ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

ALWAYS 三丁目の夕日を見た

2005年11月29日 09時56分09秒 | 映画レビュー
ALWAYS 三丁目の夕日を見てきました。

[監][脚]山崎貴 
[原]西岸良平 
[美]上條安里 
[出]吉岡秀隆  堤真一  小雪  堀北真希  三浦友和  もたいまさこ  薬師丸ひろ子  須賀健太 小清水一揮 
[制作データ] 2005東宝
[上映時間] 133分

東京が、青春だった頃。

前に見たカエラちゃんの「カスタムメイド10.30」の時に、
「あのころの僕より、今の方がずっと若いさ」と豪語したオレだが、
この映画を見たら、ああー、あのころはどうだった、といろいろ思い出した。

まず映画のお話。これは売れているコミックの映画化だそうだが、
そのコミックは見てません。でも売れているだけあって、
複数のストーリーが絡まった集団劇であり、
昭和30年代を映し出したもの、と言っていいだろう。
役者さんもみなさん達者でいいアンサンブルを見せてくれる。
特に起承転結があるストーリーではなく、
スライス・オブ・ライフを組み合わせることで
昭和30年代の、東京タワーができつつある街を描いた
東京が青春だった頃を描く映画だ。
昭和30年代の光景を描くのに、
かなりのSFXの技術が使われたようだ。
何かを訴えたり、人生が変わる映画ではないが、
とても良くできた、平均点を超える映画だと思う。

キャストがいい。
薬師丸ひろ子の、お母さん役がいい。
小雪さん、凛としていていい。
吉岡秀隆は芝居が上手いね。
中島朋子も「茶の味」という映画で巧いと思った。
北の国からの子役二人の演技の巧さは
日本の役者さんの中でもトップレベルではないか。
そういえば、この映画の子役の男の子も非常にいいです。
子供を持つとわかるが、子供に何かやらせるというだけで
大変で、子供に演技させるなんてことは、まるで夢の夢。
それをこれだけ大向こうを唸らせるような演技ができるというのは
ほんとに凄いと思う。

で、思い出したことですが
そういえば、僕が子供のころもそうだったな、と。
昭和38年生まれですが、当時の浜松は
道も大きな道以外は舗装されていなかった。
土埃や水たまりがそこかしこにあり、
転んだりしながら、広場で遊んだ。
公園ではなく、遊べる広場も、そこかしこにあったし
自動車は今ほど多くなかった。
道路でも十分野球ができたものだ。
僕は三輪車や自転車で、いろんなところに出かけた。

テレビはまだ白黒だった。これはテレビの送り出し側もそうで、
カラーの番組には「カラー」というロゴが入っていたものだ。
そういえば、飼い主のいない野良犬もいっぱいいた。
別に怖くはなかった。いつの間に駆逐されてしまったのだろう。
夕暮れに犬の遠吠えというのは、いまも僕の夕方の心象風景だ。

終戦、も、身近だった。
食事を残すと、「戦時中は満足にご飯が
食べられなかったんだから」と必ず言われた。
軍服を着た物乞いが縁日や年末に見かけることがあった。
戦争でなくなった人の話題がよく出た。

この映画で、ちょっとだけだが戦争の爪痕が描かれる。
三浦友和演ずる医師の妻と子供が空襲でなくなったことが
明らかにされるシーンだ。
これには息が詰まった。いま、僕は自分の子供と妻を
何らかの形で失ったら、たぶん僕は発狂するだろう。
しかし、戦争ではそれは身近に起こったことだし、
特に沖縄ではそれがもっと凄惨な形で起きたはずだ。
この1シーンだけでも、この映画は
強い反戦のメッセージを発していると言っていい。

