彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

いいニャン政誕生

2010年02月23日 | いい彦根藩14ニャン物語
「いい彦根藩・14ニャン物語」として、『どんつき瓦版』が進めている彦根藩主をモデルとしたキャラクターに“いいニャン政”が誕生しました。




ニャン政の産みの親は、彦根市在住のイラストレーターさんです。

井伊直政への思いを聞いてみると、
「直政は唯一髭を生やした方、だから戦国武将のワイルドな姿を強調したかった」
とのことです。
“いいニャン政”を14ニャンの初代として今後…続々と藩主が誕生します。
井伊直政は井伊氏24代(※)、近江彦根の藩祖として関ヶ原の功績により佐和山城に入り、関ヶ原の傷により彦根城を見ることなく亡くなったのです。
(※井伊共保からの数え方は諸説ありますが、今回は彦根城博物館の『研究紀要 第8号』に掲載されていた『井伊家譜』を参考として依頼しました)

イラストレ-ターさんの話にもあるように、井伊直政は彦根藩に関わる井伊家として唯一髭を生やした可能性がある方です(その後は江戸幕府が禁止している)。猫キャラで描かれる猫ヒゲではなく、武将としての髭が描かれたイラストを見せていただいた時に、管理人はその発想に驚かされました。


2010年元旦、井伊家始祖・井伊共保生誕(化現)千年の「井伊家千年記」
2010年、石田三成生誕450年
そして平成22年度2月17日(太陽暦3月4日)は井伊直政生誕450年
彦根に関わった二人の武将は、実は同級生だったのです。

また2011年には大河ドラマ『江 姫たちの戦国』に井伊直政が登場します。井伊直政の記念年と共に新キャラクター“いいニャン政”をお願いします。




○「いい彦根藩・14ニャン物語」とは
『どんつき瓦版』紙面上にて募集している彦根藩歴代藩主のキャラクターイメージです。
紙面上で不定期連載されている「彦根藩歴代藩主物語」の説明や、編集部からの話を元に想像を膨らませていただき、キャラクターを作って下さい。
・絵を描くのが好きな方
・マンガを描くのが好きな方
の参加を編集部はお待ちしています。

地元で絵を描ける方を発掘し、その方の絵が少しでも人の目に触れる機会を持っていただくチャンスになればと思っています。ですので彦根市内に在住在勤在学や、掲載後も直接編集部との連絡が出来る方に限らさせていただきます。

≪『どんつき瓦版』ニャン政誕生のチラシ≫


いいニャン弼

2008年03月20日 | いい彦根藩14ニャン物語
国宝彦根城築城400年祭で、市民ボランティアとして活躍した「ひこねを盛り上げ隊」
その盛り上げ隊の中に所属する『どんつき瓦版』編集部が、6月から始まる『井伊直弼と開国150年祭』の開催前に、「開国150年祭期間中は、開国150年でもあると同時に、井伊直弼が大老に就任して150年でもあるから」という事で、“ひこにゃん”や“しまさこにゃん”を始めとする多くの彦根のネコたちと肩を並べる新しいニャンを登場させました。

それが“いいニャン弼”です。

既に登場している“やちにゃん”のモデルは井伊直弼の次女・弥千代姫ですから、ニャン弼はやちにゃんの父親になりますので、やちにゃんと似たネコキャラになっています(実際、弥千代姫の晩年の写真は豪徳寺にある直弼の肖像画に似ていますし・・・)。

瓦版市民キャラクター“いいニャン弼”の今後の活躍に期待です。
ちなみに命名の由来は井伊家は名前に“直”の字が付きますので、この“直”を“ニャン”に変える事によって井伊家の人々もネコになっていただける様にとの思いが籠もっています。

『どんつき瓦版』では、2008年4月号で大々的に“いいニャン弼”を発表し、それと同時に『いい彦根藩十四ニャン物語』として、まずは歴代彦根藩主のネコを募集する予定になっています。
瓦版編集部で各藩主のイメージを伝え、それに沿って数パターンのポーズをお願いする予定です(いいニャン弼も既に4パターンのデザインが存在します)。

この先、どんなネコたちが登場するのか楽しみですね。