昼前に、ウメダ夫妻が家まで迎えに来てくれた。今日の師匠は米国手工高級小径折り畳み自転車バイクフライデーのポケットロケット、そして奥様は同じくバイクフライデーのエアグライド、二台合わせて60万は下らない、というすっごい自転車である。
最終目的地は福生市の石川酒蔵、往復距離は70kmの予定。オレ的には前人未踏の距離だ。なんたっていままでほぼ通勤オンリー、片道10kmまでの脚なんだもの。
阿佐ヶ谷の北、白鷺から仙川通り、青梅街道の交差点を抜け、抜け道を駆使してJR中央線の武蔵境を超え、あれよあれよと深大寺。途中野川で灯籠流しの告知を見つける。いったん休憩し、さらに南下して調布、そこからはついに来た、これがうわさに聞く多摩川サイクリングロードである。
日曜日のせいもあり、サイクリングロードは渋滞か? と思うぐらい多くの自転車が走っている。ぶっ飛ばしているローディーも多いが、けっこう年上かなという人も多く、思い思いのスタンスで多くの人が自転車に乗っている。すばらしい! 自転車人口って増えてるんだなぁと超実感。すばらしいことである。
最高の陽気、川面を渡る涼しい風に吹かれて(ちょっと向かい風だったが)ひたすら多摩川を上流へ。自転車にのりながら陽光に輝く多摩川の川面と緑を見ていると、たとえようもなく美しいものだと感じられる。関戸橋をくぐったときには、ああ、もう聖蹟桜ヶ丘か、と感動する。会社に入る前、とある事情で、昔よくここに来た。まさか自転車で再訪するとは……。
さらに北上し、なんと日野橋をくぐる、日野だぜ、日野。バイクでも飽きるほど乗らないとここまでたどり着けないのに、とさらに感動は深まる。
それにしてもサイクルロードは信号もなくクルマもなく走りやすいので、25kmぐらいのペースでずっと走ることができるのだが、よけいな力が入っていない美しいウメダ師匠のペダリングを見ていると、惚れ惚れする。が惚れ惚れしつつ、置いて行かれそうになる。サイクルロードに入ってからはひたすらこぎ続けていて、日野橋を超えたアタリからはスタミナが切れてきて、集中力を失い始める。陽はあくまでジリジリと暑い。ボトルの水は減り続ける。時々意識が飛ぶ。果たしてたどりつけるのか石川酒蔵へ。(続く)
下の写真はバイクフライデー夫婦、下がエアグライド、手前にいるのがポケットロケットである。
カッキイイでしょ。
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