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2024 5/18の拝観報告1(建築史家と小野郷お屋敷めぐり!通常非公開・2つの1大邸宅を拝見 まいまい京都 前半)
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写真は、式部家の現在の表門。
土曜日です。
この日はまいまい京都の「建築史家と小野郷お屋敷めぐり!通常非公開・2つの1大邸宅を拝見」で1日小野へ参ります。
今回の小野は北区。
神護寺、高山寺よりさらに北。
北山杉の里の中川よりさらに奥です。
9:46に二条駅前からJRバスの周山行きに乗ります。
アマ会のCanjiroさん、TGさんやIWさんも来ておられました。
10:45頃に小野上の町でこのツアーの参加者がゴッソリ下車しましたw
参加者は18名で、参加費は8,500円でした。
平安時代から式部職として朝廷に仕え、以降は天皇家の御領や荘官であった日下部(式部)家の住宅です。
周山街道沿いに茅葺屋根のお宅があるのに、今回まで気づいてもいませんでした。
ちゃんと前を見て運転していたからでしょうかw
11:00、今回はこちらのお宅にお邪魔しました。
まず主屋の玄関ですが、周山街道に背を向けています。
この辺りの古地図を見ると、明治25年頃は周山街道が今のお宅の裏側を走っており、今の周山街道は後からのものなんですね。
つまりこのお宅の古さを物語っていたってことなんですね。
さて内部は既にある程度修復されており、土間部分は結構きれいになっていました。
屋内はおおまかに田の字構造の北山型古民家。
表側の2間はハレ、奥の2間はケですね。
床の間や付書院もハレの方にはありますが、明り取りのため障子がついていたりイレギュラーで面白いです。
また詳細は今後の本編で。
茅葺の屋根は全面葺き替えをして20年ほど。
そろそろ葺き直しをする時期。
なのでこれらの文化財の保存の助けに、寄付を募っておられました。
出来ればしてあげて下さると幸いです。
こういう呼びかけですが、逆に僕が言われた場合、「その前にあなたはどうなの?」って思います。
自分が寄付しないで他人に呼び掛けることは出来ないので、
僕も5万円寄付しております!
文化財が好きな方、後世に残すために手を貸してあげましょう。
ちなみにちゃんと確定申告の際に控除の対象になります。
12:15頃まで拝見して、隣の日下部(大助)住宅に移動しました。
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2024 5/17の拝観報告7 最終(旧富岡鉄斎邸 文化と産業の交流拠点公開)
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写真は、画室の内部。
14:40頃に京まちや平安宮を出て、東へ向かいます。
15:00 頃にやって来たのが、京都御苑の西側にある旧富岡鉄斎邸です。
元の旧宅は一旦取り壊され、今回新たに「文化と産業の交流拠点」として整備され今回公開となりました。
この情報が直近になって入って来たのですが、公開が
5/17(金) 14:00~16:00(最終受付15:30)と
5/18(土) 10:00~13:00だったんですよ。
5/18は某所に1日監禁だったのでムリ。
5/17に休みを取っていて、マジでよかったです。
まいまい京都の聖母+NHKの京まちや平安宮+旧富岡鉄斎邸が1日で行けましたw
さて旧富岡鉄斎邸ですが、元の主屋、別館、茶室と画室の間取りはそのまま。
また床の間など数寄屋の部材は再利用していますが、柱などは新しくなっています。
ただしこれからイベントや会議などで使いやすいように、主屋は土足の大会議室仕様です。
きっといいお座敷があったろうに。。。
別館も同様に会議室仕様です。
茶室や画室の方は下足して、再現しているようです。
公開開始の14時頃はアマ会員さん報告で、かなり人が多かったそうです。
しかし僕が到着した15:00頃はかなり落ち着いていましたね。
内部の詳細は今後の本編で報告します。
今後はイベントやレンタルルームとして利用されるそうなので、なんらかの機会で入れるでしょう。
15:20頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。
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