彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

『バンクーバーの朝日』

2014年12月21日 | その他
2014年彦根は映画の舞台になる年だったのでしょうか?
・『偉大なる、しゅららぼん』
・『柘榴坂の仇討』
に続いて、彦根の歴史を語るうえで欠かせない朝日軍のお話が映画になりました。それが『:バンクーバーの朝日』です。



日本がまだ貧しかった時代。多くの日本人が夢を追って海外へと渡航しました。カナダもそんな渡航先の一つだったのです。
しかし、低賃金で長時間動労で働く日本人にそんな夢のような生活はなく、帰国するお金もないままに日本人の街が出来上がり白人から差別を受けていたのでした。
そんな中でもバンクーバーに日本人の野球チーム朝日軍ができ、選手たちは働きながら野球をプレーしていたのです。しかし、体格差が影響し朝日軍は連敗の日々。
時代は支那事変などが起こり日本が戦争を起そうとしていた情勢でもあったために世間の目は日本人に厳しく、試合もフェアではない審判に苦しめられたりもしました。
そんななか、体力差を覆す頭脳プレーを始めた朝日軍は徐々に試合に勝つようになり、そして日本人だけではなくカナダ人も巻き込んでいくのです。


亀梨さんや上地さんが演じていられたのが彦根市開出今町出身の選手です。
これも戦争の歴史なんですね。