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2024(令和6)年 第49回 京の夏の旅の分析
写真は、長楽館 迎賓の間。
今回の京の夏の旅のある程度の情報は早めに入手していましたが、もう詳細が出るまで待ちました。
その理由は・・・後述しますが、もう分かりますよねw
開催期間は主に7/12(金)~9/30(月)ですが、個々に拝観開始時間が違ったり、拝観停止日などがあるので各自でご確認ください。
さて前回から総合評価をA~Eの5段階で評価していきます。
評価基準は
・公開頻度
・特別公開の場所のレアさ
・特別公開の寺宝の価値(国宝・重文)やレアさ
などを「私的に総合評価」したもので、評価ポイントは個別のコメントに書きます。
雰囲気的には
A:いつもの公開
B:いつも+αぐらい
C:時折あり、行ったことがなければどうぞ
D:頻度的にレアではある
E:ほぼ必須
B:いつも+αぐらい
C:時折あり、行ったことがなければどうぞ
D:頻度的にレアではある
E:ほぼ必須
です。
では各論に。
B:仁和寺 通常から公開している御殿と庭園ですが、一部南庭へ張り出した仮設回廊の分Bに。
ここまでは昨年と一緒です。
さて今年独自の件です。
C:大雲院 祇園閣 こちらも数年に1度はあります。祇園閣もいいのですが、書院を公開して欲しいですw
D:長楽館 3階の御成の間と長楽庵の公開。以前も公開がありましたし、企画系で入れたりもします。しかしそういう企画を探すのが大変なんで、今回はいい機会でしょう。またこちらは参観休止日がイレギュラーなので、ちゃんとHPの日程表を見て行くべきです。
A:智積院 宝物館が2023年から新しくなりました。長谷川等伯の楓図など国宝もありますが、通常公開しています。
総評すると頻度的にはですよ、ココっていうのがないんですよね~~
正直既視感があります。
レアなの欲しかったですw
それとキャンペーンツアーから一つ。
今回は7/20(土)の開催で、法堂とセットです。
京福電鉄のイベント関係で年1回ぐらいは公開がありますが、探すのタイヘンです。
さらにこの夏から涼味スタンプラリーが行われます。
冬の旅の「ちょこっと一服」の夏バージョンです。
冬は3か所ですが、夏は2か所です。
以前から思っていましたが、夏こそ熱中症対策でやるべきですよねw
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2024 5/18の拝観報告2(建築史家と小野郷お屋敷めぐり!通常非公開・2つの1大邸宅を拝見 まいまい京都 後半)
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写真は、式台(左)と米蔵(右)。
12:10からこちらの居住棟の広間で持参のランチタイム。
普段コンビニにはほぼ行かないので、久しぶりのコンビニランチでしたw
さて13:00からは、大助家の方の見学。
こちらは明治期と大正期のもの。
まず主屋以外に蔵が4つあります。
外観からはこれらが非常に目立ちます。
こちらは明治期のものなので、今の周山街道に向かって建っています。
主屋は居住棟と座敷棟があり、その間を玄関棟がつないでいます。
そして後から座敷棟に奥に連続して新座敷を造っています。
座敷は玄関間も入れると4間縦に並んでおり、最奥はかなりカッチリした書院造。
縁長押も長~~い北山杉。
最奥の新座敷は数寄屋になっていきます。
最奥の仏間は床柱がボコボコしている銘木で、茶室のように縁側は吹き寄せの化粧屋根とか。
床の間と床脇の地板は連続した1枚板だし。
こういう遊んでる建築って見ていても楽しいですね。
普段公開されていないし、そもそも遠くてなかなか来れないところを拝見でして非常に興味深く楽しかったです。
もちろんこちらも屋根などあちこちが傷んできています。
こちらの大助家の方でも文化財保護の寄付を募っておられます。
こちらの方にも僕はちゃんと5万円寄付しておりますので、皆さんも是非助けて頂けると幸いです。
14:30頃に見学が終了しましたが、帰りのバスは16:00前。
さらに徒歩で追加のツアーに参りました。
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