わが地区の敬老会案内書が来た。
以前は、65歳ぐらいからは全員、敬老会に案内し、演芸と弁当で祝っていた。
その頃は、「敬老会」とは、「皆から尊敬されるような老人になるよう誓う会」等と
屁理屈を言っていた。現在は、満80歳と85歳の老人だけの招待となった。
経済的な理由が大きいらしい。今回は招待を受ける歳になったが、入所していては参加できない。
毎日入所者に接していると、殆どの人が認知症気味であることが分かる。
パンが食べたいと頼んだのをすっかり忘れてしまって、なぜパン食になったのかを怒る老女。
毎日一緒に食事をしている老女が、デイサービスで話掛けて来た。
「どこに住んでいるのか?ここに泊まっているのか?」等である。なんと答えれば相手は満足するのであろうか?
自分も認知症になったようである。固有名詞が口から出てこない。
漢字は読めるけれども、書くことは出来ない。小中学校で学んだ当用漢字であるのに・・・・・・。