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養源院1 通常拝観(東山南部散策49)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9f/3ace8adb55abbdb4aba2e15cf8727147.jpg)
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写真は、紅葉の参道。
妙法院門跡を出て左折し、東大路通を進みます。
東山七条の交差点で左折し、進むとやがて563段の階段がります。
これを登っていくと“豊国廟(秀吉の墓)”があります。
東山七条の交差点で右折し、ホテルのハイアットリージェンシーを左手に、京都国立博物館を右手に見ながら約200m進むと、左手に三十三間堂が見えます。
その手前にある日赤の血液センターの間に道があるので、左折すると正面には三十三間堂の南大門が見えます。
ここを直進し約100mの左手に養源院の山門があります。
ここは淀君が父、浅井長政のために建立し、火災で焼失後に妹の“お江”こと崇源院が伏見城の遺構を用いて再建した浄土真宗の寺院です。
山門からの石畳の参道が約70mあります。
参道の1番手前右手に弁天堂、少し先の左手に毘沙門堂があります。
参道の突き当りに玄関があります。
拝観料は600円です。
まずは右手奥から本堂に入ります。
左手の2つ目が内陣ですが、扉が閉まっています。
この奥に本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
さらに奥は歓喜天がお祀りされています。
1番奥まで入り、あとはテープで説明を聞きます。
1番奥の杉戸絵が象、手前のが麒麟です。
いずれも俵屋宗達筆です。
床が鶯張りで、静かにあるいてもキュッキュッと音がします。
ここの天井が“血天井”です。
関ヶ原の合戦前に伏見城で留守番中の家臣が西軍に攻められ自刃した際の床が、天井にはめられています。
血の跡が黒く残っていて、体の輪郭や手の跡などがリアルに残っています。
次に本堂左手、1番手前の間を経て、その奥の牡丹の間の前に出ます。
牡丹の間は伏見城の学問所で、襖絵は狩野山楽筆の牡丹です。
中央には地蔵菩薩像、右手には如意輪観音像、左手には阿弥陀如来像がお祀りされていました。
最後に玄関の間に戻ります。
ここの杉戸絵は獅子で、どこから見てもことらを睨むように見える“八方睨み”です。
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