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An.さまの日程案(2012 4/7~4/8)


取りあえず、An.さまのご希望と僕のおすすめで作成してみました。

4/6の夜 京都着

初日(4/7)
朝7:30頃出発→出町柳駅でスルッとKANSAI Kカード3000円を購入(JRだけ使用不可)→京阪電車で出町柳駅~三条駅→地下鉄東西線で三条京阪駅~蹴上駅→岡崎花回廊十石船めぐりの乗船券を購入→待ち時間が30分程度ならインクラインで観桜、1時間以上あれば平安神宮に先に行くべきです(過去の桜満開時の経験では、8:00前から販売を開始し、8:30着で10:00頃の、9:00着で12:00前の、9:45着で15:00頃の乗船券を購入できるぐらいなので、この待ち時間に応じて、計画の組み換えが必要)→乗船→平安神宮で観桜→市バス5系統で、動物園前~浄土寺下車(理想は32系統で動物園前~南田町下車(法然院町ではない!)ですが30分に1本)→鹿ヶ谷通にある蕎麦屋「そば処 越後」で昼食(ここお値打ちアリです)→法然院 特別拝観(椿)→安楽寺霊鑑寺(椿)→市バス5系統で真如堂前~南禅寺・永観堂前→バスを降りて、バスの進行方向に少し歩き、下の地図のポイントで左折します→清流亭前で観桜→南禅寺で観桜→地下鉄東西線で蹴上駅~三条京阪駅→京阪電車で三条駅~出町柳駅

2日目(4/8)
8:30か9:00頃 市バス203系統で出町柳駅~烏丸今出川→近衛邸跡で観桜→宜秋門より京都御所一般公開9:00~→清所門を出て左折し直進→出水の枝垂桜を観桜→下立売御門から出て→有栖川宮旧邸(10:30~)→下立売通を西進→京都府庁旧館(中庭の枝垂桜)→市バス204系統で府庁前~衣笠校前→平野神社(できればお花見席を予約して、持ち込み弁当等でゆっくり観桜 2時間ぐらい)→市バス203系統で北野白梅町~出町柳駅

しかし最終日はここから出町柳発で高速道路に乗ろうとすると、とんでもない渋滞にはまる危険性があり、個人的にはおすすめしかねます。

2日目の朝のうちに、五条七本松にあるリサーチパークに停め直したとします。
JR丹波口駅~二条駅→地下鉄東西線で二条駅(最後車両に乗車)~烏丸御池駅で烏丸線に乗り換え烏丸御池駅~今出川駅下車→烏丸今出川・・・上記計画に接続・・・平野神社→市バス205系統で北野白梅町~西ノ京円町→JR円町駅~丹波口駅→リサーチパーク

リサーチパーク→七本松通を南下→七条通を西進→西大路通を南下→十条通で道なりに左に曲がらずに、御前通へ→名神高速道路の高架下を過ぎ、突き当りまで直進→突き当りを左折→国道1号線で左折し、南側から名神高速に乗る(簡易地図)。
この道なら渋滞をかなり軽減できると思います。
個人的な予想では、平野神社→出町柳→名神高速のICと、平野神社→リサーチパーク→京都南ICでは、最悪の場合約2時間の差が出得るのではないかと思います。

もし京都南ICについた時点で、まだ時間が早く、もう少し未練があるようなら、城南宮による手もあります。

どうでしょうか。
多分1日目で結構歩くので、2日目の午後は広い平野神社でゆっくり観桜ぐらいがちょうどいいのではないかと思います。
岡崎花回廊十石船めぐりは、到着が早ければ早いほど乗船までの時間が短くなり、計画が立てやすくなります。
また3/10から「岡崎散策」の本編(全15回)が始まるので、今後参考にしてください。

もちろんこれはこちらが勝手に作成した案ですので、この一部や場合によっては全体を不採用にして頂いても結構です。
お気遣いは無用です。



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嵐山距離別3コース(嵐山・嵯峨野散策18)


写真は、嵐山・嵯峨野の局所地図

D地点以降、散策ルートは、距離別に大きく3コースに分けることができます。

ルート1(赤ルート)
天龍寺→竹林→常寂光寺→(落柿舎)→野宮神社→天龍寺
の約2.5kmのルート

ルート2(青ルート)
天龍寺→竹林→常寂光寺→二尊院→(祇王寺→化野念仏寺まで往復)→厭離庵→清凉寺→天龍寺
の約3.5km(4.5km)のルート

ルート3(黄ルート)
天龍寺→竹林→常寂光寺→二尊院→祇王寺→化野念仏寺→(嵯峨鳥居本→愛宕念仏寺まで往復 1.3km)→大覚寺→(直指庵まで往復 1.5km)→清涼寺→天龍寺
の約5.5km(8.3km)のルート

これらの徒歩距離は、単に道の移動距離だけを足したものです。
例えば、天龍寺は寺領内の徒歩で恐らく約1kmを費やすので、正味の徒歩距離はもう少し見て頂いた方がいいでしょう。

ですから実際には、ルート1は約4km、ルート2は約5.5km(6.5)km、ルート3は約8.5km(12km)にはなるでしょう。
個人的にはルート3は、徒歩ではかなり辛そうなので、レンタサイクルをおすすめします。