日本映画で今年出色の秀作だと思う。

<★★★★☆> 4点です。

以下、オフィシャルな解説文です。

(解説)
1400万の発行部数を誇る、西岸良平の傑作コミックを映画化。VFXを駆使して再現された昭和30年代の東京下町を舞台に、人々の人情味あふれる物語が展開する。個性豊かな住人が暮らす、昭和33年の東京・夕日町三丁目。そこにある鈴木オートに青森から上京した六子が就職。大企業を期待していた彼女は、鈴木オートが自動車修理工場だと知り落胆してしまう。

「カスタムメイド10.30」を見た

2005年11月28日 03時37分25秒 | 映画レビュー
「カスタムメイド10.30」を見た

カスタムメイド10.30
●上映中
[監][脚][編]ANIKI 
[歌][出]奥田民生 
[出]木村カエラ 西門えりか 前田綾花 松井涼子 松山ケンイチ  加瀬亮  小倉一郎  柳沢慎吾  ミッキー・カーチス
[制作データ] 2005クロックワークス
[上映時間] 121分



「二十歳から、遠く離れて」

木村カエラ主演、奥田民生も出ている「カスタムメイド1030」を見に行った。もちろん木村カエラが可愛いからだ。あらかじめ宣言しておくが木村カエラはファーストアルバムを買ったぐらい、好きです。サクサクもずいぶん前から見ているしね。

この映画は奥田民生の広島球場で行われたソロ活動十周年記念の弾き語りのコンサートのドキュメントという側面と、木村カエラが主演する青春映画というメインストーリーが絡まったおかしな映画で、それをジョイントするのが小倉一郎扮する天使である。まぁ筋立てとか、リアリティとか細かく突っ込むべきではない映画で、つまりはa same old storyの青春映画にひと味、リアルなライブを入れた映画である。取り立てて素晴らしいわけでも、とりわけ酷いわけでもない。ただひたすら木村カエラが可愛いなぁという。そして奥田民生も、年下ながらやっぱりいいなぁという。

でも、ここで描かれている「青春」ってやつを見て、思ったことはある。僕は今、42歳だけれども、「あー、あのころの僕より今の方がずっと若いぜ」(byボブ・ディランのマイ・バックページ)とマジで思っていて、年を取ったという感慨を今まで持ったことがない。大学時代のことも、ついこの前のことのようにいつも思っている。

老けたな、と思うことも自分の中ではあまり無い。ときどき申込書とかの年齢欄に自分の年を入れるときにビックリするくらいだ。しかし、この映画を見て(老けたとは思わないが)二十歳を遠く離れて思えば遠くへ来たもんだ、とは思ったな。

カエラちゃん扮する女の子は音楽が大好きな女子高生なんだけど、なんつーか、地図のない迷路のような街を、猛烈な馬力のバイクで走り続けているような、そんな閉塞感があるんだけど、これがたまらなく懐かしく、愛しい。

年を取るということは、実は可能性を失っていくことでもあって、今思えば、若いというだけで信じられないほど数多くの選択肢があり、しかも選択するための経験値は限りなく低いという状態なので若いということは、すでに夜中に叫び出したくなるほど八方ふさがりなのだ。この映画のカエラちゃんをみて、そのときの感覚をリアルに思い出した。

二十歳の頃、いやジャニス・イアン的に言えば
17歳の頃には「やりたいこと」がたくさんあって、
まぁその一つは「ロック」だったし、かなりハッキリしていたので
あまりいろいろ迷うことはなかったんだが、それでも
地図もなく、手ぶらで荒野に放り出されたようなそんな感じだった。

しかし人生は上手くしたもので、年を取るにつれて、まるで盆栽の枝が剪定で落とされるように、可能性はどんどん減ってくる。たとえば、今から総理大臣になれるとは思えないし、プロ野球選手もJリーガーもありえない。大工もなければ登山家もないだろう。それにつれて、やりたいことにも焦点がハッキリとあうように明瞭になる。やりたいことへの最短距離で走ることができるようになる。だから、今の方が面白いのだ、僕は。それが、「あのころの僕より、今の方がもっと若いさ」という台詞になるわけです。

ちなみにこの歌詞は、ボブ・ディランのトリビュートアルバムで真心ブラザースが歌っている「マイ・バック・ページ」の歌詞です。僕はこのバージョンをさらに自分のバンドでカバーしたことがあります。

真心ブラザースはここで試聴できます。
ここをクリック!

