湯田温泉は、詩人中原中也の故郷である。数度目の中也記念館入館である。
ゆっくり、丁寧に館内を歩きたいと思い訪れたが、一時間半ぐらい集中すると、
眼がチョボチョボし注意力散漫になる。
長門峡にも中也の詩碑がある。刻まれているのは、「冬の長門峡」の冒頭である。
長門峡に、水は流れてありにけり。
寒い寒い日なりき。
川の流れは速く、両岸は断崖絶壁、それに雪がしんしんと降る。寂寥感が身にしみる。
「汚れっちまった悲しみに………」も、若かりし頃口ずさみ覚えた詩である。
この詩も、寂寥感・悲哀感が漂っている。
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる
中也記念館の入館料は、70歳以上無料である。一瞬”無料”はうれしいと思うが、
皆と同じように出せないのは、憐みをかけられているようでさみしい。
先日受けた集団検診も、70歳以上は無料である。
せっかく釣銭の要らないようにとこまかいお金を用意して行ったのに、力が抜ける。
歳を取ったものだ。はるばると長く生きてきたものだ。
ゆっくり、丁寧に館内を歩きたいと思い訪れたが、一時間半ぐらい集中すると、
眼がチョボチョボし注意力散漫になる。
長門峡にも中也の詩碑がある。刻まれているのは、「冬の長門峡」の冒頭である。
長門峡に、水は流れてありにけり。
寒い寒い日なりき。
川の流れは速く、両岸は断崖絶壁、それに雪がしんしんと降る。寂寥感が身にしみる。
「汚れっちまった悲しみに………」も、若かりし頃口ずさみ覚えた詩である。
この詩も、寂寥感・悲哀感が漂っている。
汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる
中也記念館の入館料は、70歳以上無料である。一瞬”無料”はうれしいと思うが、
皆と同じように出せないのは、憐みをかけられているようでさみしい。
先日受けた集団検診も、70歳以上は無料である。
せっかく釣銭の要らないようにとこまかいお金を用意して行ったのに、力が抜ける。
歳を取ったものだ。はるばると長く生きてきたものだ。
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