goo

平成25年(2013) 京都春季非公開文化財特別公開 速報


写真は、松尾大社の蓬莱の庭。

本日、和敬会会員に春の非公開文化財特別公開の案内が来ました。

期間は、4/26(金)~5/6(月)で、百萬遍知恩寺のみ4/27からです。

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

さて、今回の公開箇所です。
”いつもの”ではないものにはコメントを付けました。

E-2 百萬遍知恩寺:方丈は通常非公開で2011の春以来です。
E-3 西方寺 ここも通常は非公開で、2011の春以来です。
E-3 大興寺(だいこうじ) 真如堂の前にあります。僕の知る限り”初公開”です。
E-2 仁和寺 金堂 経堂:金堂は最近頻回に公開していますが、経堂は”初公開”です。
A-1 御香宮神社:小堀遠州ゆかりの庭は通常でも有料で公開しています。
E-2 伏見稲荷大社:御茶屋、荷田春満旧宅ともに通常は非公開ですが、2012年の”京の夏の旅”で公開しています。
A-1 城南宮
E-2 長建寺:秘仏の八臂弁財天は、本来辰年の正月(今年)に公開される予定だったのがなくなっていました。こういうオチだったのですね(笑)。
E-2 石清水八幡宮:信長や秀吉の書状を公開するので、恐らく書院に入ることになるのではないかと思います。
D-2 神応寺:石清水八幡宮のある八幡山にあります。秋の紅葉まつりで伽藍内部は公開しています。

個人的に、
○(必ず行く)は、大興寺、仁和寺 金堂 経堂、長建寺、石清水八幡宮、神応寺
△(多分行く)は、百萬遍知恩寺、西方寺、松尾大社、御香宮神社(長建寺のついで)
ですね。

また今後いつもの”分析”と、4月になったら個々の紹介をする予定です。


コメント ( 53 ) | Trackback ( )

京都検定1級の勉強法13 中期(試験2か月前)


写真は、問題集

さて10月です。
中期になりましたので、そろそろピッチを上げます。
中期に大事なのは、テキストの出題からの“得点を増やす勉強”をすることです。
”得点を増やす”のなんか当り前と思われるかもしれませんが、その意味は明日分かります。
ここに至ってまだ問題と解説に手を付けていないので焦りますが、それぐらいでちょうどいいです。

今回は第9回目でしたので、過去問が8回分。
これを3級2級も選択肢を隠して記述式で、1週間に1冊ずつ解きました。
ですからこれらを解き終えたのが8週間後の11/22でした。

今回も例の4つの印をつけます。
○:正解(漢字も)
□:漢字間違い
△:思い出せそうで出て来ない
×:全く分からない
としました。

大体、1週間のうち月火で3級、水木で2級、金で1級を解いていました。
どうしても終わらない場合は土日に持ち越しました。
残り時間は、いやむしろこちらの方がメインですが、必死でテキスト通読の2回目です。
この時は漢字も相当意識して覚えにかかりました。

正直この頃が1番ツラかったです。
しかしこの時期での
テキストの暗記の精度が合否を大きく分ける 
と言っても過言ではないのでしょうがないです。
この時期にテキストからの出題で”得点を効率よく増やす”のが合格への最短ルートでしょう。

11/22を目指してひたすら頑張りました。
そして11/23の第1回アマデウス会
実は個人的に“ちょっと打ち上げ”状態でした(笑)。

京都検定1級の勉強法14へ

その他の索引

「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 7 ) | Trackback ( )

東福寺13 特別拝観2 勝林寺(東山南部散策13)


写真は、書院前庭

春と秋の年2回、特別拝観があります。
門をくぐり前庭を進んで、本堂前で拝観料は600円を納めます。
最初に本堂左手のお部屋で勝林寺の沿革などについての説明があります。
こちらの仏間には聖観音像と釈迦如来像がお祀りされていました。

そして中央の本堂に入ります。
勝林寺の御本尊は毘沙門天で、東福寺の鬼門(北東)を守っています。
毘沙門天立像は平安時代の作で、東福寺仏殿の天井から見つかり、戦国時代にここに御祀りしたそうです。
毘沙門堂の床が、毘沙門立像に向かって上に5度ぐらい傾斜しています。
毘沙門天にお参りしやすいようにだそうです。
右手には吉祥天像、左手には善膩師童子像がお祀りされています。
本堂は近衛家の大玄関を移設して作られており、造作の端々が公家様式です。
また虎の大襖絵もあります。

そして本堂右手の書院へ。
ここには毘沙門曼荼羅の版木や、堂本印象の書があります。
また奥に書院の庭園もあります。
一面が苔で石組みがあり、こじんまりしていますが紅葉がきれいでした。

寅年 奥秘仏(秘仏毘沙門天胎内仏)公開
2022/1/1~1/3 10:00~16:00に、本尊 毘沙門天像の胎内仏が御開帳されました。
東門から入り、手水舎の前で拝観料700円を納めます。
左手から本堂に入って奥の仏間へ。
内陣の本尊の前に胎内仏の小さなお厨子が御開帳されていました。
お厨子は20~30cm。
本尊と同じような姿で小さくした毘沙門立像、吉祥天像と善膩師童子像がお祀りされていました。

坐禅体験
HPから事前予約で坐禅体験を申し込ます。
1回1時間で、1,000円。
別途800円でお薄と生菓子も頂けます。
本堂内の授与所で受付と支払いをして、本堂に向かって左手から裏へと回ります。
そこに新しい禅堂があります。
禅堂はL字型で正面は板の間、右手は10畳+10畳間です。
参加者は多く、若い方が多いです。
最初15分説明、坐禅1回目15分、休憩5分、坐禅2回目15分、〆の言葉10分の構成です。
冷暖房完備で、体験なんで緩めの感じです。
警策も体験したいのか、普通の坐禅会より希望が多いです。
お薄と生菓子は終了後、その場で頂きます。




コメント ( 4 ) | Trackback ( )