評価は5点満点の<★★★☆☆> 3点でございます。




人気シンガー、木村カエラ主演のスャCリッシュな音楽映画。モヤモヤとした日々を送る女のコと、奥田民生の伝説的ツアーとのメ出会いモを捉えた異色作だ。
仲の悪い妹と10年ぶりに同居することになった、18歳のマナモ。妹とのケンカは絶えず、趣味のバンドにも熱中できないイマイチな日々。そんな時、怪しげな男2人組がマナモに接近しようとしていた。

友人が買ったコルナゴのWindy

2005年11月25日 18時41分12秒 | 自転車のはなし
自転車好きの友人が、以前からねらっていたコルナゴのWindyというクロスバイク、コルナゴ的には「ハイブリットバイク」というらしいが、それを買った。イタリアのコルナゴといえば高級ロードバイクメーカーで、自転車乗りとしてはまさに憧れのブランド。ちょっとうらやましかったぞ。
軽く乗らせてもらったが、ほとんどロードバイクのニュアンスで、そこにストレートハンドルがついている感じ。重量も軽く、俺のロッシンよりも軽いのではないか。非常に「走り」の本能を感じさせる、たぶん「コルナゴ的」な自転車なのだろう。
でもこれならドロップハンドルのほうが乗りやすいのでは、とも思えた。
(それではハイブリットバイクの意義ってものはなくなってしまうわけだが)。

半年程度ではあるが、いったんドロップハンドルの自転車に乗ってしまうと、逆にバーハンドルのほうが乗りにくいような気がする。というのも僕の場合ドロップハンドルの下の部分をもつのはまれで、ほとんどが上のバー部分か、ブレーキブラケットの部分を持つ。非常にリラックスして持てる感じだ。バーテープを持つ、というのも気持ちがいい。どうも、ハンドルのグリップというのは自分としてはしっくり来ない。手や足があたる部分は、まさにインターフェイスそのもので、そのマシンの本能と体温を伝えてくれる部分なんだろうなー。マン・マシン・インターフェースっていうのかな。そのあたりが以下に官能的たりえるか。そのあたり、イタリアの自転車の真骨頂かもしれない。

バーテープの交換方法

2005年11月22日 13時33分00秒 | 自転車のはなし

愛車のロッシン(Rossin)というロードバイクを良く乗っているんですが、落車事故もありバーテープがボロボロになってました。写真参照ですが↓



それを見かねた自転車の先輩で現在のバンド仲間でもあるF川さんが、巻き方を教えてくれると言っていただいたので、即事務所へゴー。なんと私の勤務先と同じ町内会でもあるのでした。

F川さんは超高級小径自転車、英国はモールトンのオーナーであり、すでに何十回もバーテープを巻いているわけで、しかもF川さんの勤務先にあるギャラリーの中でバーテープを代えるという、なんというかシュールレアリズムのようなシーンが展開されたわけです。F川さん、ありがとうございました。今回は実際には教えてもらった、というよりは教えてもらいつつ巻いてもらった、というほうが正解でもあります。次は自分だけでやってみようと思っていますが。

で、バーテープの交換方法です。

(1) まず子細構わずもともと巻いてあるテープを剥がす。ハンドルに残った両面テープは無理して剥がす必要なし。

(2)ブレーキの所だけ、先にテープを切って貼っておく。ここはバーテープを巻いたときに巻ききれない部分なので先にマスキングしておく。テープは適度の長さできること。

(3)下からの1本巻きで巻いていく。方向はハンドルを持ったときに力がかかる方向がテープが締まる方向にすること。ちなみにハンドルの右側の下からの巻き方なら、回転方向は時計方向。

