ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

ブラインドオーディションで泣いてしまうのは、音楽の神の恩寵を感じるから。

2019年07月15日 11時32分27秒 | コンサートレビュー

ブラインドオーディションで泣いてしまうのは、音楽の神の恩寵を感じるから。

2019/07/12 22:13
<button class="a-icon a-icon--more a-icon--size_medium" data-v-6f2ffd0a="" data-v-27f2eb9c=""></button>

 

youtubeでやたらと、オーディションの動画を見てしまう。そして、泣いてしまう。自分でもなぜだかわからなかった。不思議だった。

でもやっと気がついた。音楽の神様の実在を感じることができるからだ。

私は特定の神様は信じないが、音楽の神様は信じることができる。そうでなければ、どうしてこんなに素晴らしい歌を歌うことができる人が、ある一定の割合で世界中に遍在しているのだろう。音楽の神様がGIFTしたものだとしか思えない。

トランペットの師匠、原朋直さんさんも言っていたが、天才ってのは、最初から老成している。ドラムのマーカス・ギルモアがそうらしい。このオーディションを見ていても、特に子どものときは顕著だが、歌う直前まではもろに子どもだが、歌ったらもう、まったく子どもではなくなる。これが神の御技でなくてなんなのだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=qCKPOfpndu8



才能は磨いてこそより輝くのはもちろんであって、彼らが単なる天才で努力はしていない、とは思わないが、それでもGIFTされているものは大きいと思う。

歌の場合はそれがダイレクトにでる。楽器でもそれはあるとおもうが、やはり楽器には修練、ディシプリンが必要だし、何より楽器が必要だ。幸運にもGIFTされている楽器を入手し、はじめてみなければわからない。つまり少しは磨かないと、GIFTされているかどうかがわからない。しかし歌は、そこを一気にすっとばして、いきなり才能が輝く、だから感動的なのだ。