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寂光院1 通常拝観(大原散策17)


写真は、寂光院の本堂

建礼門院(平清盛の娘)の隠遁の地といわれています。

参道右手の表門を入ります。
正面に階段があり、右手に寺務所があります。
拝観料は600円で、もみじがきれいな階段を上がっていきます。
途中の左手に鳳智松殿という宝物殿が、さらに右手の門の奥には茶室 孤雲がある庭園があります。

門をくぐると正面に本堂があります。
本堂は2000年に消失し、2005年に再建されたので新しいです。
左手には汀の池があり、その畔に枯死していますが御神木の千年の姫小松があります。
また門の右には秀吉公寄進の鉄燈籠、右奥に四方正面の庭があります。
奥の岩清水を引いた三段の滝を玉だれの泉といい、異なる音色が一つになるように作られています。

この右手廊下から本堂に上がり、由緒の説明や新しいご本尊の六万体地蔵菩薩立像にお参りします。

本堂を出て右手の柴折戸から外に出て直進します。
苔のきれいな広場になっており、この右手に建礼門院御庵室跡の石碑があります。
さらに奥には鉄筋コンクリートの宝物庫があります。

お寺自体はお庭もきれいで風情もいいですが、三千院などの集落からここだけ約1km西に孤立しているのが難点です。




コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (奈良県民)
2015-09-06 23:48:51
行ってきました
写真を見ましたが燃えた地蔵菩薩さまは本当に惜しいですね
地蔵菩薩の中では最も優れた作品の一体だったように見えます
 
 
 
奈良県民さま (amadeus)
2015-09-07 11:52:08
初めまして。

金閣寺の舎利殿や、もっと遡れば相国寺の十七大塔など焼失したものはいずれも惜しいですが、
自分が生まれた後に焼失したものは、一層その気持ちが強いですね。

でも焼失前に観ていたとしても、その時は「ネコに・・・」だったでしょうねどね(笑)。
 
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