(4)バーテープはゆるまないように固く巻いていく。F川さんは、引っ張りすぎて途中で切れてしまったことがあるそうだが、そのくらい強く巻くと考えた方がいいようだ。

(5)巻き始めが難しい。テープの巻き幅は半分ぐらい、テープ裏側中央に通常ある両面テープがギリギリハンドルそのものに張り付く程度に。

(6)アナトミックバーは巻き方が難しいが、特にブレーキレバーの部分にスキルが必要。

(7)上の内側、巻き終わるところで果てではテープを綺麗に斜めに切ってしまうことが大切。切った後にビニールテープで一周し、それを末端とするために貼る。ちなみに巻きはじめの部分(ハンドルの一番下)は少し出しておいて、銀のストッパーで埋める。このときやりにくければテープの一部をハンドルのアナにいれてテープで貼ってしまう、ということも行われる。






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これはスパムなのだろうか?

2005年11月21日 16時01分47秒 | Photo&エッセイ
いまやweb上での有名人、本まで出てしまった生協の白石さんは、僕も密かにファンであった。(たぶん僕が在学中、早稲田の生協でお客様カードの返事を書いていた人に違いないと確信している。私のコピーワークの父、の一人である)しかし白石さんから、僕にメールが来るはずがないわけで、もっともスパムらしくないスパムかも。ま、テーマは男女のことなので、スパムでしょう。クリックしたらアウトだと思います。

しないでね。


写真は、デブじゃねーよ、Tシャツ。黒澤さんぶんできあがりました。黒澤なので黒にしてみました。会社に置いてありますので取りに来てください。3000円でーす。(そのままブースカにスルーで渡しまーす)。

では、以下が最もスパムらしくないスパムです。




Subject: 生協の白石です
MIME-Version: 1.0
Reply-To: <jiikik7447@mkk.com>

 ------------------------------
 彼方からの要望・質問をお書き下さい。
 ------------------------------

「なぜ貧乏だと彼女ができないのでしょうか? 」


ん~むずかしいですね、でも私も昔は同じでした

            !

   一つだけ良い方法があります・・・・

あまり教えたくないのですが・・ま・今回だけです

人に教えちゃだめですよ・・(メール転送するとか)

私が極貧生活を脱っして結婚できたのは下のURLに秘密が
あります。
http://sclass.cx/

11月末までに結果報告して下さいね。 白石

喪中ハガキを書いた

2005年11月21日 12時06分14秒 | Photo&エッセイ
今年は二月に弟を亡くしたので、年賀状ではなく喪中ハガキを出さなくてはならない。いつも年賀状はズルズルと大掃除の時ぐらいまで作らない俺なわけだが、喪中ハガキは流石に正月になってから着いたのではまずい。ので急いで作ってみた。
いつも写真を使ったハガキを出しているわけだが、急に印刷のありものを使うのもどうか、と思い、しかしあまり「喪中ハガキ」にふさわしくないウイットがあるのも何か、とも思い、印刷ではなく「手書き」にして、色味だけでも気持ちのいいものを考えてこうなりました。

喪中につき年末年始の
ご挨拶はご遠慮申し上げます。

弟雄二が二月に三十九歳で永眠いたしました。
平素のご厚情を深謝いたしますとともに
皆様に良い年が訪れますようお祈りいたします

平成十七年十一月

池谷恵司

中杉通は秋

2005年11月19日 01時03分28秒 | Photo&エッセイ
11月下旬に入ろうとしているのに、まだわりと暖かい日が続いている。家でもまだ暖房はしていないし。しかし通勤の時にいつも通る中杉通は美しい紅葉である。

空の高い晩秋、紅葉は濃紺の空をバックに黄金色に輝く。その黄金のトンネルをくぐりながら自転車で走るのは、この上なく気持ちのいいものだ。晩秋と新緑の時の中杉通りほど、気持ちのいい道はないのでは、と思ってしまう。

