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聖護院門跡 御殿荘(岡崎散策26)


写真は、一夜造り御学問所(左)とお茶室(右)

御殿荘は聖護院の裏側に併設された宿泊施設です。
10名以上なら食事だけでもOKで、その際に中庭や光格天皇が仮御所にされた際の私室、一夜造り御学問所を見学することも出来ます。

アクセス
聖護院門跡の表門を入ると右手に庫裏の玄関がありますが、左手の門をくぐります。
その奥正面に御殿荘の玄関があります。

玄関で受付をします。
食事はお昼なら3000円からコースがあります。
3000円にしてはなかなかの質と量でした。
ロビー右手の廊下を進んでいくと大きな庭園があります。
一夜造り御学問所はこの大きな庭園に半島状に突き出ているので、270度が庭園です。

食事をすれば庭園散策は出来ますが、学問所は予め案内をお願いしておく必要があります。

まずは一夜造り御学問所です。
廊下を進むと左手にお茶室の水屋のような台所、そして3畳間があり、3畳間の左奥に4畳半の間があります。
廊下をさらに進むと10畳の間があり、酔雪亭の扁額が掛かっています。
一夜造りというぐらい急ごしらえだったためでしょう、床の間などの壁を案内の方がノックすると板でした。

御学問所を出た左手から庭園に下りますが、ここには足湯があります。
こちら側の庭園は広い芝生で、開放感があります。
右手には大山桜があります。

左手奥(学問所の角)には大きな枝垂れ桜があります。
やや早咲きのため京都御苑の糸桜と同じぐらいです。
学問所の右側から正面にまわります。
ここにも大きな山桜があります。

この辺りから園路が細くなります。
学問所の左側に進むと、奥に茅葺のお茶室があります。
苔が非常にきれいな露地庭園になっています。

2018年2月12日の「きもので楽しむ大茶会」で、茅葺きのお茶室に入りました。
2/12、2/13の両日、11:00~、12:00~、14:00~、15:00~で、各席12名ずつ程度でした。
入って右手の点前座があるのは4畳台目、左手には4畳半の間がある細長い茶室です。
炉の右手に中柱があり、正客はさらに右手1畳奥に座るので、正客からお目前が見えない造りです。




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