彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

3月24日25日、彦根城の桜

2021年03月25日 | 彦根城
3月22日に開花宣言が出されたばかりの彦根城の桜。

24日と25日に覗きに行きましたが、まだまだ咲き始めでした。



















途中でひこにゃんも目撃



上から見下ろしてしまいました。


おすすめは、山崎曲輪ですがほとんどお客さんは来られません。








西郷長屋門の前の桜も穴場ですよ。







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2020年12月の雪

2020年12月17日 | 彦根城
令和元年はあまり雪が降りませんでしたが、今年は例年通り12月に雪が積もりました。

16日の彦根中部の雪は道には積もらず田んぼを白く染めたくらいでした。

17日は、正午過ぎもまだ雪が降っていて夜まで降ったり止んだりを繰り返しました。

朝の内に能登川に寄りましたので、まずは雪を被った宗祇像を見学。


正午頃に彦根城に向かってみました。
駅から見れる佐和山城址も雪景色




直政公も寒そうです。




彦根城も雪に染まり




この辺り、スキーができそう(できません!)


玄宮園も雪景色でした。









他の予定で時間がなく、お城には入りませんでしたが、雪とお城は日本らしい風景ですね。

二季咲桜と雪のコラボも綺麗






雪の日に倒れた直弼公の像に雪が積もることに因縁を感じたりもしました。



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夜の彦根城

2020年10月04日 | 彦根城
2020年の秋は様々なイベントが中止になりましたが、野外のイベントは比較的行い易いようで彦根城でも夜に野外でのイベントが行われています。

ライトアップされた天守近くまで行けるイベント




玄宮園の夜の風景を楽しむイベント






そして唯一屋内になりますが、彦根城博物館にある能舞台のライトアップを見学することもできます。

せっかくなので、ひこにゃんを入れることができるアプリで、能舞台で楽しむひこにゃんを撮影。




これらの会場を巡るスタンスラリーでオリジナルの御城印も完成しました。


秋の恒例となりました佐和口多聞櫓のライトアップも楽しめて、夜の彦根城を楽しみ尽くすイベントでした。








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淋しい桜

2020年04月03日 | 彦根城
新型コロナの影響で、桜まつりどころか夜のライトアップまで中止になった彦根城の春。

それでも、桜は季節がやってきたら咲いてくれます。
昨年の台風で倒れた木もありましたが、それにも負けずに頑張っている姿は、何事からも逃げ腰になり問題山積みの市政とは対照的でもありました。






この桜、もっと色んな人に観て欲しかったなぁ。

今年は、博物館も人が少ないのでゆっくり眺めてきました。





意外に気になったのが、博物館入口のショーウィンドウに映る桜でした。
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彦根城の台風被害

2018年09月10日 | 彦根城
台風21号は京滋地域に大きな被害を及ぼしました。
その前の20号も彦根は被害を受けていますので、20号21号と立て続けに彦根城を襲ったことになります。

その被害の一部ですが、21号通過の五日後に見た様子を紹介します。

天守









天秤櫓



佐和口多聞櫓



玄宮園





以前に天守の続櫓の壁が剥がれていたのは直っているのが見れたのは良かったです。

そして木々にも被害が…





彦根城の桜は、今上天皇陛下が誕生された記念に彦根町議が植えたものです。
それが、平成最期の夏の台風で折れるとは…
運命的な物語を感じます。

関連地:彦根市 彦根城
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彦根城のご朱印

2017年10月09日 | 彦根城
彦根城のご朱印が10月9日より新しくなったとの噂を聞いてさっそく貰いにいきました。

よい感じになってますね。
今年の410年祭を記念して作られたご朱印なのですが、以前のものはA5サイズで、ご朱印帳に貼ることができない大きさでした。
・通常サイズのご朱印帳との比較

悪く言えば、「大きければいい」や「多ければいい」と安直に考えてしまう過去の彦根の失敗事例と同じ道を進んでいるようなものでした。

でも、今回は大きさも見直されました。
そして井伊の赤備えを意識したような赤い紙が採用されています。
・こちらもご朱印帳との比較。

・二枚を並べてみた。

前回は無料でしたが、今回は300円となりますが、ご朱印のほとんどは同じ値段ですので値段は問題ないですし、いいのではないでしょうかね。

このご朱印は、表門から博物館に入るところの券場所と同じ並びにある管理事務所で入手できます。


関連地 彦根市 彦根城
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赤く染まる彦根城

2016年05月04日 | 彦根城
2016年のGWの夜は彦根城天守が赤く染まっています…

彦根市といえば彦根城
彦根城といえば井伊家
井伊家といえば赤備え
…というわけで、彦根城と赤備えは近い関係であり、当然ながら彦根市民もそれをよく理解していますが、彦根城を赤くライトアップすることは400年祭以来ありませんでした。

