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由緒書きコレクション6(妙心寺 隣華院)


写真は、隣華院の由緒書き(ほとんどお墓の募集)と半券

さて今回は妙心寺塔頭の隣華院です。
通常は非公開、定期的な公開もなく、2012年の京の冬の旅で公開された時のものです。

半券は拝観の際に貰えますが、この由緒書きは確かひとこと声をかけて頂いたように思いますが定かではないです。
裏表で6ページ!?分ですが、由緒が書いてあるのは1枚だけで、あとはお墓の募集です(笑)。

まあそれでも「なにもお土産がないよりはいい」と思うのは、由緒書きコレクターの性でしょうか(笑)。

希少価値レベルは4ですね。

しかしこのお墓の募集なら普通に行っても貰えそうな気もしますが・・・。

次回の”由緒書きコレクション7”は、2/15の22:00の予定です。

希少価値レベル:由緒書きの入手困難さによる分類
レベル1:拝観すれば自然に手に入るもの
レベル2:ちょっと声をかければ、誰でも手に入るもの
レベル3:定期的な特別拝観でなら、手に入るもの
レベル4:稀な特別拝観でないと手に入らないもの
レベル5:特殊な状況でしか手に入らない、超レアもの

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京都検定1級の勉強法9 初期8(あさきゆめみし 全13巻)


写真は、あさきゆめみし 全13巻

講談社 大和和紀
おすすめ度☆☆

これは有名でしょう。
源氏物語の漫画です。

源氏物語関係の問題はほぼ必ず出題されるのですが、非常に苦手意識がありました。
しかし源氏物語のオリジナルを通読するわけにもいきません。
そこでこの漫画の登場です。
本当に目的のために、手段は選びません。

読んでいるのを妻に見つかった時は、「どうしたん!?」と聞かれました(笑)。
そらそうですね。
そもそも普段は漫画を一切読まないオッサンが、少女マンガを読んでいるんですから。

姉が中学生時代に読んでいたのを思い出し、実家に急行し回収しました。
しかし途中の3巻ほどが“行方不明”だったので、それらはアマゾンで補充しました。

もちろん大事なのは自分が今読んでいるのが、オリジナルのどの巻なのかを意識して読むことですね。

僕はこれで源氏物語の問題に対する苦手意識はなくなりました。

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東福寺9 通常拝観3 芬陀院(東山南部散9)


写真は、芬陀院の南庭の鶴島と亀島

ここの南庭は画聖、雪舟が築庭したため、雪舟寺とも言われています。
門を入り、左手奥の庫裏の玄関から入ります。
玄関で拝観料500円を納めますが、誰も常駐しておられないこともあります。
その際には自主的に拝観料を指定の場所に入れて入ります。

玄関を入って右手に進むと、右手に庫裏の正式の玄関間があります。
左手に進むと左手が方丈、右手が南庭です。
枯山水庭園で、重森三玲が復元修理をしています。
南庭は、手前が白砂で奥が一面の苔、苔の中に鶴島と亀島が石組で配されています。
この亀石の上には大きな石が乗っています。
それは雪舟が作成した亀石が夜な夜な動くため、雪舟が背中に石を置いて動かないようにしたと言われています。

方丈はまず礼(らい)の間。
その奥が室中の間で、共に襖絵は雲谷等竺です。
室中の間の奥には内陣があり、本尊は釈迦如来像です。
さらに隣は手前が檀那の間、奥が衣鉢の間です。
檀那の間の襖絵は村上東洲、衣鉢の間の襖絵は渡辺玄対、床の間の竹の画は一条忠香の筆です。

檀那の間と衣鉢の間の右手には東庭があります。
東庭は南庭から続く小さめのお庭で、重森三玲の作庭です。
この奥に茶室“図南亭”があります。
内部は4畳半で、茶関白一条恵観公の坐像がお祀りされています。
東庭に面して吉野窓(円窓)が、奥の露地庭園には曲玉の手水鉢があります。




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