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2013 2/9の拝観報告3(魚三楼)


写真は、魚三楼(うおさぶろう)の玄関

海宝寺の後にして、12:00過ぎに墨染駅に戻り再度京阪電車で伏見桃山駅へ。

下車して向かったのが、12:30に予約した本日の昼食”魚三楼”。

ここでの昼食が”2人以上で”とお店に言われたのです。
そこで「誘えば誰か1人は来るだろう」と思い、AMの予定と共に午後参加する皆さんに昼食のお誘いをかけました。
結果、先の海宝寺から「全員参加希望」されました(笑)。

魚三楼はミシュランガイド1つ星の老舗料亭です。
どのぐらい老舗かというと、玄関に幕末の鳥羽・伏見の戦いの際についた弾丸の痕が残っています。
内部も静かで旅館のような雰囲気です。
玄関の大きな鞍馬石でできた靴脱石が印象的でした。

お料理は1番リーズナブルな”花籠弁当(松)”の3150円でしたが、サービス料や土日は個室料がさらにかかるので、結果1人4000円ぐらいになりました。

お料理の詳細は今後の本編に掲載しますが、まあ想像通りの上品な美味しさでした。

しかしというかやはりというか、食事がチャッチャと出てくる訳ではなく1時間近くかかったので、次がギリギリになりました(笑)。

アンケートを実施しています。
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京都検定1級の勉強法14 直前期(試験2週間前)


写真は、自分ノート

もう直前期です。
残り2週間。
直前期に大事なのは、テキストの出題からの“失点を減らす勉強”をすることです。
一般的に“勉強”というと、中期の“得点を増やす勉強”を連想すると思いますが、
こと“点数を取る”ということに特化すると、ここからはこの“失点を減らす勉強”が非常に重要です。

3級と2級の際にも書きましたが、“直前期に新しい情報を中途半端に入れるのは害”です。
理由は、事ここに至って「新たな内容から得点できる確率は非常に低い」のみならず、
「今までやってきた分野での取りこぼし」は意外と多いものなのです。

ここからはただただ、失点を減らすことだけを考えます。

まずは問題と解説の中に付けた例の印のうち×、△があるものだけを記述式で解きました。
それなら問題は1/4以下でしたので、1日に1冊をこなせました。

そして残り時間は“自分ノート”で、“思い出しおよび漢字の練習”です。

これらが終わって6日前。
ここから先はもう“自分ノート”を見て“思い出す練習のみ”しました。
もはや漢字も確認しません。
最後の最後は「あれっ、アレなんだっけ」となるのだけを封じにかかりました。
仮に漢字を間違えても半分の1点は貰えるようなので、少なくともそこは拾う対策です。
何故ならば”全く知らない問題を間違える”よりもなによりも、”勉強したハズの答えが出てこない”のが1番後悔するからです。

勉強のポイントは、
・最初は足腰を鍛え、細かい対策に走らないこと(テキスト外を意識する)
・だんだんとテキスト、問題と対策の精度を上げていくこと(テキスト内から効率よく得点を増やす)
・試験直前に仕上がりのピークを持ってくること(テキスト内の失点を減らす)
でしょう。

大事なのはこの期間配分は「僕自身が自分の力や環境を加味して配分した」ものですので、みなさんそれぞれに至適期間は異なると思われます。
そのあたりは各自で調整が必要です。
しかしあまり早期に仕上げてしまうと、力のピークを維持できなくなったり、”先行しているという安心”から油断することになります。

自分でも焦ってギリギリだと思うぐらい追い込んだ方が、集中も出来てより良い結果につながりますし、またその厳しい状況を乗り越える精神力が最後は必要です。
そもそもまともな試験なら、たとえ上位合格者であっても”順調に””楽に”合格はしてはいないでしょうし、またそれぐらいの危機感がない時点で”アウト”です。

競馬も試験も「第4コーナーを曲がった直線から」が本当の勝負です。

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東福寺14 特別拝観3 龍吟庵(東山南部散策14)


写真は、龍吟庵の不離の庭

紅葉時や3月の涅槃会の際(3/14~3/16)などに公開があります。
重森三玲作の枯山水庭園が見事です。

偃月橋を渡った正面の階段を登ります。
そこで拝観料600円を納めます。
左手の門を入ると右手に庫裏の玄関、左手には方丈の玄関があり、ここから方丈に上がります。

ここの方丈は方丈建築として最古のものであり国宝です。
方丈の扁額は足利義満筆です。
まず南庭は無の庭で、草一本ない白砂敷きのお庭です。

次の西庭は龍の庭で、白砂と黒砂で雲を、青石の石組みで龍頭を、竹垣で稲妻を表現しています。

方丈裏(北)には開山堂があり、霊光の扁額も足利義満筆です。
2018年の春の非公開文化財特別公開で、開山堂内が公開されました。
中央には大明国師像(重文)が、右手には本尊の宝釈釈迦如来像、左手には亀山天皇像がお祀りされていました。

最後の東庭は“不離(はなれず)の庭”で、赤色の鞍馬石を使用しているのが印象的です。
大明国師が幼いころ、狼に襲われそうな時に2頭の犬が守った故事を石で表現しています。

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