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2013 2/17の拝観報告7(綾部 光明寺)


写真は、本堂

とうとうココに来ました。
ココこそ「マジで!!!」です(笑)。
この行動の想像がついたでしょうか。

早速”奮闘記”をご覧ください。

松尾寺を後にして、舞鶴若狭道に乗り綾部へ。
さらに下道を走り、13:10頃に君尾山の麓にやってきました。
舞鶴から府道51号線の山越えの方が距離は近いのですが・・・。
それはムリでしたね。
そしてそうこの君尾山の上に、あの国宝の二王門があるのです。

山道を登り始めると、やはりです。
中腹ぐらいから雪が残っています。
午後なので凍結はしていないですが、やはり滑ります。
そして決断しました。
「最終兵器を使おう」と!

人生で初めて自分でタイヤチェーンを巻きました。

そして再出発。
スゴイですね。
全然滑らない。
雪をチェーンで踏み分けて進みます。

あまりの効果に少し感動していると、1つ”謎かけ”を思いつきました。

「雪道のタイヤチェーン」とかけて、「京都検定の自分ノート」と解く、
そのこころは、
「どちらもあれば”スベリ知らず”」!

「スベらんなぁ~~」・・・謎かけはスベってるって?
朝1番から会話もなく1人で拝観していると、多分アナタもこうなるのです(笑)!!!

あの時は「うまい!」と思い、1人でニヤリとしました(笑)。

やがて山上の駐車場に着きました。
ここで積雪は10cmぐらい。
さらに山道を登ると、雪の中にポッと現れた朱塗りの二王門!
感動です!!!

本堂はさらに山道の上。
でもここまで来たら、行くしかないでしょう!

雪の中を登りに登ります。
ここらで積雪は20cm程度。

途中に庫裏があり、ここで由緒書きを貰います。

そしてさらに上の本堂へ。
もうここの雪は新雪です。
要するに誰も来ていない。

それでも30cm程度の雪を踏みしめて本堂まで行きます。
歩く度に膝下まで雪に埋もれました。
本堂までのたった10mで、これほど苦労したのも初めてでした。
当初の予想通り、やっぱりここの雪はスゴかったです(笑)。

麓まで車で降り、タイヤチェーンを外し、14:00に再度出発です!

是非皆さんも、この山奥まで国宝の二王門を見に来てください。
ただし
「冬は絶対におすすめ出来ません(笑)」。

アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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An.さまの日程案3 3日目 4/14(日)


写真は、桜が満開の六孫王神社

ご相談内容
日程:4/12 8:00~4/14 15:00
希望拝観場所:平安神宮東寺三十三間堂養源院渉成園金戒光明寺真如堂法金剛院妙心寺 退蔵院原谷苑、(仁和寺)、仏光寺雨宝院上品蓮台寺千本ゑんま堂半木の道
行けたら:清水寺京都府庁旧館六角堂
おすすめ:祇園白川・巽橋の桜清流亭前の紅枝垂れ桜六孫王神社墨染寺御香宮神社伏見十石船
宿泊先:出町柳付近。

日程案
車で川端通→七条通→三十三間堂(8:00~)→養源院→七条通→河原町通→八条通→京都駅八条口、油小路通も通過して→六孫王神社→壬生通→九条通→大宮通→東寺→門を出て右手の東寺通→油小路通→十条通→竹田街道(国道24号線)→棒鼻交差点手前の墨染通に左折→墨染寺(写真はリンクページの下方)(近くにコインーキングあり)→墨染駅を通過、墨染交差点を通過し、次の信号で右折→海宝寺で右折(ここは通過するだけ)→国道24号線へ左折→御香宮神社→国道24号線を南下→観月橋北詰で外環状に右折→竹田街道外環で右折し、京阪電車の下をくぐった先のコインパーキングに駐車→伏見十石船(予約した方が安全)→竹田街道を北上→大手筋へ左折→油小路通を通過し→国道1号線へ右折→京都南IC

コメント
この日は車で帰りながらまわります。
六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)と墨染寺(ぼくせんじ)などは勝手に追加しましたが、この2ヵ所の桜の見事さは見たことがある人に聞けば明らかです。
伏見には三十石船と十石船がありますが、十石船の方が航路が長いです。
ここは岡崎と違い事前に予約が出来ます。
日曜日ですので、予約した方がいいです。
僕が乗った際も予約がない方は、結構待たされていました。

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聖護院門跡3 積善院凖提堂(岡崎散策25)


写真は、右が本堂

積善院凖提堂(しゃくぜんいんじゅんていどう)は、聖護院門跡の東側にある塔頭です。

場所は聖護院門跡の表門を春日北通に沿って東へ進みます。
聖護院門跡の敷地東端、須賀神社の向かい側あたりに積善院凖提堂の表門があります。

表門をくぐると右手に寺務所、左正面に本堂があります。
本堂には本尊の凖提観世音菩薩や不動明王(重文)がお祀りされていますが、通常は本堂の内部には入れません。
本堂の左手のお堂には、役の行者像などをお祀りしています。

この奥左手には“お俊伝兵衛供養塔”があります。
これはお俊と伝兵衛が、聖護院の森で心中しようとした近松門左衛門の浄瑠璃にちなんだものです。

さらにその奥には“崇徳院地蔵”をお祀りしたお堂があります。
”崇徳院”=”すとくいん”が、”ひとくい”となまって”人喰い”地蔵と云われています。
こんな名前を付けられる崇徳天皇って、存命中は言うに及ばず死後も損な役回りです。

五大力尊法要
通常は非常に静かなお寺ですが、毎年2/23の五大力尊法要の際には様相が一変します。
まず門の前では山伏さんが法螺貝を吹き鳴らしておられます。
本堂内で読経がおこなわれますが、開放されており誰でもお参りができます。
しかし内陣には掛け軸が掛かっているので、本尊の凖提観世音菩薩像は見えません。

また境内では五大力さんのお札・お守が売られています。
そしてかす汁が無料接待されますが、14時頃にはなくなります。

また門前の春日北通にある聖護院八ッ橋のお店でも、きなこ餅やぜんざいの無料接待がありました。

特別公開
2019年春(GW)の非公開文化財特別公開で、宸殿や書院と共にこちらの本堂も公開されました。
本堂内陣中央には像高約4m、本尊の凖提観世音菩薩像が、その前には重文の不動明王像がお祀りされていました。
内陣右手には元は才知院の本尊であった弁財天女尊像がお祀りされています。
内陣左手には内側から元は定泉院(ていせんいん)の本尊であった役行者像、荼枳尼天像(才知院)と地蔵菩薩像(定泉院)がお祀りされていました。

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