひ。そうでないかたも、こういう音楽もあるということで、聴いてみてはいかがでしょうか、決して騒々しかったり不機嫌になったりする音楽ではありませんので。
こちらにアマゾンのONJOのページがあります。
よかったのでアマゾンでCDを買ってみたら、これまたいいね。かなりマニア向けではありますが。
このフリージャズバンドには、笙がいるのよ。あの雅楽の笙ね。それからサインウェーブしかでない電子楽器の人もいる。あとはサックスやラッパと3リズムだが、どろどろしたフリージャズとはちがって、非常に現代的な混沌であって、しかもそこはかとなく崩壊しそうなロマンチシズムと耽美性があって。
いま学生でジャズやっていたら、まちがいなくこの道に進むな。
ちなみに大友氏はいま読んでいる菊池成孔の東大での音楽の講義をまとめた本「東京大学のアルバートアイラー」にゲストとして出てきていて菊池氏と対談しているのが文章にまとめられているのだが、異常に面白いです。まるで打ち上げのようで、とても面白い。
どなたにでも勧められるCDではないですが、ジャズ好きの方はぜひ。そうでないかたも、こういう音楽もあるということで、聴いてみてはいかがでしょうか、決して騒々しかったり不機嫌になったりする音楽ではありませんので。
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