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彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

三岳城址訪問

2016年05月02日 | 史跡
井伊家は、井伊谷に居城を構えていましたが、いざ戦が起こった時に守る詰めの城として使われたのは三岳城でした。
古くは南北朝時代に築城され、周囲に支城を配置して遠江北部に大きな守備機能を持ったのです。
東からの敵に対しては、三方ヶ原で戦って敗れたときに逃げ込む城でもありました。

そんな三岳城址に行ってきました。
三岳神社に車で行き、そこから登ります。

険しい階段を上り鳥居が見えます

その上にある本殿の横から城へ…

案内板が目印
浜松市北区になる前の引佐町の頃から物のようです。

山道を登りますが、最初は余裕があります

石碑ら見えたあたりから急に険しい坂道になります

枡形の案内が見つかるまで永遠に続きそうな坂道に倒れかけ…



少し上から桝形を見ると城に入った気持ちになります

またしばらく坂道が続き、巨石が見えるようになります



井伊谷周囲には巨石を多く目にしますが、城にあるとどのように使われたのかがいろいろ妄想できます





この巨石を超えると、本丸までもうすぐ



ついに本丸に到着



ここからは、井伊谷やその奥の浜松市街地、そして浜名湖まで見渡せます


車で、8割辺りまで登った後に登城しましたがまさしく小さな登山でした。
この城は南北朝時代以来何度も戦場になりましたが、攻め手がいかに大変であったのかが実感できました。


・所在地 静岡県浜松市北区引佐町三岳
コメント
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