その理由は、400年祭のプレイベントで赤いライトアップを行ったところ、彦根城の白い壁に赤いライトがうまくのりすぎて、「彦根城が燃えているように見える」等の意見が出たからだったのです。

そんな苦い思い出(今でもネットの記事などでこの話は見ることができます…)から約10年。また彦根城が赤く染まりました。
GWのイベントのようですが、今回は中止になっていないところを見ると大きな問題は起きていないのでしょうかね?
レアな赤い彦根城もいいものです。

・いろは松付近より




・滋賀大前付近より





・所在地 彦根市
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二年越しの彦根城

2012年01月01日 | 彦根城
大晦日には、時報鐘で除夜の鐘が打てますので彦根城に向かいました。
23時に鐘の音が響き始めます。
夜ですので、大手門橋は、暗くなっていて、

博物館の前には、お正月飾りがされていました。

時報鐘には多くの人が集まっていました。

しばらく並ぶと、鐘に近付きます…

時報鐘は、2代藩主井伊直孝の時に、嫡男の直滋が鐘の音が城下に響くようにと、彦根城の天守に近い高い場所に設置しました。ですので天守がよく見えます。

直滋の設置した後、12代藩主直亮(井伊直弼の兄)が鐘の音をきれいに響かせるために鋳造時に黄金を大量に溶かした鐘を作らせます。こうして鐘の音は評判になり、現代でも日本の音風景百選に選ばれるくらいの鐘になったのです。

前の人の突く姿をちょっと撮影。いい感じの動きですね…

彦根市民が集まるイベントの一つでもありますので、普通は除夜の鐘は108回ですが、ここでは集まった市民が全員打てるようにして下さっていて、108を越えても響き続けます。
そしてこぶ茶をふるまってもくれましたよ。

そのまま本丸まで登ると、目の前に天守が観えます。

そんなことをしているうちに年明け。

彦根城天守の麓で二年越しとは、彦根の歴史を伝える者として身が引き締まる思いです。


ご存知の方もおられるでしょうが、『どんつき瓦版』は、特別な事情により数年の間紙面発行が極端に減っております。
1月中には、29号を発行予定ですが、その後はまた紙面発行が少なくなるとは思いますが、このブログなどでの活動は続いておりますので、2012年もよろしくお願いいたします。
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石垣の刻印

2009年10月30日 | 彦根城
お城を築城する時に、石垣用の石を集めて管理する事はとても難しい事でした。
そこで、担当者は自分の運んできた石に目印となる刻印を刻んで、他の人が運んできた石と区別をしていたのです。

これは、築城に関わる大名が多いほど管理の為に必要だと思われてきました。

彦根城は、天下普請と言う国家事業だった為、築城に関わる大名が多い城でもあったのですが、不思議と石垣に刻印が見つからなかったのです。

全く無かったのかと言えばそうではなく、管理人が聞いた話では山崎郭の石垣の中にある事と、佐和口多聞櫓の石垣のどこかにある刻印の写真が載った本もあるそうなのです。

しかし、はっきりとした位置は一部の人が知っているか、もしくはもう誰も知らないのか?という世界なのです。

そんな中でもう一ヶ所刻印が見つかりました。


その場所は、玄宮園の囲いにある石垣です。

この写真だけでは分からないので、指さして貰いましょう。


漢字の“六”の字が確認できると思います。
この漢字の意味が何なのか?また玄宮園は四代藩主井伊直興の時に造られた物なので、なぜ藩内だけの事業で刻印が居るのか?
などまだまだ謎が多いですが、彦根城に残る新たな歴史として記録に刻み込まれる物ではないでしょうか?
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台風18号の爪痕

2009年10月08日 | 彦根城
2009年10月7日から8日にかけて日本列島を襲った台風18号で、彦根城にも被害がありました。

城内では天秤櫓の西側の石垣が高さ2m幅6m渡って崩れ、太鼓門櫓の壁も高さ30cm幅2m剥がれ落ちたそうです。
また旧開国記念館の隣の旧木俣屋敷では、木塀が40m以上倒れました。

管理人が確認に行ったのは夜になってからですので彦根城内には入れませんでしたが、旧木俣屋敷の塀を見てきました。
偶々犬の散歩をしていた方が「無くなってる!」とびっくりされて居ました。

《塀があった時の旧木俣屋敷正面》


この写真の向かって左側が最初に紹介した写真の部分です。
無くなってしまった塀の長さが台風の力を物語っていますね。


ちなみに天秤櫓近辺の石垣は修復予定があったそうですし、太鼓門櫓の壁は至急修繕申請をするそうです。
コメント (2)
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