ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

2月27日(月)のつぶやき

2017年02月28日 01時48分39秒 | tweet

2月25日(土)のつぶやき

2017年02月26日 01時49分43秒 | tweet

2月23日(木)のつぶやき

2017年02月24日 01時50分05秒 | tweet

2月21日(火)のつぶやき

2017年02月22日 01時47分49秒 | tweet

2月18日(土)のつぶやき

2017年02月19日 01時48分28秒 | tweet

2月16日(木)のつぶやき

2017年02月17日 01時47分22秒 | tweet

conTRIO 本田祥康(gt)千葉広樹(b)池澤龍作(dr) @ベルベットサン  2017/2/8

2017年02月17日 00時03分27秒 | CD&コンサートレビュー

conTRIO【本田祥康(gt)千葉広樹(b)池澤龍作(dr)】ベルベットサン  2017/2/8

Wednesday, February 8, 2017
20:00 22:30
【出演】conTRIO【本田祥康(gt)千葉広樹(b)池澤龍作(dr)】
【開場】19:30
【開演】20:00
【料金】2,500円(1ドリンク付き)

 

conTRIO
本田祥康(gt)千葉広樹(b)池澤龍作(dr)

本田さんは以前AOSABAとの対バンのバンドでギターを弾かれていた方。下北沢のアポロのセッションでもお会いしたり、
正月のピットインのAASオールスターズでお見かけしたりしていたのだが、
その本田さんのリーダーライブがベルベットサンにあると聴いて出かけた。
本田さんが自分のリーダーでどんな音楽を奏でるのかに興味があったからだ。
トリオのあとふたりの千葉広樹(b)池澤龍作(dr)も
若手の実力派だし、これは楽しみだと思っていたら、
フリーがあり、美しい曲があり、スリリングな展開がありととても面白かった。

本田さんが使っているギターはデュオソニック? ミュージックマスターかな?
フェンダーの古いスチューデントモデルのギター。これをジャズで使う人は非常に珍しいんですが、
その音が実に美しく、しかも他のジャズではあまり聴けない音なので、聞き惚れました、

本田さんのギターはプレイもコンテンポラリーでありながら、音数はわりと押さえられていて、一音一音を吟味して弾いているように見えた。
またエフェクターの使い方もシンプルながらツボを押さえたもので、凄く勉強になったなぁ。
また、耐えて耐えて、でもここ一発でディストーションをガスっと踏むのは、
やっぱりロック出身なんだろうか、聴いている私も本籍はロックなので、血湧き肉躍って気持ちがよかったのだった。

本田さんのオリジナルと池澤さんのオリジナルが演奏されたが、
どちらのオリジナルもコンテンポラリーで、でもどこか優しさや色気があって、自然で素敵だった。
ギター、ベース、ドラムの抑制が効いた美しい響きのアコースティックなサウンドと、
ハッタリやペダンディズムとは無縁の、オーガニックでフリーなコンテンポラリージャズが堪能できた夜だった。

楽しかったです。
こんなライブハウスに自転車で行ける距離に住んでいる幸福を噛みしめています。


2月14日(火)のつぶやき

2017年02月15日 01時50分07秒 | tweet

鞴座ライブ 2/12(日)2017 音や金時 西荻窪

2017年02月14日 17時46分30秒 | CD&コンサートレビュー

鞴座ライブ 2/12(日)2017 音や金時 西荻窪


私は無類の音楽好きなのだが、実を言うと民族音楽はさほど好きではない。
というのも、日本で日本人が別の民俗の音楽を演奏することに
あまり意味を感じることができないからだ。

もちろん「音による観光」としての意味はある。
そこには知らない音楽大系、音楽の美学、リズム、があり、
それに出会うことでのエキゾティックな喜びはある。
しかし、それは本質的な楽しさなのだろうか。


しかし鞴座は違う。

イーリアンパイプあるいはティンホイッスル、またはソプラノサックスと、アコーディオン。アイリッシュの音楽をベースとした音楽なのだろうが、それは鞴座の音楽でしかあり得ない音楽であり、そこには音楽による豊かな表現があり、音で遊ぶ奏者2人の幸福感があり、それを聴く私たちの幸福感と共鳴する、極めて親密で幸せな音楽体験であった。

心地良く響く音色、何かが自然と思い出されるような美しいメロディ。
楽しさと、郷愁、哀愁、深い幸福感。
そして昔なくしてしまったものを思い出す喪失感。

鞴座は残念なことに2人になってしまったそうで、
その喪失感は計り知れないほど大きなものであると拝察するが、
今後もずっと活動を続けてほしいと切に願う。