まさかHの君に会えるとは・・・・。部屋の戸をトントンと叩く音。こちらは、本読みの真っ最中。
本の主人公が死の寸前なので、興が乗っている。本から目を離さないで返事をする。
声を聞いて、「えぇっ」と振り向く。そこに立っているのは、懐かしいHの君。
予告も無しに目の前に立たれると、声も出ない。母親には連絡をしていたのだと思うが、自分までは届かなかった。
今回の帰広は、同級生の結婚写真を撮るためである、とのことである。
カメラが大好きで、その大好きなカメラを仕事にする事が出た、タッキーな人である。
趣味が本業になった人である。しかし、本業としてカメラを握ることは、大変なことであろう。