さて、今年は弟が亡くなったので年賀状の代わりに喪中の葉書を出さなくてはならない。もう出すべき時なのだが、どうしてもなかなか作る気になれない。

田尻幸子個展、お勧めします

2005年11月14日 06時49分28秒 | Photo&エッセイ
もと職場の同僚というか先輩で現在は熊本在住でアーティスト活動をしている田尻幸子さんという人がいるんですが、その方の個展に行って来ました。銀座の画廊だー。

じつは田尻さんは絵とかではなく、いつもインスタレーション的なアートのことが多く、今回は空間を麻の繊維で蜘蛛の巣のように細かく分割し、おもりを床に垂らすという、非常にコンセプチャルなものだった。
しかし、この蜘蛛の巣状の空間は中にはいることができ、中から作品そのものを見ると、ライトに照らされた細い線の幾何学的な交錯の美しさを感じることができこの交錯は見るものが動けばめまぐるしくその形状を変える。それはとても繊細で美しい。

最近キックボクシングを始めたという田尻さん(女性ですよ)、非常にタイトでスリムで強そうなんだけど、本質にある女性らしい優しさ、たおやかさが、作品の柔らかい線の交錯から感じることができた。

これがワイヤーなどのスチールの線だったりテグスだったらまた印象は変わるだろうし、色つきナイロンのようなケミカルなものなら、さらに印象が変わって、もっと脅迫的なものになっただろう。麻の繊維という柔らかさがとても心地が良かった。

さらに、ショックだったのが空間に対する認識へのアーティスティックな問いかけで、蜘蛛の巣状の空間へ不自然な姿勢で中に入ってみると、じつは空間というものは日常の生活で感じているものよりもずっと広いものだ、ということが痛感できる。いつもは壁面とか床面でしか、つまり家でものが置ける部分しか空間は把握されていない。しかし彼女の作品はいつも意識していない部分がいかに広いかを感じさせる。

いやー、アートって面白いな。ぜひ行ってみてください。

-さざめく無限-
田尻幸子


2005-11/9-11/19
12時~20時(最終日17時まで)
ギャラリー・アート・ポイント
tel 03-5537-3690
東京都中央区銀座8-11-13 エリザベスビルB1です。






やったぜ100日

2005年11月09日 06時28分37秒 | 自転車のはなし
今年に入って、1月から始めた自転車通勤、片道約10kmだが、ついに先日、年間通算100日を超えた。往復で20kmは超えるから、2000kmは走ったことになる。イヤー自分で自分を褒めてあげたいです。
とはいえ、これは義務感とか、やせなきゃ、とかで走ったのではなく、まさに乗りたいからのったわけで、快楽的な習慣。すばらしさはココに尽きるな。
ま、雨が降っていたり、出張や出先直行だったり、疲れていたりというときには乗れないけど、それはそれでよしとし、気持ちよく乗れるときに自転車で走る、それが年間100日以上あったということは、すばらしい!
前半はMarinというクロスバイク+トウクリップ、後半はロッシン(Rossin)というロードレーサー+ビンディング。
自転車の師匠、ウメちゃんのおかげで後半はかなりグレードアップしたな、マシンも走りも。
マリンで走っていたのが大昔のような気がするくらいだ。今年はまだまだ走ります。

新聞広告やりました

2005年11月08日 05時56分55秒 | Photo&エッセイ
このまえ新聞をつらつら読んでいたら、自分が作った広告が急に載っていてビックリした。新聞広告は何日に掲載になるっていうのがハッキリとは決まっていないことが多くて、特に安く仕入れたスペースだと「空いたときに入れます」みたいなことにもなりかねない。そのあたり広告代理店の力関係にもよるのかもしれないが。で、こんな広告を作ってました。楽器の個人レンタルです。月あたりの価格を日割りにしてみました、こんなに安いんですという、価格訴求としてはちょう真っ当なアプローチ。いつもは雑誌の広告がメインだけど、やっぱ新聞の広告を作るのは楽しい。