以降、ルート順に追っていきます。

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四君子苑


写真は、前庭

四君子苑(しくんしえん)は、元々は梶井宮本坊という延暦寺の門跡寺院だったそうです。
今は北村美術館に付属する庭園です。

ここは年に2回、4月3週と10月4週の火曜日~日曜日の6日間ずつだけ公開されます。
それぞれ3月、9月には決定されるので、北村美術館のHPで確認して下さい。
参観時間は11:00~15:00です。

アクセス
河原町今出川を南に進むと“ミスタードーナツ”があるので、この角を左折します。
するとすぐに道は右に折れます。
右に折れたすぐ先に北村美術館があり、この隣に四君子苑があります。

参観
表門で参観料2000円を納めます。
左に隣接する北村美術館も見学出来て、この2階からも前庭が見えます。

前庭を左に進み、玄関で下足して母屋に上がります。
内部の位置関係は、中心に大きな庭園が拡がります。
左手前に洋間の居間が庭園に突き出てあり、右手に少し下がって外廊下のある下の間と上の間。
さらに右手に下がって立礼席が雁行状にあります。

立礼席の右手から細い廊下で右手奥にある離れにつながります。

庭園は中央左手からいつくか女滝がある小川が流れ下ってきます。
中央で池になり、離れ手前の茶室の下や母屋の下の間の下にまで拡がります。
庭園は苔がきれいで、中央には立派な桜もあります。

立礼席の前には鴻池家伝来の六角形石灯籠(重文)があります。
細い廊下を進むと離れの1番手前にある2畳台目中板の茶室 珍散蓮(ちんちりれん)につながります。
茶室の外の廊下の下は池で、池の中から蹲踞が出ています。
普通茶室は静寂を保つため水は使いませんが、こちらは敢えてそうしていて斬新です。
廊下の右手には船着き場があり、風情があります。

さらに奥に廊下を進み、階段を上がると離れの看大と次の間があります。
看大の座敷に座るとちょうど目線の高さに如意ヶ岳(大文字山)が見えます。
また庭園の右手奥には久我の妙真寺由来の宝篋印塔 鶴の塔(重文)があり、
次の間の庭の右手には報恩寺由来の八角形石灯籠(重文)があります。



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2012 春の非公開文化財特別公開


写真は、GWの退耕庵 真隠庭。

僕は古文化保存協会の会員(和敬会)ですので、案内が早く来ます。
平成24年 春の非公開文化財特別公開です。

分類の詳細はいつもの通りで、下記に掲載します。
では早速寸評付きで。

B-2 上賀茂神社 4/27~5/6
本殿、権殿と通常非公開のもう1か所の拝観。
例年通りですし、本殿、権殿は通常から拝観可能です。

C-3 大徳寺 本坊 4/27~5/6
方丈、唐門、法堂の公開。
去年秋に続き法堂が公開されます。例年春と秋の2回の公開です。

C-3 大徳寺 真珠庵 4/27~5/6
ここも例年春と秋に加え、もう1回ぐらいやっていることもあるぐらいです。

D-2 清浄華院 4/27~5/6
京都にある浄土宗の本山4つのうちの1つです。
京都御苑の西側にあります。
昨年に続いて春の公開です。

A-1 廬山寺 4/27~5/6
清浄華院の南側にあります。
普段から公開しており、寺宝の公開です。

C-2 下鴨神社 4/27~5/6
大炊殿は通常か公開で、本殿は通常は非公開ですが、春と秋さらに夏にも公開があることもあります(今年は夏もあり)。

A-2 寂光院 4/27~5/6
大原にある建礼門院ゆかりの寺院です。
寂光院自体は通常から公開していますが、書院が初公開だそうです。

E-2 檀王法林寺 4/28~5/6
川端三条の北東にある寺院です。
伽藍内部は通常は非公開です。

B-2 知恩院 三門 4/27~5/31
通常非公開ではありますが、頻繁に特別公開をしています。

E-2 法住寺 4/27~5/7
後白河法王が院政を行った法住寺殿で、当時は大寺院でした。
三十三間堂の向い、養源院の隣りにあります。
事前に予約をすれば、伽藍内も普段から拝観可能ではあります。
平日に行けば、裏手にある後白河法皇陵にも行けます。

E-3 法性寺 4/27~5/6
菅原道真を追い落とした藤原時平の寺院で、当時は大寺院でした。
東福寺のすぐそばにあります。
ここも事前に予約をすれば、伽藍内も普段から拝観可能ではあります。

E-3 東福寺 退耕庵 4/27~5/4
ここも事前に予約をすれば、伽藍内も普段から拝観可能ではあります。
GWは真隠庭のキリシマツツジがきれいに咲くので、超おすすめです。

B-2 東寺 五重塔 4/27~5/6
五重塔初層内部の拝観です。
通常非公開ではありますが、頻繁に特別公開をしています。

D-2 仁和寺 金堂 観音堂 4/27~5/6
国宝の金堂は紫宸殿を移築したものです。
昨年に続いて春の公開です。

以上のラインナップです。

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。

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