彦根の歴史ブログ(『どんつき瓦版』記者ブログ)

2007年彦根城は築城400年祭を開催し無事に終了しました。
これを機に滋賀県や彦根市周辺を再発見します。

桶狭間古戦場訪問16 桶狭間古戦場伝承地(高徳院)

2016年05月29日 | 史跡
豊明市の桶狭間合戦伝承で今川義元が本陣を置いた地とされているのが高徳院です。

この地には文政年間に歌人の香川景樹が詠んだ句碑もあります。ちなみにこの香川景樹が志茂田景樹さんのペンネームの由来になっています。

また墓所には、松井宗信の墓がありますが、この地で宗信が討たれたために墓が建立されたとのことです。



桶狭間の戦いを調べていると妙に松井宗信の名前をよく見かけます。二俣城主で戦いの時は義元本陣近くで戦い討ち死にしたとのことですが、そのような武将は今川家中には多く不思議に感じています。
一つの考え方としては、子孫が尾張藩に仕えていたからとの説も立てられるのですが、明確な答えにはならない気もしています。

さて、桶狭間古戦場関連値はまだまだありますが、訪問できなかった場所も多く、紹介はここまでです。


所在地 豊明市栄町