吾妻さんのライブに行った

2005年11月06日 00時48分25秒 | Photo&エッセイ
わが早稲田大学音楽サークルの名門、ロッククライミングの先輩にしてアマチュアブルースマンの最高峰、BBキングのバックを勤めたサラリーマンである吾妻光良さんのライブに行ってきた、たった今ですが。
高円寺の次郎吉というライブハウスで、このライブハウスはなんと家から自転車で10分程度と、よく考えてみれば非常に恵まれている。
いい音だったなー。ブルースの魂がこもった、太く、堅く、でも包容力のある音質と、アイディアに富んだフレーズ、そして日本人離れしたボーカル。いずれも抜群で、やはり日本でトップのサラリーマンミュージシャンだろう。ドラムの岡地さんの奥様でもあるマダム長見さん、ギターもボーカルも良かった。夏に生まれた夏子さん。という曲と、ツキのない夜という曲が特に良かったなー。

今日の吾妻さんのギターはいつものギブソン355ではなく、ゴヤというイタリアのメーカーのセミアコだった。ピックはまったく使わないんだけど、いろんな音が出せるなー。早弾きとか、失う物は多いけどね。でもベックなんてピックの時と同じスピードでノーピックにコンバートしてるからなー。いずれにしても、凄い境地だ。




そういえば札幌の雪印パーラー

2005年11月05日 16時10分15秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
札幌といえばジンギスカンでもあるが、ラーメンでもあり、牛乳でもある、そしてそれはアイスクリームでもあり、故に札幌といえば雪印パーラーなのだ。札幌に来たら可能な限り必ず行く。ちなみに個人的に雪印事件以来、雪印製品は個人的にボイコットしており食べたり飲んだりはしていないんだが、ここだけは別である。非常に都合のいいボイコットだ。
さて、ここで供されるロイヤルなんとかアイスクリームというこのアイスが、滅多やたらに美味しい訳で、いや、もう太っちゃうー! クリーミーで甘すぎず、愉悦を秘めた味とでも言おうか。甘い物好きには白い地獄かも。

地獄といえばメニューにある6万円のアイスクリームタワーも、まさに生き地獄で、味わってみたい気きもする。たぶんデブで死ぬ。






もはやスパムメールではなく下品なお笑いか?

2005年11月02日 16時19分09秒 | Photo&エッセイ
あいかわらず迷惑(スパム)メールは減らない。仕事がメールベースで行われるため本当に迷惑だ。それにしても、今日は凄いのが来た。これはすでに迷惑メールではなく下品なお笑いメールだ! 以下です。もちろん写真のアドレスを思われる物はクリックしませんでした。これをするとたぶんスパムが100倍ぐらいになるでしょう……。

Subject: 獣姦好きですф

突然すみません。27歳のOLリエです。
是非、あなたが飼っている動物と交尾させて下さい。
出来れば大きい動物が希望です。
隣で見ててもいいですよ。(なんて)
一応写真付けときます。ヨロシクお願いします。

そういえば札幌で食べたジンギスカン

2005年11月01日 21時56分28秒 | Photo&エッセイ
最近はあっち、こっちと出張ずいている、米子から帰ったばかりではあるが、そういえばちょっと前には札幌に行ったわけだった。北の大地。北の酒場通りとくれば、当然ジンギスカンなわけで、取引先の方で転勤で札幌に長く勤務した方のアテンドで連れてきていただいたのが狸小路の西のはずれ近いところにある、地元の人しか知らない店「アルコ」である。

羊の肉を端から食べまくるわけであるが、これが柔らかいのなんのって、しかも味がべっとりしていなくて奥行きがあり、独特のジンギスカン鍋で焼いてはたべ、ビールであり、それは人生にとって必要な、幸福なことなのである。やっぱり地元の人をどう捕まえるかで出張飯の完成度は大きく変わる。コネクションが人生に以下に役立つかを端的かつ明確にしめす好事例である。旨いものを食べていかにたくさん笑えるか。それが幸せの尺度だ。こんぺいでーす。

 

こちらは千歳空港の海鮮丼、これも美味なり。