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紫明会館
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写真は、3階の講堂。
紫明会館は京都師範学校の創立50周年を記念し昭和7年に建設された同校の同窓会館で、国の登録有形文化財です。
アクセス
地下鉄鞍馬口駅で下車し、2番出口から地上に出ます。
目の前の烏丸通を左折し、約200m進むと大きな紫明通りとの交差点になりあます。
ここを信号を渡って紫明通へ左折します。
約270m先の右手の角に紫明会館があります。
外観はスタッコ塗でアーチ窓が並びます。
屋根や廂はスペイン瓦葺で、アール・デコ風装飾が施されています。
2023年11月の京都モダン建築祭で内部が公開されました。
玄関を入ってまず玄関の裏側の壁を見ると、玄関の上にはクロスのステンドグラス、左手上方にはエンピツ型のような小窓が3つ意匠化されています。
左手に2階への階段があります。
2階の上がると右手に5号室があります。
大きなお部屋で木の床、規則的に配置されたアーチ窓が印象的です。
また梁のサイドが階段状になっており、その面を横断してまっすぐに6本の溝が掘られていました。
当日はこちらで作品の展示会をされていました。
階段を上がって反対の左手の廊下を進みます。
廊下の左手には談話室の和室があります。
広い床の間、琵琶棚と付書院があります。
廊下をさらに進むと右手に3階への細い階段(1人幅)があるので、それを登ります。
3階に着くと講堂の舞台裏に出ます。
講堂の窓や梁は2階の5号室と同じ仕様で、正面に演台とプロセニアムアーチがあります。
講堂の本来の入口側から出ると大きな階段があり、これを降りると2階の5号室の前に戻ってきます。
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