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東福寺26 南明院(東山南部散策26)


写真は、墓地側からみた境内(左が本堂、右が庫裏)。

小牧長久手の戦いの後、豊臣秀吉が徳川家康と講和するために自身の妹である旭姫を家康に正室として嫁がせました。
南明院(なんめいいん)には、その旭姫のお墓があります。

アクセス
本当の最寄駅は京阪の鳥羽街道駅ですが、JRと京阪電車の東福寺駅からでも行けます。
光明院より南、境内の南端にあたります(簡易地図)。
鳥羽街道の駅を降りて左折し、京阪とJRの踏切を渡り突き当りまで進みます。
突き当りを左へ。約100m進むと交差点があるので右折します。
そしてさらに突き当りまで進みますが、ここの坂はかなりキツイです。
この突き当りに光明院があるので、ここを右折して約100m進んだ左手に表門があります。

室町時代、4代将軍足利義持が、業仲明紹(ぎょうちゅうめいしょう)を開基として創建しました。
桃山時代に聚楽第で没した徳川家康の正室旭姫が葬られました。
1917年に全焼しますが、その後本堂が再建され、1977年には庫裏も再建されています。

表門を入ると、まっすぐに登坂の参道があります。
坂の途中、左手には地蔵菩薩の石像がお祀りされています。
さらに坂を上ると左手に庫裏、右手に本堂があります。
本堂の前の箱に書き置きの御朱印があります。
日付は備え付けのスタンプを自分で押します。
御朱印代300円は、坂の途中にあった地蔵菩薩の浄財箱に入れるように指示があります。
さらに坂を上ると墓地があります。
墓地の正面に「旭姫の墓」の案内板があるので、それに従って右手に進むと、
旭姫のお墓があります。

御朱印を頂きに行った際、本堂にお参りさせて頂きました。
本堂の右手の玄関から入ります。
左に進むと方丈(本堂)です。
内陣には本尊の釈迦如来像がお祀りされています。
本尊が消失したのち、東福寺の大仏の裏にあった釈迦如来像を、こちらの本尊としてもらい受けた仏像だそうです。

内陣の右手には6畳と8畳の間があり、その奥には最近改作された枯山水庭園の蒼弯庭がありました。

 2021/10/30~11/7に秋の非公開文化財特別公開で公開がありました。
入口は同じで内陣の右手に明兆自画像が、右手の床の間に旭姫像が展示されていました。
また蒼穹庭に沿った方丈の右手に書院があり、掛け軸などの寺宝が展示されていました。




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